【アップデート1.26第1回公開テスト】チェコスロバキア軽戦車ルート、搭乗員パークへの変更、などなど

戦車長の諸君!

来たるアップデート1.26は2024年最大規模のものとなる。公開テストではその新コンテンツの一部を一足早く体験できるぞ。中でも注目なのが、新登場のチェコスロバキア軽戦車ルートだ。新車輌の中には、「自動連射砲」と呼ばれる新たなメカニズムを備えた主砲を搭載するものもある。その他にも搭乗員パークのシステムにさらなる変更を加える予定だ。

もちろん新要素はこれだけではない。新たに3つのマップに実装される「ランダム・イベント」や、3つの研究ルートに属する合計18輌へのバランス調整「オンスロート」の新シーズン、そしてランダム戦マップへの大規模な調整など、新コンテンツは多岐にわたる。テストに参加して、ぜひフィードバックを寄せてくれたまえ。

公開テストに登場する新要素はどれも開発段階にある点にご留意ください。テスト内で表示される数値や報酬、車輌の性能、その他の設定はあくまでも開発中のもので、正式リリースに伴い変更が加えられる可能性があります

新たな主砲メカニズムを備えたチェコスロバキア軽戦車

アップデート1.26の目玉のひとつは、チェコスロバキア軽戦車ルートの実装だ。新ルートは VI Škoda T 25 から分岐しており、Tier VIIからTier Xまでの合計4輌で構成されている。どれも軽戦車らしく敏捷性に優れており、敵の側背面に回り込むことを得意としている。

ルートの一番手はTier VIIの Škoda T 17 だ。それ以降の高Tier車輌の顔ぶれは、以下の通りとなっている。

  • Vz. 64 Blesk (Tier VIII)
  • LPT-67 Šelma (Tier IX)
  • Vz. 71 Tesák (Tier X)

Škoda T 17は、動力性能が高く、軽戦車としては頑丈な装甲を備えた1輌だ。だが、このツリーの特徴が色濃く表れるのはTier VIII以降の車輌からとなる。特に大きな違いがTier VIII車輌から搭載できるようになる《自動連射砲》だ。

新登場の主砲は低Tier車輌によく見られる機関砲と似ている点もあるが、以下に挙げられるような固有の特徴を持っている。

  • 【驚異的な発射速度】新軽戦車の主砲は2連装砲になっている。それぞれが交互に絶え間なく砲弾を発射できるため、1分間で数千発もの砲弾を吐き出すことができる。弾倉を交換して装填を行うシステムで、弾倉火力は最大でなんと900HPにも及ぶ。
  • 【比較的低い貫通力】主砲の口径が小さいため、貫通力は決して高くない。ダメージを与えるには、敵装甲の弱点部分をしっかりと狙う必要がある点に注意だ。
  • 【散布界に注意】連射中は、散布界が少しずつ広がっていく。中距離や遠距離からの射撃の際は、連射し続ける時間を短くとどめるのが得策と言える。また「自動連射砲」を搭載した車輌の散布界には、専用のインジケーターが表示される。これにより、連射中の貫通弾の割合が可視化されている。
  • 【近距離戦がカギ】上記の特徴からも分かる通り、この主砲が最も力を発揮するのは近距離で敵の弱点に連続で砲弾を命中させられる状況だ。また標的との距離が近ければ自ずと精度も上がる。
  • 【射撃中の隠蔽率】当然だが連射中は大きな発砲音が鳴り続ける。そのため「自動連射砲」を搭載した車輌の射撃時の隠蔽率は、他の軽戦車よりも低くなる点にも注意が必要だ。

新軽戦車ルートの詳細は、近日公開予定の特集記事で紹介するぞ。それまでは、公開テストで新車輌の乗り心地、いや《撃ち心地》をお試しいただきたい。

搭乗員パーク・システムへのさらなる刷新

ご存知の通り、搭乗員システムの刷新は現在の『World of Tanks』における大きな課題のひとつとなっている。今後もより便利で快適なメカニズムを実現するため、システム全体の構造的な改善に向けた変更を行う予定だ。

