戦車長!間もなくアップデート1.20の第2回公開テストが始まるぞ。
今回の公開テストでは主に車輌バランスの調整に取り組んでいる。ツリーやTierごとに分けて部分的に調整されている車輌もあれば、性能にいくつかの変更点を加えた車輌もある。それでは詳細を見ていこう。
注意: 車輌に関する調整は最終的なものではなく、公開テスト終了後に変更する場合があります。
高Tier車輌に関する変更点
情報を収集し分析した結果、「Centurion Action X」と「Rheinmetall Panzerwagen」の性能が、同Tierに属する他車輌と比較すると性能不足なっている。性能付属は使用率に影響しているといっても過言ではないだろう。そこで今回、この2輌の特徴を変えることなく強化する考えに至った。両車輌とも、火力が改善される予定だ。
装填時間に調整を加え、8.6秒から8秒へ短縮する。車体もしくは砲塔が移動している際の散布界も改善する。さらに、最高速度を53 km/hから55 km/hへと変越した。
装填時間を9秒から8秒に短縮し、照準時間は1.6秒から1.4秒に短縮した。100mでの散布界は0.36mから0.33mへ変更した。車体もしくは砲塔が移動している際の散布界も改善する。
注意: また、これらの変更をツリー上にある周辺車輌のパラメータと整合させるため、以下の車輌の散布界にも変更を加えた。
「T57 Heavy」と「Rinoceronte」に関しては他の重戦車と対等に戦えるが、改善の余地があると考えた。これらの車輌は、戦闘でより良いパフォーマンスが発揮できるよう、僅かな改良が施した。
後退速度を12 km/hから14km/hへ変更した。照準時間は2.9秒から2.7秒に短縮する。車体及び砲塔が移動する際の散布界も改善される。
後退速度を12 km/hから15km/hへ変更した。ほかにも砲塔装甲をより厚くし、HEAT弾の弾速を向上した。
Tier VI~VII車輌に関する変更点
また、後述のTier VI~VII中戦車にも調整を加えた。ランダム戦での使用率が低下しているため、戦場で活躍できる車輌にすることで再び関心を得るのが目的だ。
調整が加えられたTier VI~VII車輌
展開これらの車輌は主に射撃精度、機動性、生存性を向上する。詳細については後日別の記事で公開する予定だ。
Progetto M40 mod. 65、T110E3、AMX M4 mle. 54とその他周辺車輌に関する変更点
これらはのTier X車輌はいずれも大きな欠点はなく、十分戦力になる性能を備えている。どれも使いこなせればひと際目立った活躍が期待できていたはずだ。事実、ランダム戦はもちろん、「オンスロート」でも圧倒的な人気を誇り、敵部隊も相当手を焼く車輌となっていた。
この3輌にも全体バランスを保つために若干の弱体化を行う。しかし、性能調整後も強力な車輌であることに変わりはなく、大きく使用感が異なるような事は無いだろう。
後退速度を23 km/hから20km/hに変更した。車体上部を薄くし、移動もしくは砲塔旋回に伴う散布界を拡大させた。
装填時間と照準時間を長くし、車輌HPと視認範囲を減少させた。
前回のバランス調整で性能を強化した結果、同Tierの中で似た使用感を持つ重戦車において、一段と高い人気を誇っていた。ランダム戦はもちろん、「オンスロート」モードでよく目にしたことだろう。「AMX M4 mle.54」は主に「130mm/45 Model 1935」砲の散布界、装填時間、照準時間に調整を加えた。
注意: また、これらの変更をツリー上にある周辺車輌のパラメータと整合させるため、以下の車輌の散布界にも変更を加えた。
第2回公開テストに参加して、車輌性能の変更についてぜひフィードバックを送って欲しい。
- 公開テストの参加方法
- テストへの参加は初めてか?
公開テストに参加するには、Wargaming.net Game Center(WGC)、最新の公開テスト用クライアント、そして参加登録の締切日(以下を参照)以前に作成されたWargaming.netアカウントが必要となる。
参加条件
日本時間2023年1月18日06:59以前にアカウント作成を行っているプレイヤーであれば誰でも参加可能だ。
テスト用クライアントのダウンロードとインストールの手順
- テスト用クライアント・インストーラーを実行する。
- 普段『World of Tanks』のファイルを保存しているファイルとは別のインストール用フォルダーを選択する。
- WGC上部のドロップダウンメニューから新しくインストールされたテストクライアントを選択する。
- これでテストに参加できる。フィードバックも忘れずに頼むぞ!
WGCについての詳しい情報はWargaming.net Game Centerガイドから確認できる。
テストへの参加が初めての場合は、公開テスト、サンドボックステスト、そしてスーパーテストに関する詳細ガイドもぜひチェックしてくれ!
