[動画] 同士討ち(射撃と体当たりの両方)の無効化 

プレイヤーの皆さま

戦闘を純粋に楽しんでいただけるように、またスポーツマンシップに反する行為を減らすためにも、射撃や体当たりによるランダム戦(通常戦、遭遇戦、強襲戦、グランドバトル)での同士討ちを無効にすることにいたしました。さっそく詳細を動画で見ていきましょう。

味方からの射撃――その大半は故意によるものではありません。しかし偶然であっても、砲弾が命中すれば火災の危険性やモジュールが損傷することもあります。そして何よりも精神的なダメージの方が大きいかもしれません。

同士討ちの大半のケースは故意によるものではありませんが、中には意図的に味方車輌を攻撃するプレイヤーがいることも事実です。その中でも最も懸念されるケースは、戦闘で活躍する味方を攻撃する行為です。

従来のメカニズム

同士討ちは昔から『World of Tanks』にあるゲームメカニズムです。よりリアルなゲームプレイを追求した結果であり、またリアルだからこそより没入感が高まると判断し、同士討ちを実装しました。

しかし、時間の経過とともに同士討ちのマイナス面が目立つようになりました。例えば、誰かが味方を攻撃すると、故意のものではなかったとしても、それがきっかけとなって同士討ち合戦になってしまうことがあり、アクセス禁止処分などの重いペナルティが科されることがありました。このような結果は本来「同士討ち」を実装した目的とはかけ離れており、また本意ではありません。

そこで、より快適にゲームをプレイできる環境のためにも、射撃または体当たりによる同士討ちを無効にします。

「同士討ちの無効化」は、フロントライン・モードで検証済みです。アップデート1.6では、ランダム戦(強襲戦、遭遇戦、通常戦、グランドバトル)で同士討ちを無効にします。

ノーダメージ

軽戦車で軽快に走行しているときに、うっかり味方重戦車にぶつかってダメージを受けてしまった。そんな経験はありませんか?アップデート1.6から、味方車輌に体当たりされてもダメージを受けなくなります。

また、射撃した瞬間に味方が射線を横切るケースがあります。不運にも砲弾が味方車輌に命中してしまった場合、ダメージを受けるのは茂みに潜んで射撃した駆逐戦車ではなく、射線を横切った不運な味方です。アップデート1.6からは、ダメージは受けなくなります。

自走砲について

味方の自走砲の砲弾が頭上から降ってきたーーそんな体験をした方も多いのではないでしょうか。同士討ちを無効にすると、味方の自走砲に撃たれてもダメージを受けなくなります。ダメージは受けませんが、スタンはこれまで通り発生します。味方に一切の影響を与える心配がない状況で砲撃できるようになると、敵味方が混在するエリアにノーリスクで砲弾を撃ち込むことができるようになります。そのような状況は戦闘に大きな影響を与えるため好ましくありません。

味方自走砲の砲身に自車輌の砲身を重ねることで味方自走砲にダメージを与えることができる、という問題は完全に解消されます。今後はHE弾が味方車輌の砲身と接触した場合、炸裂せずに通り抜けるようになります。

味方の撃破は不可能か?

今後もプレイヤー名が同士討ちとして青ネームになる可能性がありますが、青ネームステータスを受けるのは、重大な同士討ち行為に限られます。例えば、故意か偶然かに関わらず、味方車輌を崖から押し出して突き落とすような行為は、味方車輌がダメージを受けたり大破したりする可能性があるため、重大行為として扱われます。さらに、味方車輌を横転させる行為も同様です。自走砲に関しては、味方をスタンした回数が多い場合にチーム切るとして扱われます。

チームキルのステータスを受けたプレイヤーは、同士討ちに対しての耐性を失い、味方車輌からの攻撃で撃破されたとしてもペナルティは発生しません。しかし、味方を撃破するとチームの戦力が低下する、という点を忘れないようにしてください。

この変更に伴い、アップデート1.6リリース後にゲームルールを改訂いたします。
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