今回のアップデートでは、パーク・システムへの刷新を重点的に行っている。現行システムへの変更案が実装された先行テストには、たくさんの戦車兵の諸君が参加してくれた。テストに参加してくれた諸君に改めて感謝の意を表したい。そしてこの度、諸君からのフィードバックを受けてさらなる調整を経た新パーク・システムを公開テストに実装することとなった。

主要な変更点のおさらいは以下の通りだ。

  • パーク数の上限】搭乗員が職能ひとつに対して習得できるパークの数の上限を6つとする(ゼロパークを含む)。7つ目以降のパークの習得にすでにEXPを費やしている場合、補償として搭乗員の国籍に対応した教本が付与される。補償として付与されるEXPは「搭乗員EXP / 4.5」の式に基づいて算出される。
  • 選べるパークの種類】職能ひとつにつき習得できるパークは、特定の職能専用のパーク6種類と集団型パーク3種類の中から選ぶことができる。
  • ボーナス・パーク】複数の職能を兼任する搭乗員は、訓練中のメイン職能の50%の速度で、サブ職能の専用パークを訓練できる。その際、追加のEXPは必要としない。ボーナス・パークとして習得できるのは最大3つまでとなる。
  • パーク適性の制限】砲手が複数いる場合など、同じ職能の搭乗員が複数人存在する場合、その職能用パークが100%効果を発揮するためには、その職能を担当する全搭乗員が同じパークを100%習得する必要がある。
  • 余剰分のEXP】すでに6種類のパークを習得している搭乗員でも、引き続き搭乗員EXPを取得できる。余剰分の搭乗員EXPが一定値(最低100,000EXPから)に達すると、汎用初級教本に変換される。この方法で入手できる教本の数に制限はない。

また、先行テストでのフィードバックを受けて、5種類のパークの効果に調整を加えている。調整内容は以下の通りだ。

パーク 先行テスト アップデート1.26
Emergency 敵のダメージを受けてから15秒が経過するまで「職能適性」へのボーナス7.5%増加させる。効果は累算されない。 敵のダメージを受けてから15秒が経過するまで「職能適性」へのボーナス5%増加させる。効果は累算されない。
高速照準 照準速度2.5%上昇させる。 照準速度と砲塔の旋回速度2.5%上昇させる。
Reliable Placement HE弾から受けるダメージの軽減率7.5%上昇させる。落下による被ダメージを30%低下させる。 HE弾から受けるダメージの軽減率10%上昇させる。落下による被ダメージを30%低下させる。
Signal Interception 自車輌が被発見状態にあると判明するまでの時間0.5秒短縮する。 自車輌が被発見状態にあると判明するまでの時間0.75秒短縮する。
能率的収納 消耗品のクールダウン時間7.5%短縮する。 消耗品のクールダウン時間10%短縮する。


さらなる進化を遂げたパーク・システムを公開テストでぜひ体験してほしいシステムへの変更点と新システムの仕組みはゲーム内でも確認できるようになっている。

大規模な車輌のバランス調整

パーク・システムへの刷新と並んで行われているのが既存車輌へのバランス調整だ。調整の狙いは、既存車輌を現在のゲーム環境に適応させることにある。今回の調整内容は以下の通りだ。

  • 3つの研究ルート
  • 調整対象となるルートで研究できるモジュール
  • 車輌の初期モジュール構成
  • プレミアム車輌5輌

それぞれの調整内容については、特集記事で紹介する予定だ。本記事では、調整の概要をおさえておくこととする。

調整を加える3つの研究ルート

今回、3つの研究ルートに属する通常車輌に調整を加えている。調整の焦点となるのは、それぞれのTier X車輌だ。対象となったルートの車輌は、長い間性能に変更を加えておらず、プレイヤー内での人気が下がりつつあるものとなる。そのため、どの車輌にも上方修正が加えられる。調整はTier Vから始まり、Tier Xまで及ぶぞ。

