ポーランド中戦車ルートが登場!

戦車長の皆さん、新・ポーランド中戦車の登場です!

今から2年ほど前、ポーランド重戦車が『World of Tanks』に実装されると、その驚異的な性能は瞬く間に人気を博し、すぐさまゲーム内での地位を確立しました。以降、ポーランド車輌をもっと追加してほしいという熱い声援をいただいてきました。

開発チームでは、長い時間をかけて最適な候補車輌の選別を行ってきましたが、ついに、新たなポーランド中戦車のルートを技術ツリーに実装する時がやってきました。それでは、新ルートのご紹介です!

ポーランド・シックス

新ルートは、Tier V~Xの研究可能な6輌の中戦車で構成されます。

 

V DS PZInż

VI B.U.G.I.

VII CS-44

VIII CS-53

IX CS-59

X CS-63

DS PZInż

新車輌の開発は、Tier IV軽戦車14TPから行うことができます。新ルートの1輌目はTier Vの「DS PZInż」です。車輌特性はソ連Tier V中戦車「T-34」と同程度ですが、単発ダメージと貫通力に優れたより強力な主砲を備えています。

B.U.G.I.

「DS PZInż」に続くTier VI車輌「B.U.G.I.」は、まさにロックスターとも言える存在です。加速力と俊敏性に優れ、主砲には240HPの高単発ダメージを誇る強力な90 mm砲を搭載した万能車輌です。戦況に応じて機敏に移動しつつ、確実に敵にダメージを与えることが可能です。「B.U.G.I.」に乗り込み、戦場で派手に暴れ回りましょう!

CS-44

続くTier VII車輌「CS-44」も、単発ダメージ300HPの高精度100 mm砲を搭載した万能型の中戦車です。優秀な貫通力と高い加速力を活かしつつ、射撃直後の敵車輌を狙って攻撃しては身を隠す、といった戦術行動を取ることで、支援車輌として極めて大きな力を発揮します。

CS-53

Tier VIII車輌「CS-53」は、ポーランド中戦車の優秀性を象徴する車輌です。装甲は決して優れているとは言えないものの、最大俯角-8度、単発ダメージ300HPの高性能な主砲を備えています。地形を最大限に活かして戦えば、敵に甚大な被害を与えることが可能です。さらに、分間ダメージが非常に高いため、1対1の戦闘では、装甲厚で劣る場合でも優位に立てる可能性があるでしょう。

CS-59

Tier IX車輌「CS-59」もまた、最大俯角-8度、安定性と分間ダメージに優れた脅威的な105 mm砲を搭載しています。高い機動性を活かして戦場を掻き乱し、第1線や第2線で攻撃的支援車輌として行動することで、素晴らしい戦果を上げることができます。射撃精度も優秀で、ハルダウンをしながら射撃しては身を隠す、といった戦術行動を繰り返せば、弱点を狙われることなく一方的にダメージを与えることも不可能ではありません。

CS-63

そして、新ルートの頂点に君臨するのが、Tier X車輌「CS-63」です。下位車輌と同様に、装甲には多少の難があるものの、最大俯角-8度、単発ダメージ390HPの素晴らしい主砲を備えています。射撃精度が高く、移動中であっても確実な攻撃を行うことができ、側面支援車輌として大きな力を発揮します。

