アップデート 1.0 – 音楽: 然るべき演奏

この記事は、ぜひこのサウンドトラックを聴いて気分を盛り上げながらお楽しみください。

 

World of Tanks チームの大型プロジェクトである新サウンドトラックの録音を、プラハ交響楽団に依頼しました。このプロジェクトの狙いは、各マップの雰囲気に可能な限り合うミリタリー「戦車」音楽を制作することにあります。そのために、世界中の音楽から着想を得ました。

各トラックの演奏には、本物の民族楽器が使用されています。そして、アメリカのカントリー音楽からインド音楽まで、アフリカ音楽から北欧音楽まで、世界中のほぼあらゆる場所の音楽の特徴が盛り込まれているのです。それらが渾然一体となって、素晴しいサウンドトラックを実現しています。

私たちの作曲家、Andrius Klimk および Andrey Kulik は、現地の音楽家たちの協力を得て、各地の民俗学、音楽、使用されている楽器を研究し、迫真の楽曲を作り上げました。

この新サウンドトラックの録音には、Adam Klemens による指揮の下、プラハ交響楽団・フィルムハーモニックと世界中の約 50 名のミュージシャンが参加しました。Klemens は、様々なビデオゲーム、映画、TV 番組のための楽曲を録音した経験があり、『ゲーム・オブ・スローンズ』の第 4-5 シーズン、『ファーゴ』、『第 9 地区』およびその他多数の作品が含まれます。

トラック毎に固有のテーマがあり、例えば:

  • エンスク: このリズムは、兵士を前線へと運ぶために用いられている列車の車輪のものにマッチしています。
  • エーレンベルク: 鍵となっているテーマは SOS であり、楽曲全体を通じて交響楽団の弦楽器がモールス信号によりそれを表現し続けています。
  • カレリア: この楽曲のベースとなっているのは、教会の鐘の音、そして古いスラブおよびロシアの叙事詩です。そしてこれらの叙事詩に、クラシカルな楽器とヴォーカルによって命が吹き込まれているのです。
  • ルインベルク: 高名なドイツの作曲家、ヨハン・ゼバスティアン・バッハによる「トッカータとフーガニ短調」から着想を得ています。
  • ステップ: 巨大列車砲シュベーレ・グスタフを線路で輸送したという出来事を包み込んでいます。
  • パリ: この楽曲は、戦争で荒廃した都市の雰囲気を伝えています。
  • 修道院: 平和な修道院に侵入し去って行く侵略者の音を聞くことができます。
  • ヒメルズドルフ & マリノフカ: この 2 つのマップについては、既に素晴しかったカルト音楽にフレッシュな新サウンドを加えました。

これら全てに加え、他の楽曲についても今すぐここで聴いて頂くことができます:

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