詳しい変更については、公開テストのパッチノートで確認できる。

車輌モジュールへの変更

  • 車輌への調整に合わせて、対象ルートの車輌モジュールの数や組み合わせにも変更が加えられる。変更はTier V以上の車輌のモジュールが対象だ。ただし例外として、 X K-91 ルートは Tier VI以上からが対象となる。これらの調整は、新規プレイヤーが研究ルートを進むうえでのプロセスを、より快適で分かりやすいものにすることを目的としている。
  • したがって、性能が低いモジュールツリーから取り除かれることとなる。これには、ゲームプレイの快適さの妨げとなっていた史実モジュールも含まれている。また、引き続き研究できるモジュールの多くにも、性能面での上方修正を加える予定だ。調整されるモジュールの中には、新しいメカニズムが追加されるものもある。これにより、モジュール研究のプロセスがより直感的に理解できるようになるはずだ。

ツリーから取り除かれたモジュールはすべて「倉庫」に送られます。これらのモジュールは、売却できるほか、別の車輌に搭載できるようにもなります。ただし、 V AMX ELC bis 主砲のひとつに関しては、ゲームから完全に削除されます。

当該の主砲が車輌に搭載されている場合、新しい初期主砲に換装されます。当該の主砲が「倉庫」にある場合、購入費用と同額のクレジットで売却されます。

初期モジュール構成への改善

今回のバランス調整の対象となっている3つのルートの車輌の研究をより快適なものにするため、当該ルートに属する車輌の初期モジュール構成に改善を加える予定だ。改善の内容は車輌によって異なり、大幅な上方修正を受ける車輌もあれば、修正が小規模なものもある。ただし共通して言えるのは、どの車輌も上方修正を受けるということだ。

実装されてから時間が経ち、現在のゲーム環境にそぐわない一部の初期モジュールに関しては、より性能が高い新しいモジュールと交換されることとなる。これらの変更により、新しく車輌を研究した際、初めから最上位のモジュール構成にしなくとも、より快適なゲームプレイが担保されるようになるはずだ。

一部のプレミアム車輌への上方修正

最後にプレミアム車輌への修正に関するお知らせだ。今回、ゲームプレイの質の向上のため、5輌のプレミアム車輌に上方修正を加えることとなった。調整内容は以下の通りだ。

上方修正が加わるプレミアム車輌の一覧

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詳しい変更については、公開テストのパッチノートで確認できる。

新たな「ランダム・イベント」

「ランダム・イベント」の対応マップも引き続き増やしていくぞ。アップデート1.26より、以下のマップで「ランダム・イベント」が発生するようになる。

ピルゼン

  • 工場の崩壊】マップ中央に位置する工場に爆撃が行われる。これにより、崩落した屋根を遮蔽物として使うことができるようになり、新たな交戦ポイントが生まれる。
  • 走行する列車】マップの一端から列車が発射し、マップ全体を走り回る。列車は遮蔽物として使うことができるため、列車が移動する度に、その地点に新たな遮蔽物が生まれることになる。

マリノフカ

  • 航空機の墜落】丘の上に航空機が墜落する。飛び散った墜落機の部品が当たり、風車が大破する。

カレリア

  • 爆撃による地すべり】岩石地帯の一角が爆撃を受ける。これにより、地すべりが起こり、射線が通らなくなるエリアが生まれる。

マップのバランス調整

車輌へのバランス調整と同じく、マップへの調整も引き続き行っていく。調整により、さまざまな車輌タイプで、よりプレイしやすくなっているはずだ。ランダム戦に登場する8つのマップが今回の調整の対象になっている。特に大きな調整を行ったのが「マンネルハイム線」だ。以下で変更点を確認してほしい。

  • 水辺の地形への調整】K6エリアからJ7エリアにある水辺の地形に変更を加えている。これにより、西側チームの車輌がより安全に射撃ポジションを確保できるほか、逆に東側チームがこれらの地点を制圧できれば、敵陣地に向けての進軍がしやすくなっている。
  • 東側チームの偵察ポジション】D5エリアにある軽戦車の偵察ポジションに改善を加えた。これにより、反対側のE4エリアにあるポジションと同じように、より安全な偵察が可能になっている。一方で、西側チームの中戦車が射線を通せるようにもなっている。
  • 防衛ポジションの弱体化】東側チームの陣地付近にあった強力な防衛ポジションを弱体化している。B8エリアにあった崖際の樹木が取り除かれたほか、「竜の歯」の一部が取り除かれ、崖に沿って敵陣地側に進入しやすくなっている。

