アップデート1.13の公開テストがついにRoll Out!

戦車長の皆さん!

大規模アップデート1.13の公開テストでは、様々な新コンテンツが一足早く登場いたします!

数か月に渡るテストを経て開発されたHE弾自走砲の新メカニズムはもちろん、バランス調整により性能が強化された4輌のTier VIIIプレミアム車輌と6輌の「グローバルマップ」報酬車輌をご体験いただけます。さらに、驚きの新モード「先行偵察ミッション」が追加されるほか、人気MODから着想を得た数々の新たなUI機能が登場します。それでは詳しく見ていきましょう!

HE弾の新メカニズム

すでに皆さまもご存じの通り、これまで数か月に渡って、様々なサンドボックス・テストを実施いたしました。こちらの記事でもご紹介した通り、テストで集まったデータ等を分析した結果、新メカニズムは全体としてゲームバランスを崩すことなく動作する確認が取れています。アップデート1.13では、こちらの新メカニズムがさらに改良を経た形で実装されます。

中核をなすのは、もちろんHE弾です。従来のHE弾の魅力や利点を維持したまま、その挙動や性能諸元に変更が加えられています。こちらでHE弾の新メカニズムをおさらいしておきましょう。

1. 本装甲に命中したものの貫通できなかったHE弾のダメージは、爆発半径ではなく命中箇所を基準に計算される。

HE弾が敵車輌の本装甲に命中した場合、貫通力が十分であり貫通できれば数値通りのダメージを与えることができます。一方、貫通力が足りない場合はその場で爆発します。以上の点は従来のメカニズムと変わりませんが、新メカニズムでは、不貫通時のダメージ計算の基準として、 爆発半径ではなく砲弾の命中箇所が用いられます。具体的には、HE弾が本装甲に命中したものの貫通できなかった場合、命中箇所の内部に衝撃が発生し、破片が飛散します。これによって、装甲や車輌そのものへのダメージ、搭乗員の負傷、モジュールの損傷などが発生します。破片の飛散半径は、従来のメカニズムにおける爆発半径と同一となります。

この変更により、これまでのように、装甲の分厚い箇所でHE弾を受け止めたにもかかわらず、爆発半径内に装甲の惰弱な箇所が含まれていたがために大ダメージを被ってしまう、といったケースがなくなります。言い換えれば、HE弾による被ダメージは、装甲厚に反比例するようになります。装甲の厚い重戦車であれば、装甲の薄い砲塔天板や、砲塔上部についた車長用キューポラなどに当たらない限り、全体として受けるダメージが減ることになるため、今まで以上に自信を持った立ち回りができるようになるはずです。また、小口径や中口径の主砲を搭載した車輌でもHE弾を使用しやすくなります。大ダメージとはいかずとも、ダメージを与えらえる可能性が増加するためです。

2. HE弾が履帯、追加装甲、あるいは装輪車輌の車輪に命中した場合、貫通力が十分であれば爆発せずに貫通する。フェンスや脆い建造物などマップ上の破壊可能なオブジェクトも同様に貫通できる。

新メカニズムでは、HE弾の挙動がAP弾のそれに近づき、履帯などに命中した場合でも即座に爆発することはなくなります。AP弾の場合は、履帯等を貫通したことで貫通力が低下し、その奥に隠れた本装甲を貫通できない場合には、ダメージが発生しません。しかし、HE弾であれば、上述の「破片の飛散」メカニズムにより、本装甲へ到達しさえすればダメージを与えることができます。ダメージ発生の基準は、本装甲に到達できるか否かです。ダメージ量は、命中箇所の装甲厚に左右されます。

履帯や追加装甲等を貫通できなかった場合、したがって本装甲に到達できなかった場合には、ダメージは発生しません。追加装甲を備えた車輌に対してHE弾で効果的にダメージを与えるには、その厚さと傾斜を十分に考慮する必要があります。

3. HE弾を多用する車輌には性能に変更が加えられる。

すでにお伝えしている通り、サンドボックス・テストでは、HE弾の新メカニズムが実装された場合、KV-2、Type 5 Heavy、XM551 SheridanなどHE弾を多用する一部の車輌に悪影響が生じる可能性が確認されました。そのため、公開テストに先駆けて、こうした車輌を対象としたスーパーテストを実施し、その結果を踏まえて車輌性能に変更が加えられています。

この調整により、HE弾を多用する車輌への影響に関する懸念は解決されているはずです。公開テストでぜひご確認ください!

