戦車長の皆さん!アップデート1.13が配信されます!
今回のアップデートにはHE弾の新メカニズムや対自走砲用の新メカニズムなど、様々なコンテンツが含まれます。この記事では新しいコンテンツの概要をいくつか紹介しています。
正式公開前にアップデート1.13を事前にダウンロードすれば、スムーズに最新バージョンへ移行できます!
車輌のバランス調整
アップデート1.13でも、引き続き車輌のバランス調整を行います。アップデート1.12.1では4輌のTier VIIIプレミアム車輌の調整を行いましたが、今回は特徴的な1輌の駆逐戦車と、国籍の異なる3輌の軽戦車が調整の対象となります。その特徴がさらに発揮されるように性能に変更が加えられます。また、一部のプレミアム車輌についても、現在、バランス調整のためのスーパーテストを実施しています。以下では、現段階での決定事項をお伝えいたします。
アメリカ軽戦車M41A3 Walker Bulldogの近代化改修車輌にあたる VIII M41D は、これまで以上に積極的に動き回りながら偵察を行えるようになります。最大速度と後退速度が僅かに上昇するほか、視認範囲が390 mから410 mに拡大されます。
イギリス軽戦車 VIII FV1066 Senlac も、視認範囲が400 mから410 mに拡大されるほか、射撃精度も向上します。これまで以上に積極的な立ち回りができるでしょう。
VIII T92 は、標準砲弾と特別砲弾の貫通力がともにわずかながら向上します。ダメージを与えられる可能性が上昇するため、攻撃的な立ち回りを行う際には今まで以上のポテンシャルを発揮できるに違いありません。
軽戦車に加え、待ち伏せ型の駆逐戦車 VIII ISU-130 のエンジン出力と砲の旋回可能範囲にも変更を加えております。また、通常弾と特別砲弾の貫通力、通常弾とHE弾の弾速もそれぞれ向上させており、より戦いやすくなっております。
「グローバルマップ」の報酬車輌として登場した以下の6輌についても、性能に変更が加えられます。
Tier X車輌のM60と121Bについては、すでに数年前にバランス調整が行われていますが、今なお改善の余地が残されています。どの車輌も基本的な立ち回りに変化はないものの、性能の調整の結果、期待される役割をより効率的に果たせるようになるはずです。1輌ずつ具体的に見ていきましょう。
M60は、砲塔装甲が強化され、近距離から中距離の撃ち合いでさらに力を発揮できるようになるはずです。
121Bも砲塔装甲が強化されたほか、車体上部の装甲厚も増加します。加えて、装填速度も短縮され、分間ダメージがわずかに上昇します。最大前進速度と最大後退速度も向上します。
また、Tier VII~VIII報酬車輌にもバランス調整が実施されます。これらの車輌は、種類や入手の機会が増えたことに伴い、戦場で目にする機会も多くなっています。そこで、ゲームバランスへの影響を調整するため、以下の変更を行います。
The Chieftain/T95は、主砲の安定性が向上するほか、装填時間も短縮され、これまで以上に快適に射撃を行えるようになります。視認範囲とエンジン出力も改善されます。
The KV-4 Kreslavskiyは、車輌HPが増加するほか、防盾横も含めた砲塔の前面装甲が強化されます。また、エンジン出力の向上に伴い、最大前進速度も上昇します。潜在的な生還率を上昇させる変更と言えるでしょう。
IS-5とT23E3にも若干の変更が加えられます。両者ともに主砲の安定性が上昇するほか、俯角が–5度から–7度に改善します。
標準画面
代替画面
どのモードにも、概要はもちろん、ルールや報酬に関する詳しい説明が用意されています。モードによっては進捗状況を確認することもできます。
マップ「ミンスク」のバランス調整
プレイデータや皆さまからお寄せいただいたフィードバックに基づき、マップ「ミンスク」の改良を行います。すでに確認されているバランス上の問題に対処し、戦闘の興奮度を高めるため、視覚的にも様々な変更が加えられます。
まず、季節が秋に移り変わります。この変更により、マップ上の特定のエリアで視界が悪い問題が改善しています。また、射撃時に邪魔になることの多かったオブジェクトが削除されたほか、上空を飛び交うヘリコプターや戦闘機の数も調整されています。集中を乱されてしまうことがなくなるはずです。
さらに、皆さまのご要望にお応えして、マップ中央を流れるスヴィスロチ川の水位を低下させてあります。
そのため、起伏はもちろん、渡河できるルートも増えています。従来よりも素早く狙撃ポジションを目指して陣地変換を行うことができます。
歴史的な正確性にはこれまで通りできる限りの注意を払っていますが、以上の変更によって、マップ「ミンスク」は車輌タイプを問わず今まで以上に楽しみやすい形に変貌を遂げているはずです。チーム一丸となって様々な戦い方をお試しください!
UIの改善
今回のアップデートでも、人気MODにインスパイアされた便利な新機能が追加されます。まず、両チームの車輌毎の残りHPをプレイヤーリストとミニマップの双方で確認できるようになります。また車長カメラ機能など、俯瞰視点をより見やすくする機能が2つ実装されます。1つは、俯瞰視点でのズーム倍率をマイナス方向へ拡大できる機能で、より広い視点で周囲を確認できます。さらにもう一つは、これまでに無かった視点で周囲を見渡せる機能です。上空から自車輌を見下ろすような視点で、障害物の裏を覗き込むような形で確認できるため、普段とは一味違った視点で戦況を把握し、新たな攻撃の機会や迫り来る危険を発見することができます。
以上の新機能は、どれもゲームの設定メニューでON/OFFを切り替えることができます。
設計図の交換オプション
設計図のメカニズムにも変更が加えられます。パーソナルミッション「第2戦線」で、同盟関係にある国家の国別ピースであれば1:6の比率で交換することができるようになります。
例えば、中国車輌の研究を進めている際に中国車輌用の国別設計図のピースが足りなくなってしまったとします。この場合、同盟関係にあるソ連の国別ピースが6個あれば、中国車輌用の国別設計図のピース1個と交換できます。
交換オプションにより車輌設計図のピースを作成する場合、同一の国家の国別ピースしか使用できない点にご注意ください。たとえば、中国車輌の設計図のピースを1個作成するのに中国の国別ピースが10個必要なのにもかかわらず、5個しか持っていないとします。この場合、不足分の5個だけをソ連の国別設計図のピース30個で補うことはできません。ソ連車輌用の国別設計図のピースだけで60個必要になります。
各国の同盟関係は以下のリストでご確認ください。
- Alliance: ポーランド、イギリス、アメリカ
- Bloc: ドイツ、日本
- Coalition: チェコスロバキア、フランス、イタリア、スウェーデン
- Union: 中国、ソ連
国別設計図のピースの交換は以下のステップで行うことができます。
- 技術ツリーから特定の車輌を選択して設計図の画面を開く。
- 同盟関係にある国家を1つ選択する。
We look forward to seeing you on the battlefield, Commanders!