「マンネルハイム線」へのその他の調整

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これ以外にも、以下のマップに調整を行った。「マンネルハイム線」と比べると調整の規模こそ小さいものの、重要な変更であることに変わりはない。

オイスター・ベイ

  • 新たな重戦車用の移動経路】F6エリアに、複数の遮蔽物を追加している。どれもさまざまな距離での撃ち合いに使うことができ、敵との距離を詰める際に役に立つ。
  • 洞窟の開通】F6エリアの岩に洞窟を追加している。これにより、中央エリアと北側エリアを行き来できるようになり、立ち回りの幅が広がっている。
  • 海辺の地形への調整】D3、C3、C4エリアに広がる海辺に起伏を追加している。稜線が増えたことにより、中戦車の移動エリアおよび交戦エリアが広がった。

「オイスターベイ」へのその他の調整

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前哨地

  • 新たな重戦車ポジション】B1~B2エリア、C1~C2エリア、そしてA3~B3エリアに重戦車が撃ち合いを行えるポジションを追加している。
  • 建物の追加】B3エリアに建物を追加し、中央の城郭エリアからの射線を通らなくなるようにした。

「前哨地」へのその他の調整

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湖の村

  • 茂みの削除】B1エリアの茂みを削除している。これらの茂みは、自走砲の発見を難しくし、北側チームに大きなアドバンテージを与えていた。

「湖の村」へのその他の調整

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その他にも、以下のマップに軽微な調整を加えている。

  • ストゥジャンキ
  • ステップ
  • ツンドラ
  • 修道院

調整の一覧

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【オンスロート】シーズン「アジュール・マンティコア」

「オンスロート」の新しいイヤーが開幕するぞ。今度のテーマは「マンティコア」、ライオンの胴体と人間の顔を持つとされる伝説上の怪獣だ。「マンティコア・イヤー」は2025年の中盤まで続く。今までのイヤーと同様、3つのシーズンで構成され、共通の進捗システムが用意されている

アップデート1.26のリリースに伴い、新しいイヤーの最初を飾る「アジュール・マンティコア」が開幕する予定だ。「オンスロート」モード自体にも以下のような変更が加えられるぞ。

レーティング・ポイントへの変更

  • よりシンプルな進捗システムを目指して、レーティング・ポイントの取得ルールに変更を加えている。進捗をよりスムーズなものにするため、ポイントの増減に調整を加えており、ランク「アイアン」での進捗の難易度が大幅に下がっているほか、ランク「ブロンズ」では中程度、ランク「シルバー」ではやや進捗の難易度が下がった。

与ダメージの変動幅の減少

与ダメージの変動幅が+/-25%から+/-12%に減少している。

こちらの変更は、あくまで「オンスロート」のシーズン「アジュール・マンティコア」専用の仕様となります。この仕様を次のシーズン以降でも継続するかどうかは、シーズンの結果や皆さまからのフィードバックを受けて、シーズン終了後に判断いたします。

「オンスロート・ライト」のパラメーター調整因子への変更

調整因子 ランダム戦 前のシーズン シーズン「アジュール・マンティコア」
車輌HP なし +25% +650HP
被発見状態の持続時間 10秒 3秒 4秒
内部モジュールへのダメージ なし なし −30%
エンジンの火災発生率 10~20% 10~20% 0%

「オンスロート」専用ショップのラインナップ

  • 専用ショップに新登場のボンズ拡張パーツ「Stealth Exhaust Unit」が追加される。ランク「シルバー」に到達すると購入できるようになるぞ。

年間報酬

  • 各シーズンが終了すると、そのシーズンの最高到達ランクに応じて専用リソース「Onslaught Color」が手に入る。集めた「Onslaught Color」は年間報酬と交換できるぞ。「マンティコア・イヤー」でも、シーズンごとに取得できる「Color」は最大で6枚となっている。つまり、イヤーを通して18枚の「Onslaught Color」を集めれば、すべての年間報酬を手にすることができるというわけだ。
  • 年間報酬には、限定2Dスタイルや改良型拡張パーツと試作拡張パーツと交換できるトークン、バッジ、IGNストライプのほか、目玉報酬として限定搭乗員1組と専用3Dスタイルが付いたTier X報酬車輌「Stinger」が含まれている。本車輌は X T57 Heavy Tank の特別バージョンで、外観にカッコいいアップグレードが施されているぞ。

