戦車長の皆さん、アップデート1.10.1の公開テスト1に参加しましょう!
アップデート1.10.1では、昨年の「Tank Festival」に登場したあの特別機能「ドッグタグ」が復活する予定です。微調整を経たドッグタグはどのように進化したのでしょうか? また、人気のある高Tier中戦車のバランス調整も引き続き実施されます。さらに、デイリーミッションに調整が加えられるほか、ランク戦2020–2021のシーズン2も開催されます。それでは、第1回公開テストで体験可能なアップデート内容を確認していきましょう!
「ドッグタグ」は、いわば戦場における各プレイヤーの「名刺」のような存在です。新しくなった「ドッグタグ」機能は、3つの要素から構成されています。
- プレイヤー名(クラン名)
- 背景
- 彫刻
特に重要なのが「彫刻」で、撃破した敵プレイヤーに表示される主な情報が刻み込まれています。特定の条件を満たすことでこの要素を利用できるようになります。「彫刻」には、さらに3種類のサブカテゴリーが用意されています。どれもライバルに対する優位性を示すものとなっています。
- 「実力」彫刻は他のプレイヤーに比べて自分がどれだけ優れた腕前を持っているかを表します。アンロックするには、ランキング入りすることが条件となります。月ごとの成績を向上させることで、より高いレベルの「実力」彫刻をアンロックできます。
- 「経験」彫刻は、個人の総合成績を表します。戦闘数、勝利数、撃破した敵車輌数、その他の優れた戦功が含まれます。
- 「偉勲」彫刻は、1戦中の目覚ましい活躍を表します。ランダム戦でTier VIII以上の車輌を使用して、与ダメージで記録を樹立したり、相当数の敵車輌を相手にたった1輌で勝利を収めるなど、難易度の高い特定の条件を達成すると、戦闘終了後にアンロックされます。
どのカテゴリーにも複数のレベルが用意されており、特定のレベルに達すると彫刻の色が変化するようになっています。そのため、自分の実力、経験、そして偉勲を、誰の目にも明らかな形で知らしめることができます。
「ドッグタグ」機能の詳細については、後日公開予定の特集記事でご紹介します。お見逃しなく!
「E 50」と「E 50 Ausf.M」は、砲塔の前面装甲が強化され、砲塔の耐久性が向上します。また、「E 50」については、10.5 cm砲の標準砲弾使用時の装甲貫通力が上昇するほか、8.8 cm砲の単発ダメージも増加します。同様に、「Panther II」と「Panther 8,8」の8.8 cm砲も単発ダメージが増加します。
加えて、アップデート1.10実装後のデータを基に、人気のドイツ車輌「Leopard Prototyp A」にもバランス調整が行われます。具体的な内容は以下の通りです。
- 照準時間: 1.9秒 → 2秒
- 車体旋回中の着弾分布: 0.16 → 0.2
- 砲塔旋回中の着弾分布: 0.1 → 0.12
中国の高Tier中戦車は、主砲操作関連の性能と生存性が向上し、従来よりも効果的に近接戦を行うことができるようになります。まず、「121」は、エンジン出力、弾速、そして標準砲弾の装甲貫通力が上昇するほか、装甲が強化され、さらにHPが1,950から2,050に増加します。
続いて「WZ-120」は、特に接近戦で重要となる特性が向上します。HP、前進速度、そして弾速が上昇する一方で、主砲の装填時間や砲塔旋回中の着弾分布が低下します。
「T-34-1」と「T-34-2」についても同じような調整が予定されています。具体的には、HPが増加し、装填時間と照準時間が短縮されます。また、「T-34-1」については、100 mm砲の射撃精度が向上します。一方、「T-34-2」については、122 mm砲の単発ダメージが390から360に低下するものの、装填時間の短縮により分間ダメージは1,560から1,800まで上昇します。
「Object 140」は、俯角が-6度から-7度に改善されます。加えて、車体前面の上部傾斜装甲の強化により生存性が向上し、より効果的な戦術行動が可能になります。
バランス調整された中戦車に試乗して、ぜひ感想をお寄せください!
ランク戦2020–2021シーズン2での変更点
『World of Tanks』で最も熾烈なあのモードの新シーズンがついに幕を開けます! 第1回公開テストでは、すべてのプレイヤーがランク戦の新シーズンを体験可能です。これまでのシーズンと比べて、以下の変更が行われます。
- 新プログレッシブ・デカール「ランクレベル」の導入。ランク戦で特定の条件を達成すると、自動的にデカールのレベルが上がり、見た目が変化します。
- 「チームキラー」の条件調整。味方車輌を繰り返しスタンさせた場合、「チームキラー」状態になるまでの時間が短縮されます。
- ランク戦モードのUIの改善。
『World of Tanks』史上最も熾烈なこのモードで、熱い戦闘に挑みましょう!
