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戦車長の諸君!
アップデート1.21の第1回公開テストが始まるぞ。注目の内容には、ルールを大きく変えてプレイしやすくなった「STEEL HUNTER」モード、「フロントライン」モードの新たな砂漠マップと新メカニズム、そしてゲーム内で通算成績を確認できる「実績」画面の改良などが含まれる。
本記事ではその概要を紹介するぞ。
モード | 体験できる期間 |
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フロントライン2023 | 2023年5月11日~2023年5月13日 |
STEEL HUNTER REBORN | 2023年5月14日~2023年5月17日 |
オンスロート(クリムゾン・グリフォン) | 2023年5月16日~2023年5月17日 |
今回の公開テストで体験できる新コンテンツのひとつが、「STEEL HUNTER REBORN」モードだ。
「REBORN」の名を冠しているのは単に新たに生まれ変わったからではないぞ。なんとついに「STEEL HUNTER」モードにリスポーン機能が実装されるのだ。また、既存車輌のバランス調整や物資を落とすAI車輌の登場にも注目してほしい。もちろん、「STEEL HUNTER」モードである以上、バトルロイヤルの基本コンセプトは変わらない。とはいえ、まだ本モードや、あるいは戦車そのものに慣れていないプレイヤーにも優しい仕組みになっているはずだ。ベテランプレイヤーにとっては、これまでとは展開や立ち回りの異なる戦闘を楽しむチャンスとなるに違いない。詳細を説明しよう。
リスポーン機能 |
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「STEEL HUNTER REBORN」モードでは、車輌が大破しても特定の条件が満たされればリスポーンできてしまう。ソロモードは、たとえ撃破されたとしても、戦闘開始からまだ5分が経過していなければ自動的に安全な場所から再出撃できる。 一方、小隊モードでは、戦闘開始から8分が経過するまでであれば、大破した味方をリスポーンできるるようになっている。ただし、リスポーンできる回数はデュオあたり最大2回までに限られ、また敵と交戦している場合は、交戦を停止して10秒が経過しないと味方をリスポーンできないという制限が設けられている。リスポーンに成功すれば、味方が自分のすぐそばに復活する。リスポーンに成功した場合の詳細は以下のようにまとめることができる。
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AI車輌「Marauder」 |
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「STEEL HUNTER REBORN」モードでは、マップ上の特定の箇所に「Marauder」と呼ばれるAI車輌が登場する。実際のプレイヤーと比べればまったく全く恐れるに足らないものの、撃破に成功すれば戦闘EXPやアイテムをドロップしてくれる。 以下の3種類が存在し、それぞれに立ち回りのパターンが決まっている。
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マッチングシステムの変更 |
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豊富な経験や知識を備えたベテランプレイヤーが有利になりやすいのは、ゲームの宿命といってもいいだろう。しかし、多人数で構成されるチーム制ならばともかく、ソロで戦わなければならないいわゆる《バトロワ》系のゲームで、始めてからまだ日が浅いプレイヤーがベテランプレイヤーと同じ戦場に放り込まれるのはあまりにも過酷すぎる。 そこで、「STEEL HUNTER REBORN」モードには、新たなマッチングシステムが導入される。モード内で記録した成績をベースに実力が比較的近いプレイヤー同士がマッチするように調整されるため、経験や実力を問わず広く誰もがより楽しめるようになるはずだ。 |
進捗システム |
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「STEEL HUNTER REBORN」モードには、当然、独自の進捗システムと嬉しい報酬が用意される。進捗システムを制覇して報酬を入手する条件は、簡単なデイリーミッションの達成だ。 |
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公開テストで表示される報酬は、あくまで暫定的なものに過ぎない。モードが実装される際の報酬と同じではない可能性がある点にご留意いただきたい。 |
視認システム「STEEL HUNTER REBORN」モードでは、従来の「視認コーン」メカニズムが廃止される。要するに「ランダム戦」モードをはじめとするお馴染みの全方位型のメカニズムが採用される、ということだ。モードに慣れていないプレイヤーでも、敵やアイテムを探すうえで戸惑うことが少なくなるだろう。 |
アップデート1.21で登場予定の「フロントライン」モードには、チーム内の誰かが「大将」に昇格するたびに全プレイヤーの搭乗員の能力に1.5%のボーナスを加算するメカニズムの実装が検討されている。「大将」になれるプレイヤーの数はチームあたり10名までに制限されており、理論上は最大で15%の追加ボーナスをアンロックできることになる。
「戦闘リザーブ」についても変更が予定されており、今後は種類を問わず、それぞれ「大尉」と「少佐」に昇格した際に、すべて同時にレベルIIまたはレベルIIIに強化される。
個別具体的な「戦闘リザーブ」にも調整が行われ、「野戦修理」を発動すると全モジュールを即座に修理できるようになる。
