【公開テスト】アップデート1.23.1

戦車長の諸君!

街はすっかりクリスマス一色だが、『WoT』に冬休みはない!次なるアップデートに向けてさらなる新コンテンツがやってくるぞ!今回の目玉は何と言っても新たな日本重戦車ルートだ。Tier V~Xまでの合計6輌で構成されている。中でも高Tier車輌は革新的な新メカニズム「砲身冷却システム」油気圧サスペンションを搭載しているぞ。

さらに7対7での白熱した戦闘を楽しめる「オンスロート」モードが帰ってくる。ボンズで様々なアイテムを購入できる専用のゲーム内ショップも再び登場だ。その他にも、「フロントライン・エピソード4」やバランス調整が施された11輌の低Tier車輌など、最新要素を体験してくれたまえ!

 
 

公開テストに登場する新要素はどれも開発段階にある点をご留意いただきたい。テスト内で表示される数値や報酬、車輌の性能、その他の設定はあくまでも開発中のもので、正式リリースに伴い変更が加えられる可能性がある

新たな日本重戦車ルート

日本技術ツリーに新たに追加される6輌はどれも重戦車らしく撃ち合いを特徴とする一方で、「Type 5 Heavy」へと続く既存の日本重戦車ルートの車輌とは、一味も二味も違うぞ。まず目につくのはその見た目だ。近代化が進んでおり、傾斜装甲やスムーズな形状を特徴としている。さらに新ルートの高Tier車輌は、新登場の「砲身冷却システム」とお馴染みの「油気圧サスペンション」というふたつの革新的なメカニズムを備えている点にも注目だ。

新ルートはTier IV「Type 1 Chi-He」から分岐する。

一番手はTier V Mitsu 108だ。ソ連の「T-28」からインスピレーションを得て、3基の砲塔を持っているが、「T-28」と比べて装甲が強化されている。

「Mitsu 108」の性能

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1輌目の紹介が終わったところで、残りの車輌も見ていこう。

Tier VI: Type 3 Ju-Nu

装甲がより頑丈になった「Chi-To」の強化型戦車だ。日本版「Tiger I」が設計のベースになっている。

「Type 3 Ju-Nu」の性能

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Tier VII: Type 4 Ju-To

これまでの設計案をさらに発展させた1輌で、装甲の傾斜がきつくなり、追加装甲板が取り付けられている。主砲の仰俯角が−10/20度と非常に広く、通常AP弾の分間ダメージが高いのが特徴だ。

「Type 4 Ju-To」の性能

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Tier VIII: Type 57

「Type 57」から、このルート最大の特徴とも言える新メカニズム「砲身冷却システム」が搭載されるようになる。この新メカニズムにより、通常の射撃モードのほかに、射撃精度が上がったもうひとつの射撃モードで砲撃を行うことができるようになっているぞ。

「Type 57」の性能

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ここで新メカニズムの仕組みを簡単に紹介しておこう。

砲身冷却システム

砲身冷却

  • 他の車輌と同じく、砲撃を行った直後の「Type 57」の主砲の砲身は熱を帯びている。
  • 砲撃後、時間が経つにつれて砲身が冷却され、装填完了から一定の時間が経過すると散布界が縮小される。
  • 散布界が縮小は次に砲撃を行うまで持続する。

射撃精度の向上時のエフェクト

  • 砲身が冷却され、射撃精度が向上した状態になると、普段の照準サークルとは別にふたつ目のサークルが表示される。
  • このふたつ目の照準サークルが射撃精度が向上している際の散布界となる。

照準プロセス

  • 砲身の冷却が済み、ふたつ目の照準サークルが表示されると、追加で照準を絞る時間が必要となる。
  • ただし、照準を絞りきる前であっても必要に応じて砲撃を行うこともできる。