拡張パーツ2.0の微調整
アップデート1.10で拡張パーツの新システムが実装されました。これまでに皆さんから寄せられたフィードバックを基に、さらなる調整を予定しています。第1回公開テストでは、拡張パーツ2.0への以下の調整点を体験することができます。
- 車輌設定画面のUIの改善。各種の弾薬の価格が表示されるようになったほか、性能を示すインジケーターが改善されました。
- 弾薬庫内の砲弾の順番を変更する際に利用可能な「ドラッグ&ドロップ」機能の追加。
- その他のUIに関する改良やバグの修正。
ベルリン
皆さんのフィードバックを慎重に分析したところ、アップデート1.9.1で実装された新マップ「ベルリン」には改善の余地があることが分かりました。公開テストでは、両チームがより公平に戦闘を行えるように若干の変更が加えられた「ベルリン」マップを体験することができます。具体的な変更点は以下の通りです。
- 建物の瓦礫のうち、いくつかの配置が変更されています。
- 以下のエリアでは、取りうる戦術行動の幅が広がり、従来よりもプレイしやすくなっています。
- 地形が以前よりも平坦になっています。
- 視界を遮っていた補強鉄筋が取り除かれたほか、壁自体を変更したことでこの地点の安全性が向上しています。また、窓を大きくすることにより、下方の視認が従来よりも簡単になっています。
- 両チームのバランスを調整するため、攻撃地点を追加しました。
- このエリアに調整を加えました。
スキルに磨きをかけながら「ベルリン」を探索し、調整点に関するフィードバックを送りましょう!
ウエストフィールド
- バランス調整のため、以下のエリアに数多くの微調整が加えられています。
ルインベルク
北側スタートのチームの優位性を引き下げ、ゲームバランスの調整のため、微調整が加えられました。
- 南側スタートのチーム用に、広場の近くに遮蔽物として利用できる壁龕を追加しました。
- 下のエリアから堤防を取り除きました
エーレンベルク
- 中央エリアに変更が加えられ、以前よりも取りうるポジションや戦術行動の幅が広がっています。
- マップ北側での渡河が以前よりも容易になっています。
さらに、以下のマップが遭遇戦に登場するようになります。
- カレリア
- ストゥジャンキ
- ウエストフィールド
- ピルゼン
さらに、車、トラック、トラクター、バス、ヘリコプター、飛行機などの「乗り物」カテゴリーのオブジェクトの破壊ロジックについて若干の変更があります。HE弾・HEAT弾はオブジェクトに完全に吸収されます。その他の弾種はオブジェクトとの接触時に装甲貫通力が低下します。
デイリーミッションの変更点
現在のデイリーミッションは、アップデート1.8の正式リリース時にランダム戦用に追加されたものです。実装以降、達成率に関する統計データを集計しており、また皆さんからもフィードバックをたくさんいただきました。
これらを慎重に分析した結果、現在のデイリーミッションの報酬は、大部分の方が物足りないと感じていることが分かりました。そこで、より貴重な報酬を追加します。報酬が貴重になる分、達成条件の難易度も上がります。難易度の高いミッションに挑戦することで、今までよりも貴重なアイテムが手に入るだけでなく、さらにスキルアップも目指せます。
ボーナスミッションの達成報酬も、以前よりも貴重なものになります。ボンズやクレジットなどに加えて、基礎教本、設計図のピース、そして搭乗員スキンが追加されました。なお、搭乗員スキンを入手する方法は、「バトルパス」などの限られた例外を除けば、現在のところデイリーミッションのみとなっています!
さらに、標準ミッション、プレミアムミッション、あるいはボーナスミッションを45回達成することで獲得できる「快挙報酬」の内容も、これまで以上に豪華になります。具体的には、WoTプレミアムアカウントやボンズに加えて、上級教本や以下の新・拡張パーツを手に入れることができます。
- ターボチャージャー
- 改良型装甲材
- 改良型照準器
毎日着実にデイリーミッションを達成していけば、必ず手に入れることができます。どのアイテムにも、その労力に見合う価値があります!
デイリーミッションに挑戦して、ぜひフィードバックをお寄せください!
- 公開テストの仕組み
- テストクライアントをダウンロード
- サーバー再起動
日本時間2020年9月15日午前5:59以前に登録を行っているすべてのプレイヤーが参加可能です。公開テストに関するフィードバックをお待ちしております!
- Wargaming Game Centerを起動して、次のボタンをクリック
- WGCが必要なデータをダウンロードします
- ログインして、さっそくプレイしましょう!