主要特性
火力
生存性
機動性
CS-63
X
平均ダメージ
390/390/510 HP
平均貫通力
258/315/53 mm
HP
2,000 HP
最大速度 / 後退速度
55/15 km/h
最大速度 / 後退速度(ターボ)
70/20 km/h
車長(無線手)
操縦手
砲手
装填手
火力
平均ダメージ
390/390/510 HP
主砲装填時間
8.5 秒
平均貫通力
258/315/53 mm
弾薬
50 発
100m での着弾分布
0.36 m
照準時間
2.21/3.36 秒
主砲俯 / 仰角
-8/+20°
弾種
砲弾の飛翔速度
AP
1,241 m/s
APCR
1410 m/s
HE
1,025 m/s
生存性
移動中の車輌隠蔽率
11.97/2.5%
移動中の隠蔽率(ターボ)
8.84/1.85%
静止中の車輌隠蔽率
15.96/3.34%
静止中の隠蔽率(ターボ)
11.8/2.47%
HP
2,000 HP
車体装甲
80/50/40 mm
通信範囲
730 m
視認範囲
400 m
防盾およびその周辺の限られたエリアを除き、装甲は薄い。そのため、装甲に頼るのではなく、機動性を活かして戦うのが戦場を生き抜くコツ。ただし、車輌HPは2,000ポイントと中戦車にしては高めに設定されているため、袋小路に追い詰められかねないような場合には、一定のダメージ交換を辞さずに積極的に反撃するのが望ましい。
機動性
エンジン出力
740 馬力
エンジン出力(ターボ)
1,150 馬力
出力重量比
18.12/28.15 馬力
旋回速度
48 度/秒
エンジンモード切替の時間
2 秒
最大速度 / 後退速度
55/15 km/h
最大速度 / 後退速度(ターボ)
70/20 km/h
CS-63の最大の特徴は、新登場のガスタービン・エンジン。「通常」モードから「ターボ」モードに切り替えることで、軽戦車並みの速度と加速性能を発揮可能。ただし、「ターボ」モード使用時は、その代償として照準時間や主砲安定性など砲操作性関連のパラメーターが大幅に悪化する。そのため、「ターボ」モードは要所の制圧や危険地帯からの脱出の際に使用し、目標地点到達後は再び「通常」モードに切り替えるのが重要。
   

このTier X「CS-63」の最大の特徴となるのが、ガスタービン・エンジンです。新登場のこのエンジンには、「通常」モードと「ターボ」モードの2つのエンジンモードが備わっており、戦況に応じて使い分けることができます。「通常」モードについては『World of Tanks』に登場する他の車輌と変わりありませんが、「ターボ」モードに切り替えるとエンジン出力が大幅に上昇し、加速力が向上するだけでなく、最大速度はなんと70 km/hを超えます。エンジンモードの切り替えは、デフォルトでは「X」キーで行うことができます。キーの割り当ては「操作設定」で変更可能です。

ただし、最大速度と加速力の上昇には、代償が伴います。まず、エンジンモードを切り替える際に車輌が自動的に停止します。また、「ターボ」モード使用中は、主砲安定性と照準時間が著しく悪化します。さらに、隠蔽率も低下するため、高速移動の際に敵に発見される可能性が高くなります。

そのため、エンジンモードの切り替えを行う際には、戦況を慎重に分析し、タイミングを見計らうことが必要不可欠になります。使用時のヒントをいくつかお教えしましょう。

ガスタービン・エンジン: ゲームプレイのヒント

  • ゲーム内の他の中戦車では不可能な戦術行動が可能です。たとえば、戦闘開始時直後に「ターボ」モードに切り替えることで、敵や味方の中戦車が定位置へと向かっている間に、一足早く好ポジションを押さえ、向かってくる敵車輌めがけて集中砲火を加えることが可能になります。
  • マップの反対側に位置する味方車輌の救援に迅速に駆け付けることが可能です。遠く離れた戦場で味方が緊急の増援を必要としている場合には、「ターボ」モードに切り替えることで、高速軽戦車に匹敵するスピードで救援に駆け付けることが出来ます。その姿は、まさに歴史に名高きポーランド有翼騎兵の如し! 局地的に形勢が不利になった場合には、「ターボ」モードに切り替えて迅速に危険地帯を脱出し、別の場所から味方車輌を援護しましょう。
  • 「ターボ」モードを有効活用すれば、CS-63の潜在能力を最大限に発揮することが可能です。しかし「ターボ」モードの使用は最小限に留め、全戦闘時間の約9割は「通常」モードを利用することをお勧めします。
  • その理由は、「通常」モード使用時の方が主砲安定性や照準時間など、火力関連のパラメーターが圧倒的に良いからです。

新登場のポーランド中戦車を手に入れて、新たな戦術を編み出しましょう! ご武運を!

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