パッチノート
展開主な変更点
バトルパス
バトルパス・シーズンXのコレクションアイテム(2D、3Dスタイルや搭乗員、デカール、勲章)をゲームに追加。
車輌に関する変更点
ソ連
Т-43
- サスペンション「T-43」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 25% 減少
- サスペンション「T-43 mod. 1943」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 27% 減少
- 主砲「85 mm D-5T-85BM」搭載時の、砲塔旋回に伴う散布界の拡大を 43% 減少
A-44
- 主砲「107 mm ZIS-6」搭載時の、100mでの散布界を 0.45m から 0.43m へ変更
- 砲塔「A-44」と主砲「107 mm ZIS-6」搭載時の、砲塔旋回に伴う散布界の拡大を 25% 減少
- 主砲「107 mm ZIS-6」搭載時の、照準時間を 3.4秒 から 2.9秒 へ変更
ドイツ
Spähpanzer SP I C
- 主砲「90 mm D921 F1」搭載時の、砲塔旋回に伴う散布界の拡大を 38% 減少
- 主砲「90 mm Mecar」搭載時の、砲塔旋回に伴う散布界の拡大を 38% 減少
- 砲塔「Spähpanzer SP I C PT I」と主砲「90 mm D921 F1」搭載時の、装填時間を 10 秒 から 8.5 秒 へ変更
- 砲塔「Spähpanzer SP I C PT II Rh.-Nr. WK-G2」と主砲「90 mm D921 F1」搭載時の、装填時間を 9.5 秒 から 8 秒 へ変更
- 主砲「90 mm Mecar」搭載時の、装填時間を 9 秒 から 7.5 秒 へ変更
HWK 12
- サスペンション「HWK 12」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 38% 減少
- サスペンション「HWK 12 verbessert」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 29% 減少
Rheinmetall Panzerwagen
- 移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 29% 減少
- 100mでの散布界を 0.36m から 0.33m へ変更
- 車体旋回に伴う散布界の拡大を 20% 減少
- 装填時間を 9秒 から 8秒 へ変更
- 照準時間を 1.6秒 から 1.4秒 へ変更
Tiger (P)
- 砲塔「Tiger (P) Neuer Turm」と主砲「8,8 cm Kw.K. 43 L/71」搭載時の、砲塔旋回に伴う散布界の拡大を 25% 減少
- 砲塔「Tiger (P) Neuer Turm」と主砲「8,8 cm Kw.K. 43 L/71」搭載時の、装填時間を 8.6秒 から 7.7秒 へ変更
- 砲塔「Tiger (P) Turm Nr. 1」と主砲「8,8 cm Kw.K. 43 L/71」搭載時の、装填時間を 9.1秒 から 8.2秒 へ変更
- 砲塔「Tiger (P) Neuer Turm」の前面装甲を強化
- 砲塔「Tiger (P) Turm Nr. 1」搭載時の、車輌HPを 1,350HP から 1,400HP へ変更
- 砲塔「Tiger (P) Neuer Turm」搭載時の、車輌HPを 1,400HP から 1,500HP へ変更
アメリカ
T95
- 主砲「155 mm AT Gun T7」搭載時の、装填時間を 18.3秒 から 19秒 へ変更
- 主砲「155 mm AT Gun T7」搭載時の、照準時間を 2.5秒 から 2.7秒 へ変更
- 視認範囲を 380m から 360m へ変更
T110E3
- 装填時間を 17秒 から 18秒 へ変更
- 照準時間を 2.5秒 から 2.7秒 へ変更
- 視認範囲を 390m から 370m へ変更
- 車輌HPを 2,050HP から 1,950HP へ変更
T57 Heavy Tank
- 移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 12% 減少
- 照準時間を 2.9秒 から 2.7秒 へ変更
- 後退速度を 12km/h から 14km/h へ変更
フランス
ARL V39
- 主砲「90 mm AC DCA 45」搭載時の、装填時間を 9秒 から 7.5秒 へ変更
- 前進速度を 42km/h 45km/h へ変更
AMX 65 t
- 砲塔「AMX 65 t bis」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 12% 増加
AMX M4 mle. 51
- サスペンション「AMX M4 mle. 51」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 12% 増加
- サスペンション「AMX M4 mle. 52」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 14% 増加
- 主砲「127 mm/54 Model 1948」搭載時の、照準時間を 2.3秒 から 2.5秒 へ変更
AMX M4 mle. 51 FL
- 移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 14% 増加
- 前進速度を 40km/h から 35km/h へ変更
AMX M4 mle. 54
- サスペンション「AMX M4 mle. 54」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 33% 増加
- 主砲「130 mm/45 Model 1935」搭載時の、100mでの散布界を 0.33m から 0.36m へ変更
- 主砲「130 mm/45 Model 1935」搭載時の、砲塔旋回に伴う散布界の拡大を 40% 増加
- 主砲「130 mm/45 Model 1935」搭載時の、装填時間を 13.4秒 から 14秒 へ変更
- 主砲「130 mm/45 Model 1935」搭載時の、照準時間を 2.2秒 から 2.5秒 へ変更
イギリス
Comet
- サスペンション「A34」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 25% 減少
- サスペンション「A34A」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 27% 減少
Centurion Mk. I
- サスペンション「Centurion Mk. I」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 27% 減少
- サスペンション「Centurion Mk. III」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 30% 減少
Centurion Mk. 7/1
- サスペンション「Centurion Mk. 7」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 30% 減少
- サスペンション「Centurion Mk. 9」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 33% 減少
Centurion Action X
- 移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 29% 減少
- 砲塔旋回に伴う散布界の拡大を 33% 減少
- 装填時間を 8.6秒 から 8秒 へ変更
- 前進速度を 53km/h から 55km/h へ変更
スウェーデン
Ikv 90 Typ B
- 主砲「9 cm kan m/F」搭載時の、100mでの散布界を 0.36m から 0.32m へ変更
- 主砲「9 cm kan m/F」搭載時の、照準時間を 2.3秒 から 2秒 へ変更
イタリア
Prototipo Standard B
- サスペンション「Prototipo Standard B I」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 11% 増加
- サスペンション「Prototipo Standard B II」搭載時の、移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を12% 増加
Progetto M40 mod. 65, Progetto M40 mod. 65 BB
- 移動および車体旋回に伴う散布界の拡大を 29% 増加
- 車体前面の装甲厚を減少
- 後退速度を 23km/h から 20km/h へ変更
Rinoceronte
- 砲塔前面装甲を強化
- 砲弾「с.с. 127/54 Mk. 411」の弾速を 22% 増加
- 後退速度を 12km/h から 15km/h へ変更
修正・改善された問題点
- 「サービス」と「ボンズ用アイテム」にある拡張パーツ「高性能装甲材」のコストを変更