対自走砲用の新メカニズム

アップデート1.13では、敵自走砲の攻撃に対してより適切な対処を可能にする3つの戦術的メカニズムが追加されます。

  1. 対自走砲「第六感」こと「Sound Detection」
  2. より見やすい自走砲の弾道
  3. ミニマップ上の「弾着マーカー」

具体的に見ていきましょう。

まずは「Sound Detection」(日本語名は現在検討中)です。日本語では仮に「音響探知」と呼べば想像がつきやすいかもしれません。敵自走砲が砲撃を行った際に、自車輌がその砲撃からダメージを被りうるエリアにいると、パーク「第六感」に似た形で発動します。砲弾の速度、飛翔距離、自車輌の俊敏性などに応じて、直撃を回避したり、あるいはダメージそのものから逃れることができます。例えば、機動性の低い車輌でも、車体側面方向に表示された「Sound Detection」に対して旋回し直し、迫りくる自走砲弾に正対することで装甲の厚い箇所で砲弾を受けるなど、時として生死を分ける判断が可能になります。したがって、「Sound Detection」は、機動性や車輌サイズにかかわらず有用なメカニズムだと言えます。ただし、そのポテンシャルを最大限に活かすには、一定の訓練が必要になるでしょう。公開テストで慣れておけば、他のプレイヤーの先を行けるかもしれません。

続いて自走砲の弾道です。以下でもご確認いただける通り、これまで以上に弾道がはっきりと、見やすく表示されるようになります。そのため、弾道に注意すれば、敵自走砲の射線はもちろん、その位置を把握することすら不可能ではありません。

そして忘れてはならないのが、「弾着マーカー」です。 自走砲の砲弾が弾着すると、その地点が10秒間に渡ってミニマップ上に表示されます。どのマップでも、自走砲が陣取る位置はある程度限られています。より見やすくなった弾道と組み合わせることで、敵自走砲の位置の捕捉がさらに容易になるはずです。また、位置を捕捉するまでは行かずとも、「弾着マーカー」が表示されれば、それから少なくとも10~20秒は同じ自走砲から攻撃が飛んでくることはありません。このタイミングに合わせて戦線の押し上げや陣地変換など、より適切な判断を下せるようになります。

自走砲が使用できる砲弾の変更

新メカニズムでは、どの自走砲も3種類の砲弾を使い分けることができます。従来のメカニズムとは異なり、どの砲弾も攻撃性能、弾道、そして弾速が異なり、戦況に応じた切り替えが必要になります。ひとつずつ具体的に見ていきましょう!

標準砲弾
  • 貫通力
  • 単発ダメージ
  • 爆発半径
  • モジュールへのダメージ
  • スタン効果
搭乗員をスタンさせることができるほか、爆発半径が大きく、1度に複数の敵車輌にダメージを与えることもできる。ただし、単発ダメージが低く、不貫通時にモジュールや搭乗員にダメージを与えることはない。弾速は遅いものの、弾道が高い。
代替砲弾
  • 貫通力
  • 単発ダメージ
  • 爆発半径
  • モジュールへのダメージ
  • スタン効果
搭乗員をスタンさせることができず、爆発半径も小さいものの、通常砲弾と比べて貫通力と単発ダメージに優れている。また、装甲貫通時にはモジュールや搭乗員にダメージを与えることができる。通常砲弾と比べて弾速が速い代わりに、弾道がやや低い。
戦術砲弾
  • 貫通力
  • 単発ダメージ
  • 爆発半径
  • モジュールへのダメージ
  • スタン効果
搭乗員をスタンさせることができず、また爆発しないため、1度に複数の敵車輌にダメージを与えることもできない。その代わりに単発ダメージ、貫通力、そして弾速は最も高く、一方で弾道は一番低い。

  1. 通常HE弾: 単発ダメージは低いものの、爆発半径が広く、場合によっては1発で複数の敵車輌にダメージやスタンなどを発生させることもできる最も汎用性に優れた弾種です。弾速が遅い代わりに弾道が高く、射線を通しやすくなっています。
  2. 代替HE弾: 爆発半径が狭く、スタンを発生させることができない代わりに、通常HE弾よりも貫通力と単発ダメージに秀でた弾種です。弾道がやや低いものの、弾速が通常HE弾に比べて速いため、射線さえ通っていれば命中させやすくなっています。
  3. 戦術AP弾: 爆発することがないため1度に複数の敵車輌を攻撃することはできないものの、ここぞという場面で力を発揮する弾種です。2つのHE弾と比べて貫通力と弾速が高く、直撃させることができれば高確率で深刻なダメージを与えることができます。ただし、弾道が低く、地形や障害物によって車線が通しにくい点には注意が必要です。

新メカニズムでは、戦場全体を見渡し、戦局に応じて各種砲弾を適切に使い分ける必要があります。弾種毎の特徴を知るのがパフォーマンス向上のカギとなります!