使用マップへの変更

  • ヒメルズドルフ」が「オンスロート」に再び登場するぞ。マップにはいくつかの変更が加えられている。その他、「ムロヴァンカ」と「ライヴオーク」も使用マップに追加する。

「オンスロート」で使用できる新たな車輌

以下の車輌を「オンスロート」で使用できるようになる。

消耗品への改善

ゲームプレイをより快適なものにするための試みとして、アップデート1.26より、大小の「修理キット」と「救急キット」に改善を加えることとなった。

現在、小型と大型の消耗品は似た効果を持っている一方で、小型消耗品は比較的不便な仕様になっている。例えば、「修理キット(小)」または「救急キット(小)」しか搭載していない場合、激戦の最中に、修理するモジュールや治療する搭乗員を選ぶ必要があることが多い。これはプレイヤーの戦闘中のパフォーマンスを下げる要因のひとつとなっていると言っても過言ではない。

そこで、以下の変更を加えることとする。

  • 「修理キット(小)」と「救急キット(小)」: 今後、小型の消耗品は現在の大型の消耗品と同じ効果を持つようになる。つまり、キーを押すだけですべてのモジュールの修理、あるいは搭乗員の治療を行ることができるようになる。戦闘中に消耗品を使うモジュールや搭乗員を選ぶ必要がなくなるというわけだ。
  • 「修理キット(大)」、「救急キット(大)」、「自動消火装置」: これらの消耗品は発動時の効果に変更はないものの、クールダウン時間が90秒から60秒に短縮される。一方で、修理速度の10%増加といった、追加ボーナスは、大型の消耗品にしか付与しなくなる点に注意だ。

発動時の効果が変わっても、「修理キット(小)」および「救急キット(小)」の価格変更はありません。また、大型の消耗品の価格についても同様です。ただし、大型の消耗品のほうが性能が良い点はこれまでと変わりありません。負けられない1戦の前には、大型の消耗品を搭載しておくことをおススメします。

新たな消耗品「Quality Fuel」と「Excellent Fuel」

燃料系の消耗品にも変更を加える予定だ。まず、「100 オクタン・ガソリン」、「105 オクタン・ガソリン」、「レンドリース・オイル」、「高級オイル」といった既存の燃料系の消耗品をすべてゲームから削除し、代わりに新たな消耗品「Quality Fuel」と「Excellent Fuel」を追加する。新しい消耗品はそれぞれエンジン出力と砲塔の旋回速度に+5%と+10%のボーナスを付与する。また、ゲーム内の全車輌に搭載できるようになっている。

「速度制限装置の解除」の削除

加えて、消耗品「速度制限装置の解除」もゲームから削除する。この消耗品は、ソ連と中国車輌専用のもので「105 オクタン・ガソリン」の上位互換にあたる存在で、他の国家の車輌に対するアドバンテージを得られるようになっていた。だが、新消耗品「Excellent Fuel」の実装に伴い、不要になるため、すべてのアカウントから削除する予定だ。

削除対象となる消耗品の購入のために支払ったクレジットは、全額補償されますのでご安心ください。消耗品への一連の変更は、消耗品をよりプレイヤーにとって便利なものにし、戦闘のパフォーマンスを向上することを目的としています。

消耗品への一連の変更は、消耗品をよりプレイヤーにとって便利なものにし、戦闘のパフォーマンスを向上することを目的としています。

「WoT Plus」への変更

月額制サブスクリプション・サービスの「WoT Plus」に新たな特典を追加するぞ!

