【アップデート1.18】マップの大規模バランス調整

戦車長!

ご存じの通り、『World of Tanks』の「ランダム戦」モードには数多くのマップが登場する。新マップの追加等によってそのラインナップが変わるのはもちろん、実装済みのマップにも必要に応じて調整が加えられているが、来たるアップデート1.18では、ベルリン」、「ヒメルズドルフ」、「珠江」、「ムロヴァンカ」など、合計14種類のマップに改良を加えることとなった。大幅な刷新を行うマップから小規模な変更または一部のバランス調整に留まるマップまで変更内容は様々だ。公開テストでは、変更内容を実装に先駆けて体験した上でフィードバックを寄せられるようになっている。ぜひとも公開テストに参加して、他のプレイヤーよりも一足早くマップ知識を集めながら、諸君らの声を聞かせてほしい。

大規模なマップ調整

今回、大規模な変更が加えられるマップは全部で6つだ。主な変更点については以下で確認してくれたまえ。

インタラクティブ画像 — ミニマップ上に表示されたアイコンにマウスをかざすと簡単な情報が表示されます。各アイコンはあくまで参考情報にすぎず正確な位置とは異なる場合もある点にご注意ください。実際の詳細は異なる可能性があります。
氷河
珠江
ヒメルズドルフ
ベルリン
レッドシャイア
ムロヴァンカ

機動性が低い車輌でも従来よりも安全に航空母艦方面へ移動できるように、D1~D2およびE1~E2エリアに遮蔽物を追加しました。

反対側と同様の理由でB5~B6およびC5~C6エリアにも遮蔽物を追加しました。

南側チームの自走砲が南西の曲がりくねった小路で戦う味方に火力支援を行いやすくなるようK6エリアに変更を加えました。マップの反対側にも同様の変更を加えています。

中央エリアに向かう小路でハルダウンしたり、中央エリアを掌握しやすくなるように遮蔽物として活用できる小さな岩を追加しました。

南側チームの中戦車と軽戦車が陣地から中央に向かうルートのバランス調整として、中央エリアに向かって伸びる小路に改良を加えました。道幅が広がったことで中央一帯へアクセスしやすくなっているほか、とり得る選択肢も増加しています。

マップ中央方面へよりスムーズに下れるようにE8エリアの傾斜に変更を加えました。

丘を登りやすくなるよう地形に変更を加えました。

D9~D0エリアに窪みを追加しました。北側チームは、城塞の裏側のポジションを確保しやすくなるほか、南側チームから攻撃を受けた際に防衛や退却を行いやすくなっています。

E9エリアに北側チームがハルダウンできるポジションを追加しました。南側チームに戦線を押し上げられても迎撃しやすくなっています。マップの反対側にも同様の変更を加えています。

E9エリアの城塞の形状に変更を加えました。車体を隠したまま側面装甲のみを見せて撃ち合いやすくなっています。また両チームの攻撃の妨げになっていた城壁を取り除きました。

立ち回りやすさを改善するため遮蔽物を変更しました。具体的には、橋の反対側から迫りくる敵の迎撃や川の対岸の味方への火力支援を行いやすいようにスペースを追加しました。反対側にも同様の変更を加えています。

敵の進軍を食い止める際に用いるエリアを拡大しました。

車輌がより動きやすくなるように建物と建物の間のスペースを拡大しました。

C6エリアにあるバルコニーの形状に変更を加えました。C5エリアのバルコニーと同様の立ち回りが可能になっています。

北側チームの車輌がD6~D7の偵察ポジションから安全に退却するためのルートを追加しました。

重戦車が墜落した飛行船へ移動するルートに変更を加えました。これまでよりも中央からの射線が通りにくくなっています。

B9エリアにある北側チームの狙撃ポジションに変更を加えました。墜落した飛行船の下にある重戦車の交戦地点に向けて射撃を行えるポジション周辺の樹木の数が減り、発砲時に発見される可能性が高くなっています。