砲弾性能の変更に伴い、自走砲の戦闘UIにも改良が加えられています。具体的には、現在装填中の弾種が識別しやすくなっているほか、狙っている地点に射線が通っているかが弾種毎に緑または赤のインジケーターで表示されます。また、UI上には照準倍率も表示されます。さらに、マウスホイールをスクロールすることで、俯瞰視点の自走砲モードから弾道視点モードに切り替えることができます。なお、マウスホイールを使用した視点切り替え機能は、設定画面から無効にすることもできます。

自走砲でも戦局に応じた弾種の切り替えが必要になったことに伴い、パーク「直感」の重要性が増している点も記憶に留めておきましょう。若干の変更が加えられ、ゲーム内の全車長が習得できるようになっています。車輌タイプを問わず、すでに装填が完了している場合に即座に別の砲弾に切り替えることができます。

すでにお伝えしているように、第1回サンドボックス・テストでは、戦術AP弾が想定を下回る戦果しかを上げられていないことが判明しました。そのため、それ以降のテストでは、その性能に変更が加えられ、単発ダメージが上昇したほか、弾道もやや高くなるよう調整されました。その結果、想定通りにAP弾のダメージ効率が向上しています。とはいえ、自走砲にとって、戦術AP弾があくまで特定の状況下でのみ大きな力を発揮する特殊性の強い弾種である点には変わりありません。

た、単発ダメージが高い(装填時間が長い)自走砲では、AP弾の使用頻度が低い傾向が見られました。G.W. E 100、T92 HMC、Conqueror Gun Carriageなど、火力が高い代わりに戦術AP弾を正確に命中させることが難しく、もし外してしまった場合のデメリットと比較すると、魅力に欠けるためだと考えられます。そこで、公開テストでは、これらの自走砲の戦術AP弾の単発ダメージが上昇します。

この調整により期待通りの変化が現れるか、また上記以外の自走砲にも同様の調整が必要か否かについては、今後も引き続きデータの収集と分析を続け、必要に応じて改良を加える予定となっています。

車輌のバランス調整

アップデート1.13でも、引き続き車輌のバランス調整を行います。アップデート1.12.1では4輌のTier VIIIプレミアム車輌の調整を行いましたが、今回は国籍の異なる3輌の軽戦車が調整の対象となります。その特徴がさらに発揮されるように性能に変更が加えられます。また、一部のプレミアム車輌についても、現在、バランス調整のためのスーパーテストを実施しています。以下では、現段階での決定事項をお伝えいたします。

アメリカ軽戦車M41A3 Walker Bulldogの近代化改修車輌にあたる  VIII M41D  は、これまで以上に積極的に動き回りながら偵察を行えるようになります。最大速度と後退速度が僅かに上昇するほか、視認範囲が390 mから410 mに拡大されます。

イギリス軽戦車  VIII FV1066 Senlac  も、視認範囲が400 mから410 mに拡大されるほか、射撃精度も向上します。これまで以上に積極的な立ち回りができるでしょう。

  VIII T92  は、標準砲弾と特別砲弾の貫通力がともにわずかながら向上します。ダメージを与えられる可能性が上昇するため、特に強行偵察で今まで以上のポテンシャルを発揮できるに違いありません。

軽戦車に加え、待ち伏せ型の駆逐戦車  VIII ISU-130  のエンジン出力と水平方向の照準角度にも変更を加えております。また、通常弾と特別砲弾の貫通力、通常弾とHE弾の弾速もそれぞれ向上させており、より戦いやすくなっております。

VIII ISU-130
エンジン出力
600 馬力 (▲ 80 馬力)
通常弾の弾速
960 m/s (▲ 62 m/s)
HE弾の弾速
850 m/s (▲ 148 m/s)
特別弾の貫通力
212 mm (▲ 25 mm)
通常弾の貫通力
238 mm (▲ 23 mm)
主砲の旋回範囲
–10/10° (▼ 8/0°)
砲弾
35 発 (▲ 10 発)
VIII T92
通常弾の貫通力
189 mm (▲ 14 mm)
特別弾の貫通力
230 mm (▲ 20 mm)
VIII FV1066 Senlac
視認範囲
410 m (▲ 10 m)
100 mでの散布界
0.35 m (▼ 0.03 m)
VIII M41D
視認範囲
410 m (▲ 20 m)
最大速度 / 後退速度
68/24 km/h (▲ 3/2 km/h)
   