戦術的な選択肢

このメカニズムのおかげで、以下のような選択肢から状況に応じた立ち回りを取ることができるようになっている。

  • 若干の射撃精度の向上を犠牲にして、分間ダメージを優先する
  • 手数を犠牲にして、より高い精度での砲撃を優先する

Tier IX: Type 68

車体装甲には頼れない一方で、砲塔は頑丈なため、起伏のある地形で車体を隠しながら撃ち合う「ハルダウン」との相性が良い1輌だ。

「砲身冷却システム」に加えて、「油気圧サスペンション」も搭載しており、標準時で−8/20度の仰俯角をさらに−12/24度にまで広げることができるようになっている。稜線での撃ち合いでは無類の強さを発揮するぞ。

「Type 68」の性能

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Tier X: Type 71

「Type 71」は新ルートの頂点に君臨する1輌で、頑丈な前面装甲と高い機動性を両立している。強靭な砲塔装甲は、ハルダウンをした際に真価を発揮するように設計されているぞ。また、先行車輌と同じく「油気圧サスペンション」を搭載しており、主砲の仰俯角を広げて、起伏のある地形でさらなるアドバンテージを得ることができるようになっている。一方で後退速度は平凡な点と、側面装甲が薄い点に注意だ。

「Type 71」の性能

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日本重戦車の立ち回りについては特集記事で詳しく紹介する予定だ。ぜひとも公開テストで体験して感想や印象をお聞かせ願いたい。

【フロントライン・エピソード4】変則的なシナリオを体験せよ!

「フロントライン」を12月21日から22日までプレイできる。

今回一足早くプレイできるのは変則的なシナリオ・システムでの戦闘を試すことができるようになっている「エピソード4」だ。少し前の「フロントライン」で、使用できる「戦闘リザーブ」がランダムに決まるシナリオ「運命の悪戯」が実装されたのを覚えているだろうか?「エピソード4」では、このシナリオ・システムがさらに多様になるぞ。

具体的には、どの戦闘でもシナリオが以下の3種類の中から、ランダムに選択される。

  1. 通常戦: その名の通り、通常の「フロントライン」のシナリオだ。
  2. 作戦支援(名称変更の可能性あり): このシナリオでは「戦闘リザーブ」のクールダウン時間が短縮され、より頻繁に使用できるようになる。これにより、より動きのある戦闘が実現するとともに、個人とチームが取りうる戦術の可能性が大いに広がるぞ。
  3. 運命の悪戯: このシナリオでは、特定のランクに到達すると、様々なカテゴリーと車輌タイプの「戦闘リザーブ」から、ランダムに選ばれたふたつの「リザーブ」を選択して使用できる。この運要素、いや《運命の悪戯》により、刻一刻と変わる戦況への適応がしやすくなる。また、同じ種類の「リザーブ」が選択された場合、効果が上昇するといった専用メカニズムも用意されている。出撃前にガレージで特定の「戦闘リザーブ」をスロットにセットしておくと、その「リザーブ」が戦闘中に選択肢として表示される確率を上昇させることができる。

その他にもシナリオ「運命の悪戯」では、「戦闘リザーブポイント」を使用して「リザーブ」を購入すると、戦闘でその「リザーブ」が出現した際のレベルを予め1段階上げておくことができ、最大で4レベルにすることができる点も忘れてはいけない。

「エピソード4」では、これら3種類のシナリオがランダムで選択される。数戦プレイすれば、どのシナリオも一度は試せるはずだ。

変則的なシナリオ・システムにより、お馴染みの「フロントライン」の試合展開に多様性を持たせるとともに、戦術的な選択肢の幅を広げ、どの戦闘でもより新鮮な戦いを楽しめるようになるはずだ。

【オンスロート】シーズン「クリムゾン・ペガサス」到来!