今回追加するのは「拡張パーツ選択アシスト」だ。「WoT Plus」の利用プレイヤーは、特定の車輌で拡張パーツを選択する際、その車輌に最も多く搭載されている拡張パーツのセットを確認できるようになる。表示されるセットは、サーバーごとに収集されたデータに基づいており、どの組み合わせが車輌の性能を最大化できるかが可視化されるという仕組みだ。表示されるデータはランダム戦に基づいているほか、通常の拡張パーツ、ボンズ拡張パーツ、そして改良型拡張パーツのデータが集計されている。

公開テストでは、ゴールドを支払うことで「WoT Plus」を利用できるようになっている。ゴールド庫や搭乗員教育プログラム、アテンダンス報酬、2連装砲を搭載した限定車輌 VIII TS-54 のレンタルといった特典に加え、新特典もこの機会にぜひ試してみていただきたい。

バトルパス・シーズンXV

アップデート1.26より、「バトルパス・シーズンXV」が開幕するぞ。このシーズンは今年の11月末まで続く。「シーズンXV」は2024年最後のバトルパスとなる。1年間コツコツ貯めてきた「バトルパス・トークン」を使って、 IX TT-130M IX TS-60 といった報酬車輌をはじめとする限定報酬を手にする最後の機会だ。

シーズンのテーマは、お馴染みのイベント「Waffenträger」。天才発明家Max von Kriegerの若かりし日の物語を追いながら、今まで語られることのなかった秘密を紐解いていくぞ。シーズンを通して入手できる報酬には、イベント「Waffenträger」からインスピレーションを得たカスタマイズアイテムが多く含まれる。中でも限定の3Dスタイルは必ず手に入れておきたい代物だろう。

『World of Tanks』公開テスト

「公開テスト」とは、公式リリースの前に次のアップデートで実装予定の新コンテンツを試すことができるテスト・サーバーのことを指す。テストに参加すると実装が予定されている新機能、新たなゲームモードや車輌、その他の変更点などを一足先に試すことができる。さらに、気になった点について開発チームにフィードバックを送ることができるのもメリットのひとつと言える。そして、開発チームにとっても、受け取ったフィードバックを基に問題点を早期に発見して、正式リリース前に対処できるというメリットがある。つまり、双方にとっていいこと尽くしなのが「公開テスト」だ。

  • 公開テストの参加方法
  • 初めてテストに参加する場合は?
  1. 【参加条件】Wargaming.net Game Center(WGC)および最新の公開テスト用クライアントをインストール済みなこと、またWargaming.netアカウントを所有していること。(テスト・サーバー内の進捗は、UTC2024-07-2920:00:00時点での正式サーバーでの進捗に準拠)
  2. テスト用クライアントのダウンロードとインストールの手順
    • インストーラーを実行して、メインのゲーム・ファイルの保存場所とは別のフォルダーに「公開テスト」のファイルを保存する。
    • WGCのドロップダウン・メニューで「公開テスト」を選択する。
  3. 【テストを起動】テスト・サーバー用のアカウントにあらかじめ付与された大量のリソースを駆使して新機能をテストする。フィードバックもお忘れなく!

    【重要】公開テスト用のアカウントのゲーム内進捗は、正式サーバー上の2024年7月30日時点での進捗に基づいており、それ以降の進捗は反映されません。詳しくはWargaming.net Game Centerガイドよりご確認ください。

テスト用のクライアントのダウンロードとインストールの手順

テスト用クライアントのインストーラーをDL

  • テスト用クライアントのインストーラーを実行する。
  • 普段『World of Tanks』のファイルを保存しているファイルとは別のインストール用フォルダーを選択する。
  • WGC上部のドロップダウンメニューから新しくインストールされたテストクライアントを選択する。
  • これでテストに参加できる。フィードバックも忘れずにお送りいただきたい。

WGCについての詳しい情報はWargaming.net Game Centerガイドで確認してくれたまえ。

テストへの参加が初めての場合は、公開テスト、サンドボックステスト、そしてスーパーテストに関する詳細ガイドもぜひチェックしておくと良いだろう。

テストガイド

パッチノート

変更一覧(以下英文)

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アップデート1.26の正式リリース日が近づいたら、より詳細な情報をお伝えする。公開テストで大規模アップデートを一足早く体験してほしい。諸君からのフィードバックを待っているぞ!

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