VIII
ISU-130
VIII
T92
VIII
FV1066 Senlac
VIII
M41D

「グローバルマップ」の報酬車輌として登場した以下の6輌についても、性能に変更が加えられます。

Tier X車輌のM60と121Bについては、すでに数年前にバランス調整が行われていますが、今なお改善の余地が残されています。どの車輌も基本的な立ち回りに変化はないものの、性能の調整の結果、期待される役割をより効率的に果たせるようになるはずです。1輌ずつ具体的に見ていきましょう。

M60は、砲塔装甲が強化され、近距離から中距離の撃ち合いでさらに力を発揮できるようになるはずです。

121Bも砲塔装甲が強化されたほか、車体上部の装甲厚も増加します。加えて、装填速度も短縮され、分間ダメージがわずかに上昇します。最大前進速度と最大後退速度も向上します。

また、Tier VII~VIII報酬車輌にもバランス調整が実施されます。これらの車輌は、種類や入手の機会が増えたことに伴い、戦場で目にする機会も多くなっています。そこで、ゲームバランスへの影響を調整するため、以下の変更を行います。

The Chieftain/T95は、主砲の安定性が向上するほか、装填時間も短縮され、これまで以上に快適に射撃を行えるようになります。視認範囲とエンジン出力も改善されます。

The KV-4 Kreslavskiyは、車輌HPが増加するほか、防盾横も含めた砲塔の前面装甲が強化されます。また、エンジン出力の向上に伴い、最大前進速度も上昇します。潜在的な生還率を上昇させる変更と言えるでしょう。

IS-5T23E3にも若干の変更が加えられます。両者ともに主砲の安定性が上昇するほか、俯角が–5度から–7度に改善します。

VIII Chieftain/T95
エンジン出力
850 馬力 (▲ 100 馬力)
移動や車体旋回に伴う散布界の拡大
–22% (▼ 22%)
砲塔旋回に伴う散布界の拡大
–22% (▼ 22%)
視認範囲
400 m (▲ 20 m)
主砲の装填時間
7.5 秒 (▼ 0.8 秒)
VIII IS-5 (Object 730)
移動や車体旋回に伴う散布界の拡大
–17% (▼ 17%)
砲塔旋回に伴う散布界の拡大
−38% (▼ 38%)
主砲の俯角
−7° (▼ 2°)
VIII KV-4 by Kreslavskiy
最大速度
40 km/h (▲ 10 km/h)
エンジン出力
1,350 馬力 (▲ 150 馬力)
移動や車体旋回に伴う散布界の拡大
−38% (▼ 38%)
HP
1,700 HP (▲ 200 HP)
さらに砲塔装甲を強化
 
VII T23E3
移動や車体旋回に伴う散布界の拡大
−30% (▼ 30%)
X 121B
最大速度 / 後退速度
55/25 km/h (▲ 5/5 km/h)
主砲の装填時間
8.1 秒 (▼ 0.6 秒)
さらに車体装甲と砲塔装甲を強化
 
X M60
さらに車体装甲と砲塔前面装甲を強化
 
   
VIII
Chieftain/T95
VIII
IS-5 (Object 730)
VIII
KV-4 by Kreslavskiy
VII
T23E3
X
121B
X
M60

モード選択メニューの改良

ガレージのモード選択メニューも刷新され、これまで以上に分かりやすいデザインになっています。従来は「戦闘開始!」ボタンの横にドロップダウン・リストとして表示されていましたが、今後は独立した大きな画面で表示されるようになります。ゲームの中核をなす「ランダム戦」と、特に注目度の高い期間限定モードなどは大きなパネルで、それ以外のお馴染みのモードは小さなパネルで表示されます。

標準画面



モードの詳細
モードの名称とロゴ
モードの概要(車輌数やTier制限等)
戦闘タイプの設定
入手できる主な報酬
代替画面の表示ボタン
モードのスケジュール
モードの詳細
モードの名称とロゴ
モードの概要(車輌数やTier制限等)
戦闘タイプの設定
入手できる主な報酬
代替画面の表示ボタン
モードのスケジュール