12月23日からは「オンスロート」でプレイできるようになる。

さらに、アップデート1.23.1の実装に合わせて、「オンスロート」のシーズン「クリムゾン・ペガサス」が新たに開幕するぞ。年間報酬を目指す猛者たちの旅はまだまだ続く。激戦を戦い抜き、実力を証明した者は、以下のような限定アイテムを手に入れることができる。

  • 美しい配色が特徴的な新登場の2Dスタイル
  • 専用の3Dスタイルとカスタム搭乗員が付属するポーランドTier X中戦車「CS-63」

また次のシーズンでは、以下のような変更も加えられるぞ。

  • 限定アイテムを購入できるをボンズ専用ショップが復活!今シーズンより、ボンズ使って購入できる限定アイテムのゲーム内ショップがリニューアルオープンする。ショップでは、高い精度を誇る中国駆逐戦車「114SP2」や、貴重な拡張パーツ「高性能装甲材」などの豪華アイテムを購入できる。
  • 新マップが登場!刷新された「ヒメルズドルフ」をはじめ、「オイスター・ベイ」、「ストゥジャンキ」、「前哨地」がモード専用マップに追加されるぞ。どのマップも「ランダム戦」とは異なる仕様で登場する。新たな戦術的可能性を探るにはもってこいだ!
  • 新たな「パラメーター調整因子」を追加!既存の2つの「パラメーター調整因子」に加え、新たな3つを追加する。登場する「パラメーター調整因子」は以下の通りだ。
    パラメーター
パラメーター 調整因子
NEW! 100 mでの散布界 0.15 m 縮小
NEW! 被発見状態の継続時間 10秒から3秒に短縮
NEW! 強制発見範囲 50mから25mに短縮
車輛HP 25%増加
消耗品クールダウン時間 90秒から45秒に短縮

これらの「パラメーター調整因子」は「オンスロート」モード専用のもので、他のゲームモードに登場することはない。どれも最初の戦闘から自動的に有効になる。

公開テストに参加して、新シーズン「クリムゾン・ペガサス」の開幕に備えよ!

低Tier車輌のバランス調整

アップデート1.23.1でも引き続き車輌へのバランス調整を進めることに重きを置いている。今回は合計11輌の低Tier車輌が調整の対象となる。性能に微調整を加えることで、『World of Tanks』を始めたばかりの初心者でもプレイしやすいゲームにすることが狙いだ。同時に、ベテランプレイヤーにとっても、お馴染みの車輌での戦闘の中に新たな楽しみを見つけられるだろう。現在バランス調整が加えられる予定になっている車輌は以下で確認できる。

  • Tier II
  • Tier III
  • Tier IV

チャット機能の最適化にも着手しているぞ。

『World of Tanks』クライアントのパフォーマンスを向上させつつ、今後も新機能の実装を進めていくため、ゲーム内の一般チャットを廃止することとなった。これにより、リソースをより適切に配分し、ゲーム体験を継続的に向上させることができる。

ゲームのさらなる進化のためにご理解いただきたい。

  • 公開テストの参加方法
  • 初めてテストに参加する場合は?
公開テストの参加方法

公開テストに参加するには、Wargaming.net Game Center(WGC)最新の公開テスト用クライアント、そして参加登録の締切日(以下を参照)以前に作成されたアクティブWorld of Tanksアカウントが必要となる。

参加条件

日本時間2023年12月12日06:59以前にアクティブWorld of Tanksアカウント作成を行っているプレイヤーであれば誰でも参加可能だ。

テスト用のクライアントのダウンロードとインストールの手

テスト用のクライアントのインストール手順

  • テスト用クライアントのインストーラーを実行する。
  • 普段『World of Tanks』のファイルを保存しているファイルとは別のインストール用フォルダーを選択する。
  • WGC上部のドロップダウンメニューから新しくインストールされたテストクライアントを選択する。
  • これでテストに参加できる。フィードバックも忘れずお送りいただきたい。

WGCについての詳しい情報はWargaming.net Game Centerガイドで確認してくれたまえ。

初めてテストに参加する場合は?

テストへの参加が初めての場合は、公開テスト、サンドボックステスト、そしてスーパーテストに関する詳細ガイドもぜひチェックしておくと良いだろう。

テストガイド

パッチノート

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