新しくなった照準インターフェース

戦車長!

アップデート1.16.1の公開テストを体験できていない戦車長の為に、新しい照準インターフェースについて説明しよう!

照準インターフェース

アップデート1.16.1では敵車輌に照準を合わせた際の表示にも改良を加える予定だ。簡単に言えば、今後は敵車輌の輪郭だけでなく射線が通っているかどうかも視覚的に把握できるようになるほか、輪郭の表示方法そのものも変更される。どちらも戦闘パフォーマンスに大きく影響しうる変更だ。詳しく見ていこう。

射線上の障害物

茂みなどを挟んでいると、これまでは敵車輌の輪郭しか把握することができなかった。だが今後は射線上に障害物が存在する場合は砲弾が貫通できるかどうかに応じて表示が切り替わるようになる。

  • テクスチャー(命中すると砲弾の貫通力が減退すだけで貫通自体は可能な障害物): 薄い壁など破壊可能な障害物が当てはまる。障害物に命中しても貫通力が減退するだけで貫通しうるAP弾、APCR弾、あるいはHE弾を選択している場合のみが対象だ。HEAT弾は命中と同時に爆発してしまうため対象には含まれない。
  • シェーディング(貫通できない障害物): 破壊できない家屋、岩石、稜線、あるいは大破した車輌などが当てはまる。

射線上に貫通可能な障害物と貫通不可能な障害物の両方が存在する場合には後者が優先され、「シェーディング」形式で表示されることになる。

貫通できない障害物からクロスヘアを動かしてからシェーディングが消えるまでには0.33秒のわずかな猶予を設けてある。そのため射線が通っている箇所とそうでない箇所を見分けるのに困らないはずだ。

マップ上のオブジェクトの中には砲弾が命中すると一定の視覚効果を生ずるものの貫通判定には全く影響しないものが存在する。干し草の山や木製のフェンスが典型例だ。こうしたオブジェクトは貫通に影響しないため「シェーディング」形式で表示されることはない

車輌の輪郭

従来はクロスヘアを合わせると車輌の輪郭全体が表示されていた。この輪郭の中には命中判定のない機関砲なども含まれているため正確に狙って砲弾を放ってもダメージを与えられないことがあり、豪華な3Dスタイルが次々と実装されるにつれてこうしたケースがますます増えている。

車輌の輪郭の表示そのものにも変更を加えるのはこのためだ。一言でいえば、今後は視覚的な輪郭ではなく命中判定のある箇所の輪郭のみが表示されるようになる。車輌によっては主砲も含まれる。サスペンションは例外なく表示されるぞ。

この変更によりこれまでよりもダメージを与えやすくなるはずだ。

【重要】

デフォルトでは射線上の障害物の表示と命中判定のある輪郭の表示はともにオフになっている。オンにするには以下の操作が必要だ。

  • 設定メニューの「照準」タブを開く。
  • 新たに追加される「Outlining」タブを開く。
  • Simplified」のボックスをクリックする。

射線上に存在する遮蔽物の表示もこちらで切り替えることができる。貫通できる場合は「Texture」を、貫通できない場合は「Shading」を選択すればいい。

重要

これらの設定をオンにする場合、PCのパフォーマンスが低下する場合があるので注意してほしい。

新しい照準インターフェースを駆使しよう!

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