代替画面



モード内での進捗状況
モード内での進捗状況
モード内での進捗状況
モード内での進捗状況
モード内での進捗状況
モード内での進捗状況

どのモードにも、概要はもちろん、ルールや報酬に関する詳しい説明が用意されています。モードによっては進捗状況を確認することもできます。

「先行偵察ミッション」で開発中のマップを探索

アップデート1.13では、驚きの新モード「先行偵察ミッション」が登場します。実験的な性格の強いこちらのモードでは、すでに開発の最終段階に差し掛かっている新マップで実際に戦闘することができます。開発チームがプレイヤーの皆さまから統計データやフィードバックをより効率的に集めるための新たなプラットフォームと言えば、想像がつきやすいかもしれません。

こちらのモードで既定数の戦闘を行うと、開発中の3つのマップのうち1つに投票して、アンケートに回答できるようになります。(※戦闘できるマップ数は、将来的に変更される可能性がございます。)これまで以上に楽しいマップを生み出すための新プラットフォームです。ぜひお楽しみください。

「先行偵察ミッション」モードの戦闘に参加できるのは、Tier VIII以上の車輌のみとなっています。ルールは「通常戦」のものに準拠します。なお、以下の点にご注意ください。

  • パーソナルミッションには挑戦できません。ただし、デイリーミッションも含めて、他のミッションには普段通り挑戦できます。
  • リソースの収支については「通常戦」と同様になります。
  • バトルパス進捗ポイントも取得できます。

こちらのモードには、専用の報酬も用意されます。

「先行偵察ミッション」モードの細かい仕様や、フィードバックを収集するためのシステムには、今後も改良が加えられる予定です。ぜひご意見をお聞かせください!「先行偵察ミッション」モードの詳細については、特集記事で別途お知らせいたしますので、お見逃しなく!

マップ「ミンスク」のバランス調整

プレイデータや皆さまからお寄せいただいたフィードバックに基づき、マップ「ミンスク」の改良を行います。すでに確認されているバランス上の問題に対処し、戦闘の興奮度を高めるため、視覚的にも様々な変更が加えられます。

まず、季節が秋に移り変わります。この変更により、マップ上の特定のエリアで視界が悪い問題が改善しています。また、射撃時に邪魔になることの多かったオブジェクトが削除されたほか、上空を飛び交うヘリコプターや戦闘機の数も調整されています。集中を乱されてしまうことがなくなるはずです。

さらに、皆さまのご要望にお応えして、マップ中央を流れるスヴィスロチ川の水位を低下させてあります。

そのため、起伏はもちろん、渡河できるルートも増えています。従来よりも素早く狙撃ポジションを目指して陣地変換を行うことができます。

加えて、マップの境界線を示す赤いラインの位置も一部変更されています。これにより、中央に陣取った敵から攻撃されることなく移動するためのルートやエリアが増加しています

歴史的な正確性にはこれまで通りできる限りの注意を払っていますが、以上の変更によって、マップ「ミンスク」は車輌タイプを問わず今まで以上に楽しみやすい形に変貌を遂げているはずです。チーム一丸となって様々な戦い方をお試しください!

UIの改善

今回のアップデートでも、人気MODにインスパイアされた便利な新機能が追加されます。まず、両チームの車輌毎の残りHPプレイヤーリストとミニマップの双方で確認できるようになります。また車長カメラ機能など、俯瞰視点をより見やすくする機能が2つ実装されます。1つは、俯瞰視点でのズーム倍率をマイナス方向へ拡大できる機能で、より広い視点で周囲を確認できます。さらにもう一つは、これまでに無かった視点で周囲を見渡せる機能です。上空から自車輌を見下ろすような視点で、障害物の裏を覗き込むような形で確認できるため、普段とは一味違った視点で戦況を把握し、新たな攻撃の機会や迫り来る危険を発見することができます。

以上の新機能は、どれもゲームの設定メニューでON/OFFを切り替えることができます。

「バトルパス・シーズンV」の開幕が迫る

大人気イベント「バトルパス」の「シーズンV」が間近に迫っています!新シーズンも、それぞれ50のステージからなる3つのチャプターで構成され、3か月に渡って開催されます。新シーズンのコア車輌は、以下の3輌です。

「シーズンIV]と同じく、各チャプターの冒頭でいずれか1輌専用のプログレッシブ・スタイルを入手でき、そのチャプターでステージを達成するにつれて、2Dや3Dの要素が追加されていきます。そして、チャプターを1つ制覇する度に、限定カスタム搭乗員1名が手に入ります。

さらに、「バトルパス進捗ポイント」を取得できるモードがまたもや増加します。今後は、既存の各モードに加えて、フロントライン先行偵察ミッションの両モードでもポイントを取得することができるようになります。報酬には、新たな報酬拡張パーツが登場します。その名も「報酬消音排気システム」です。さらなる詳細については、特集記事で別途ご紹介いたします。お楽しみに!