以下の日程でテストサーバーの再起動を実施します:
- 日本時間 13:00(毎日)約25分間
- 日本時間 14:00(毎日)約25分間
- 日本時間 18:00(毎日)約2分間
上記の他にもテストサーバーは臨時メンテナンスや再起動を行う場合がございます。予めご了承ください。
公開テスト1: 主な変更点
展開主な変更点
ランク戦
- 特別プログレッシブ・デカールを追加しました。ランク戦でデカールのレベルが上昇します。
- 「チームキラー」の係数を変更しました。変更後は、繰り返し味方車輌をスタンしたプレイヤーはより早く「チームキラー」状態になります。
- UIを改修しました。
拡張パーツ2.0の調整
- アップデート実装後に、Tier II~VII車輌に適合しないクラスの拡張パーツは解除されます。
- 車輌設定画面のUIを改修しました。弾薬の価格が表示されるようになり、弾種のインジケーターの表示が分かりやすくなりました。
- 弾薬庫の弾種の順番を「ドラッグ&ドロップ」で変更できるようになりました。
- その他UIに関する改修やバグ修正。
ワイドスクリーンのFoVの変更
ワイドスクリーンのFoVシステムを更新しました。画面に表示される情報量を増やし、画質を向上させました。
- 画面の縦と横の両方向でより多くの情報が表示されます。また画質の向上により、画面に表示される情報を把握しやすくなりました。
- 16:9と4:3のアスペクト比のモニターを使用している場合は、今回の調整による変化は顕著には感じられません。
フルスクリーン時のUI(以後FI)に新しいコントロールシステムを追加しました。
- FI表示用の新たなレイヤーを追加しました。
- FIはキューに追加され自動的に表示されます(通知センターから手動で表示することも可能)。
- FIからダイアログボックスやヘルプを表示できる機能を追加しました。
- サーバー変更後に通知センターからFIを表示できる機能を追加しました。
修正点
- 異なるサウンドシーケンスやアニメーションを表示している複数のFIを同時に開くことができるようになりました。
- FI通知やダイアログボックスの重複表示
マップ
- 遭遇戦を次のランダム戦マップに追加しました:カレリア、ウエストフィールド、ストゥジャンキ、ピルゼン。
- バランス調整のため、アップデート1.10.1で次の3つのマップを微調整しました:ベルリン、ルインベルク、エーレンベルク、ウエストフィールド。
- 次のマップの問題点を修正しました。砂の川、のどかな海岸、レッドシャイア、ドリームランド、アルザギール4.04。
- オブジェクトの破壊ロジックを変更しました。変更後はHE弾(HESH弾含む)・HEAT弾がオブジェクトに吸収されます。その他の弾種は装甲貫通力が損なわれます。
オブジェクト:車、トラック、トラクター、バス、ヘリコプター、飛行機など。
ドッグタグ
昨年のTank Festivalで好評だった機能「ドッグタグ」を再実装します。
- 戦闘で敵車輌を撃破すると、撃破した敵プレイヤーに自分のドッグタグが表示されます。また同じように、自車輌が撃破されると、自車輌を撃破した敵プレイヤーのドッグタグが自分の画面に表示されます。
- 新しくなったドッグタグには次の要素があります:背景と彫刻。
- 特に重要なのが「彫刻」で、撃破した敵プレイヤーに表示される主な情報が刻み込まれています。「彫刻」には、さらに「実力」、「経験」、「偉勲」の3種類のサブカテゴリーが用意されています。どれもライバルに対する優位性を示すものとなっています。
- 彫刻にはレベルがあり、IからXまでレベルアップできます。レベルによって彫刻の見た目が変わります。特定の条件を満たすことで新しいレベルをアンロックできます。
Wwiseサウンドエンジンの新バージョンを実装
ゲームへの影響
- 将来的にサウンド関連の機能を改良できる可能性。
- メモリー消費量が軽減(最大で15MB)。
- サウンド設定で最低もしくは低品質に設定している場合、パフォーマンスが若干低下(最大で2.5%)。
デイリーミッションの調整
デイリーミッションの仕様を調整しました。また、ミッション達成報酬をより価値の高い内容を追加しました。調整後の報酬には次のアイテムが含まれます。
- パーソナルリザーブ
- 通常拡張パーツ
- 搭乗員スキン
報酬が貴重になる分、達成条件の難易度も上がります。難易度が高いミッションを達成するには、より多くの時間を要するようになります。
車輌の技術特性値の変更
イギリス
スーパーテスターによるテスト用として以下の車輌を追加しました:
- Cobra(クライアント内に追加。一時的にテストでの利用を停止中)
- GSOR 1008(テスト可能)
ドイツ
次の車輌の技術特性を変更しました
Panther mit 8,8 cm L / 71
- 8,8 cm Kw.K. 43 L / 71 gunを8.8 cm Kw.K. 43 L / 71 mod.Vltに変更