西側のマップ境界線沿いのエリアに変更を加えました。重戦車および中戦車が動くための十分なスペースが追加されています。

C3、D2、F2、G2エリアの地形に変更を加えたほか、遮蔽物を追加しました。この変更により機動性の低い車輌でもこれまでより安全に以上のエリアに移動できるようになっています。またE3とF3エリアの地形に変更を加えました。交戦ポイントの稜線を遮蔽物として活用しやすくなっています。

F8エリアの地形に変更を加えました。南側チームの車輌が移動中に極めて早い段階で発見されてしまう可能性が低下しています。

H9エリアの地形に変更を加えました。K9エリアから攻撃を受けても森林内の交戦ポイントを防衛しやすくなっています。

敵車輌がどのポジションから攻撃してきているか分かるように茂みの一部を除去しました。

ゲームプレイの改善

その他のマップにも改善を加える。上記のマップへの変更と比べると規模は小さいものの特筆すべき点が複数存在すする。以下にまとめたので確認してほしい。

1. ゴーストタウン

H7およびC7エリアにそれぞれ建造物を追加した。重戦車の主要な交戦地点にいる重戦車部隊がマップ境界線に構えた駆逐戦車から狙撃されるリスクが低下しているはずだ。

E7およびF7エリアの建造物の位置に変更を加えた。

2. パリ

H7エリアに遮蔽物としてバルコニーを追加した。戦闘開始直後にE3の狙撃ポジションから重戦車の交戦地点であるJ7エリアに向かう重戦車部隊に射線を通すことのできる区間および時間が短縮しているはずだ。バルコニーは車輌を一部あるいは完全に隠す遮蔽物として活用できるほか、バルコニーそのものの中に侵入することもできる。

G6エリアの角地にある建造物が同エリアの端にくるよう建造物の位置に変更を加えた。

3. 修道院

従来はE5エリアで本来は侵入できない一帯に登れてしまう場合があったが、この不具合を修正した。

マップの一部へのバランス調整

その他、マップの一部のみに実施したバランス調整を以下にまとめてある。

1. 湖の村

G7エリアの遮蔽物の位置に変更を加えた。この偵察ポジションから市街地エリアの敵車輌の偵察ができるようになっている。またマップ中央への偵察がしやすくなるよう茂みを追加した。

南側チームの車輌が稜線に沿って動けるようF2エリアの地形に変更を加えた。

2. カレリア

A3とC1エリアにそれぞれある岩の距離に変更を加えた。

岩の形状も変わっているほか、B4エリアでの立ち回りの選択肢を増やすために茂みを追加した。

3. エル・ハルフ

A1エリアに岩を追加した。南側チームがハルダウンしてAラインの敵に攻撃するためのポジションとして活用できる。北側チームにもよく似たポジションを追加してある。

4. のどかな海岸

J7エリアで水に落ちてしまった車輌が陸地へ復帰できるように変更を加えた。

5. ジークフリート線

「強襲戦」の出撃地点に変更を加えた。攻撃チームはこれまでより広いエリアを制圧できるようになっているはずだ。また占領サークルが市街地エリアの中心により近づくようサークルの位置に変更を加えた。

A6エリアの地形に変更を加えた。

6. ムロヴァンカ

「遭遇戦」において占領サークルを制圧する際に活用できるポジションのバランスを調整するためE3~F4エリアの陣地の位置に変更を加えた。

7. レッドシャイア

「強襲戦」における両チームの陣地および出撃地点に変更を加え、防衛チームのポジションが改善されるようバランスを調整した。

公開テストに参加すればアップデート1.18が正式に実装される前に、一足早く変更が加えられたマップを体験することができる。それぞれマップで新たな立ち回りや戦術を取ることができるようになっているはずだ。アップデートが実装されたら進化を遂げたマップで戦い、フィードバックを寄せほしい!

「ランダム戦」のマップには今後も変更を加えていく予定だ。さらなる進化を期待していてくれ!

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