ランク戦シーズンX

「ランク戦」のシーズンXも開幕を間近に控えています。実験的な性格の強いこちらのシーズンは、これまでの「ランク戦」とは一味も二味も異なり、「ランク戦2021–2022」からは独立したゲーム内イベントとして、新たなフォーマットで開催されます。具体的には、両チームの車輌数が15輌から10輌に減り、プレイヤーひとりひとりの腕前や判断が戦闘の推移により大きな影響を与えるようになります。チーム毎の車輌数の低下に伴い、以下の変更も加えられます。

  • ランクを上げるのに必要となるシェブロンの数が低下します。リーグ到達がこれまでよりも容易になるはずです。
  • 「シーズンX」は、通常の3週間よりも短い2週間の開催となります。開催期間が短い分、1戦1戦の重要性がさらに高まることが予想されます。
  • 貢献EXPのメカニズムも、各車輌に期待される役割をより正確に反映した形で変更されます。

加えて、報酬には、新登場の改良型拡張パーツ「高性能ターボチャージャーと、同じく新登場のディレクティブ「燃料フィルターの交換」も登場します。なお、「ランク戦シーズンX」には、専用のアンケートが用意されます。ご回答は「ランク戦2021–2022」のための参考とさせていただきますので、ぜひ奮ってご参加ください。「ランク戦シーズンX」の詳細は、以下の特集記事でご確認いただけます。

ランク戦シーズンXの詳細

設計図の交換オプション

設計図のメカニズムにも改良が加えられます。設計図を活用しながら特定の国家のルートを研究していると、他の国家の国別ピースは余っているのに今必要な国家の国別ピースがない、という事態に陥ることが少なくありません。そこで、特定の国家の設計図のピースを別の国家のピースと交換できるオプションが追加されます。

その際の枠組みとなるのは、パーソナルミッション「第2戦線」での各国の関係です。同盟関係にある国家の国別ピースであれば1:6の比率で交換することができます。例えば、中国車輌の研究を進めている際に中国車輌用の国別設計図のピースが足りなくなってしまったとします。この場合、同盟関係にあるソ連の国別ピースが6個あれば、中国車輌用の国別設計図のピース1個と交換できます。

交換オプションにより車輌設計図のピースを作成する場合、同一の国家の国別ピースしか使用できない点にご注意ください。たとえば、中国車輌の設計図のピースを1個作成するのに中国の国別ピースが10個必要なのにもかかわらず、5個しか持っていないとします。この場合、不足分の5個だけをソ連の国別設計図のピース30個で補うことはできません。ソ連車輌用の国別設計図のピースだけで60個必要になります。

各国の同盟関係は以下のリストでご確認ください。

  • Alliance: ポーランド、イギリス、アメリカ
  • Bloc: ドイツ、日本
  • Coalition: チェコスロバキア、フランス、イタリア、スウェーデン
  • Union: 中国、ソ連

国別設計図のピースの交換は以下のステップで行うことができます。

  • 技術ツリーから特定の車輌を選択して設計図の画面を開く。
  • 同盟関係にある国家を1つ選択する。

大ボリュームの公開テストをぜひお楽しみください!

  • 公開テストの仕組み
  • テストクライアント
公開テストの仕組み

テストへのご参加は初めてですか?公開テストの簡単なガイドをご用意いたしました。

参加資格: 参加登録は5月18日に締め切られています。日本時間5月17日5:59以前にアカウント作成を行っているプレイヤーであれば、どなたでもご参加いただけます。

フィードバック: 公開テストに関するバグ報告やフィードバックは、Discordからお寄せください。

テストクライアント

Wargaming.net Game Centerを使用して公開テストに参加するには、こちらのリンクにアクセスしてください。

  • Wargaming.net Game Centerが必要なデータをダウンロードします。
  • ログインして、さっそくプレイしましょう!

Wargamig.net Game Centerの詳細

公開テスト1の変更点

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