- 変更前の砲と比較して、ダメージ値が240/240/295から280/280/370 HPに変更
E 50
- E 50 Ausf. B turretの8,8 cm Kw.K. L / 100 gunの装填時間を5から6秒に変更
- 両砲塔の装甲の強度を改善
- 10,5 cm Kw.K. L / 52 Ausf. B gunのPzGr 39 G弾の貫通力を220から230 mmに変更
- 8,8 cm Kw.K. L / 100 gunのSprgr 18 L弾のダメージ値を295から370 HPに変更
- 8,8 cm Kw.K. L / 100 gunのPzgr 40 L弾のダメージ値を240から280 HPに変更
- 8,8 cm Kw.K. L / 100 gunのPzgr 39 L弾のダメージ値を240から280 HPに変更
Panther II
- 8,8 cm Kw.K. L / 100 gunのSprgr 18 L弾のダメージ値を295から370 HPに変更
- 8,8 cm Kw.K. L / 100 gunのPzgr 40 L弾のダメージ値を240から280 HPに変更
- 8,8 cm Kw.K. L / 100 gunのPzgr 39 L弾のダメージ値を240から280 HPに変更
E 50 Ausf. M
- 砲塔装甲の強度を改善
Leopard Prototyp A
- Leopard Prototyp A1サスペンション搭載時の移動時の着弾分布を22%拡大
- Leopard Prototyp A2サスペンション搭載時の移動時の着弾分布を25%拡大
- Leopard Prototyp A1サスペンション搭載時の砲塔旋回時の着弾分布を22%拡大
- Leopard Prototyp A2サスペンション搭載時の砲塔旋回時の着弾分布を25%拡大
- Porsche Standardpanzer砲塔に搭載の10.5 cm L7A1 gunの砲塔旋回時の着弾分布を20%拡大
- Porsche Standardpanzer砲塔に搭載の10,5 cm L7A1 gunの照準時間を1.9秒から2秒に変更
イタリア
次の車輌がスーパーテスターのテスト用に追加されました:
- Carro da Combattimento 45t
中国
次の車輌の技術特性を変更しました
T-34-1
- T-34-1 model 2砲塔搭載時の100 mm 44-100JT gunの着弾分布を0.42から0.4 mに変更
- T-34-1 model 2砲塔搭載時の砲塔旋回時の100 mm 44-100JT gunの着弾分布を12%縮小
- T-34-1 model 2砲塔搭載時の100 mm 44-100JT gunの照準時間を2.9から2.7秒に変更
- T-34-1砲塔の耐久値を960から1,050 HPに変更
- T-34-1 model 2砲塔の車輌耐久値を1,050から1,150 HPに変更
T-34-2
- T-34-2 model 2砲塔の122 mm 37-122JT gunを122 mm 371-122JTX gunに変更
- 変更前の砲と比較して、ダメージ値が390/390/530から360/360/530 HPに変更
- T-34-2 model 2砲塔搭載時の100 mm 44-100JT gunの着弾分布を0.42から0.4 mに変更
- T-34-2 model 2砲塔搭載時の100 mm 44-100JT gunの照準時間を2.9から2.7秒に変更
- 車体装甲を改善
- T-34-2砲塔搭載時の車輌耐久値を1,200から1,300 HPに変更
- T-34-2 model 2 砲塔の車輌耐久値を1,300から1,400 HPに変更
WZ-120
- WZ-120-1砲塔搭載時の砲塔旋回時の122 mm 60-122T gunの着弾分布を12%縮小
- WZ-120-1砲塔の122 mm 60-122T gunの装填時間を12秒から11秒に変更
- 最高速度を56から60km/時に変更
- WZ-120砲塔搭載時の車輌耐久値を1,550から1,650 HPに変更
- WZ-120-1砲塔搭載時の車輌耐久値を1,650から1,750 HPに変更
121
- 車体装甲を改善
- Chuan bei-472弾の弾速を12%向上
- Po-122弾の弾速を9%低下
- Sha bao-472弾の弾速を9%低下
- Chuan bei-472弾の貫通力を258から262 mmに変更
- エンジン出力を580馬力から650馬力に変更
- 車輌耐久値を1,950から2,050 HPに変更
ソ連
次の車輌がスーパーテスターのテスト用に追加されました:
- Object 274a
次の車輌の技術特性を変更しました
Object 140
- 車体装甲厚を100から110 mmに変更
- 砲俯角を-6から-7度に変更
アメリカ
次の車輌がスーパーテスターのテスト用に追加されました:
- М24Е2 Super Chaffee