また「地雷原」で設置できる地雷は設置から3秒が経過していないと起爆せず、この間に敵が触れてもダメージを与えられないよう変更される。
貴重な時間を割いてテストに参加してもらう以上、今回の公開テストには以下の報酬を用意している。
以上の報酬を入手できるのは、アップデート1.21の全公開テストを通してそれぞれ1回ずつのみとなっている。カウントの対象となるのはランク「軍曹」に到達した戦闘のみとなる点に注意してもらいたい。報酬は最後の公開テストが終了してから7日以内にアカウントに配布する予定だ。
アップデート1.21では、ガレージの「実績」タブにも改良が加えられる。インターフェースのデザインが変わるだけでなく、時に《パソレとは違う謎レート》などとも呼ばれる《WTR》が追加され、さらにはアンロックした勲章をカスタマイズできるようになる。
表示される統計データも種類が増加し、従来の総戦闘数や平均与ダメージといった数値に加えて、最大防ダメージ、最大アシスト、最大与ダメージ、総撃破数など新たなデータも表示されるようになる。以下の画像を参考にしてほしい。
中央に表示されているレーティングが「パーソナルレーティング」から「World of Tanks Rating(通称WTR)」に変更されている点にも要注目だ。この「WTR」をベースにして以下のカテゴリーが導入される。
それぞれのカテゴリーにさらに3段階のレベルが用意され、全プレイヤーが「WTR」に応じて合計15段階のレベルのいずれかに振り分けられる。レベルが上がると画面中央に表示される勲章の色やデザインが変わるため、視覚的に大まかな実力やサーバー内での位置を把握できるようになるわけだ。
従来の「実績」画面に表示される「パーソナルレーティング」は、平均与ダメージや勝率といった限られた共通の基準に基づいて算出され、実際に使用する車輌の特徴や立ち回りの違いは考慮に含めない。これに対して「WTR」は、車輌毎にレーティングの算出に用いる基準やその比重が異なり、まず個々の車輌を操る実力を相対的に数値化したうえで、プレイヤーの総合的な実力を算出する。ざっくり言えば、《弾受けを求められる重戦車の場合は阻んだダメージを重視》したり、《チームの目となる軽戦車の場合はアシストに大きな比重》を置いたり、といった具合だ。「実績」タブに表示される「パーソナルレーティング」と「セッション統計」の「全車輌」タブや「車輌別」タブに表示される「WTR」がすべて異なるのはこのためだ。ちなみに、「全車輌」タブにはプレイヤー自身の「総合WTR」が、「車輌別」タブには「車輌別WTR」が表示されている。
「車輌別WTR」の算出に用いられる可能性があるのは、以下のパラメーターだ。
「実績」画面が改良されれば、「パーソナルレーティング」と「WTR」の違いに頭を悩ませる必要がなくなるほか、自分やフレンドの実力、あるいは成長度を視覚的に把握できるようになり、初心者にとっても特定の数値が高いのか低いのか分かりやすくなる。
ちなみに言うまでもないことかもしれないが、「WTR」は戦績に直接左右される。実力が伸びれば「WTR」も上がるものの、適当にプレイしていれば下がってしまうこともある点にはくれぐれも注意してほしい。
新たな「実績」タブでは、わずか数クリックで表示する勲章を変更することもできる。これまでは表示できなかったお気に入りの勲章やレア度の高い実績を他のプレイヤーに対して見せつける絶好の手段だ。
公開テストでは、「バトルパス・シーズンXI」も体験することができる。ただし、「コレクション・ギャラリー」も含めて報酬の内容はあくまで暫定的なものに過ぎない。
モードが実装される際には変更される可能性がある点にご留意いただきたい。
これだけ強調するのは、テストの主眼が「バトルパス」の基本的なメカニズムではなく両報酬ルートの内容に置かれているためだ。「ベース報酬」には試作拡張パーツが、「リッチ報酬」にはゴールドが新たに含まれている。
ステージを進めるにつれて「バトルパス・トークン」が手に入り、2023年に開催される「バトルパス」の全シーズンを通して集めたものを、Tier IX車輌 IX BZ-58-2 と IX KPz 3 Projekt 07 HK を含む貴重な報酬と交換できる点は、これまでと変わらない。
公開テストへの参加とフィードバックをお待ちしている!
公開テストに参加するには、Wargaming.net Game Center(WGC)、最新の公開テスト用クライアント、そして参加登録の締切日(以下を参照)以前に作成されたWargaming.netアカウントが必要となる。
参加条件
日本時間2023年5月5日06:59までにWargaming.netアカウントを作成されている方であればどなたでもご参加いただけます。
テスト用クライアントのダウンロードとインストールの手順
WGCについての詳しい情報はWargaming.net Game Centerガイドで確認してほしい。
テストへの参加が初めての場合は、公開テスト、サンドボックステスト、そしてスーパーテストに関する詳細ガイドもぜひチェックしておくと良いだろう。
ガレージの「実績」タブのUIを改善し、貴重な勲章をカスタマイズできるように調整。
タブに最大防ダメージ、最大アシスト、最大与ダメージ、総撃破数を追加。
中央に表示されているレーティングを「パーソナルレーティング」から「World of Tanks Rating(通称WTR)」に変更。WTRはブロンズ、シルバー、ゴールド、エース、レジェンドの5つに分かれており、それぞれのカテゴリーにさらに3段階のレベルが用意され、必要なWTRに応じて到達可能。
以下を追加
ドイツ
スーパーテスト用の車輌に「Kampfpanzer 07 P(E)」を追加
イギリス
スーパーテスト用の車輌に「GSOR 1010 FB」を追加
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