あの期間限定モードが『World of Tanks』に帰ってくる!9月27日から10月11日までイベント「RETURN OF WAFFENTRÄGER」を開催!
もう1年前の話か…「アライアンス46」が誇る精鋭部隊「ハーリア隊」とドイツが生んだ天才科学者Max von Kriegerが激突した。激しい戦いの末、Max von Kriegerは戦略的撤退を決定した。だが、彼が再び戦場へと舞い戻った。進化を遂げた破壊兵器Blitzträger auf E 110とともに。その性能は前回とは比べ物にならない。戦闘中に瞬間移動することだってできるのだから。
だが、「ハーリア隊」も1年を無為に過ごしたわけではない。今回は近代化改修を施した性能の異なる3種類の車輌を用意している。圧倒的な個の力で向かいくる敵をねじ伏せるか。数と個性で強大な力を翻弄するか。勝つのは果たしてどっちだ!?
イベント期間
日本時間2021年9月27日18:00~2021年10月11日18:00
内容
「RETURN OF WAFFENTRÄGER」モードの概要
- 戦闘は1対7形式で行われる。マップにはイベントにあわせて微調整が加えられた「ムロヴァンカ」、「ジークフリート線」、「ステップ」のいずれかが選択される。
- 戦闘に出撃する前にいずれかの陣営を選択する必要がある。
- 「ハーリア隊」陣営は7名のプレイヤーで構成される。こちらの陣営を選んだ場合は、さらにObject 140、Bat.-Châtillon 25 t、そしてM48A5 Pattonをベースにした3輌のイベント専用車輌から使用する1輌を選択する必要がある。小隊で出撃したり、出撃後にダイナミック小隊を作成することもできる。
- 「エンジニア」陣営は1名のプレイヤーで構成される。圧倒的な破壊力を秘めた主砲と様々な特殊兵装を備えた大型駆逐戦車Blitzträger auf E 110を操縦する。「エンジニア」として出撃した場合、「哨戒車輌」と呼ばれる味方が登場する。これはAIが自動操縦する車輌で、放っておいてもそれなりの戦果を上げはするものの、撃破されてしまうと敵の優位に繋がる可能性があるため、掩護が必要になる。
- どちらの陣営を選ぶかによって勝利条件が異なる。「ハーリア隊」の一員として出撃する場合は、制限時間内にBlitzträgerを撃破しなければならない。「エンジニア」として出撃する場合は、制限時間を生き延びるか、「ハーリア車輌」を殲滅しなければならない。なお、殲滅するには全「ハーリア車輌」を各3回ずつ撃破する必要がある。
- Blitzträger auf E 110で出撃するには、「キー」と呼ばれるイベント専用アイテムが必要になる。「ハーリア隊」の一員として戦闘を行って特定の条件を達成したり、プレミアムショップでイベント専用パックを購入したりすると入手できる。他にも「キー」を入手するための特殊な方法が存在する。これについては記事の中ほどで説明する。
- イベントには独自の進捗システムが用意される。合計4つのステージで構成され、ステージを進めるには、両陣営で戦闘を重ねて「ハーリア・コレクション」または「エンジニア・コレクション」に含まれるアイテムを収集する必要がある。「コレクション・アイテム」を収集すればステージが進み、貴重な報酬が手に入る。全報酬を入手するには、両方の「コレクション」を完成させなければならない。
- 今回のイベント報酬の中でも最大の目玉となるのが新登場のアメリカTier VIIIプレミアム中戦車ASTRON Rex 105 mmだ。「アストロン・ゲート」と呼ばれるイベント専用のメカニズムを利用することで確実に入手できる。詳しくは記事の後半を見てほしい。
- また、「エンジニア・スターター」と呼ばれるアイテムを手に入れれば、「エンジニア・ゲート」と呼ばれるメカニズムを起動できる。エンジニア・ゲートを起動すると各種の貴重な報酬アイテムがドロップするほか、運が良ければ上述の新車輌も手に入る。「エンジニア・スターター」はプレミアムショップで販売されるイベント専用パックにも収録されている。
- 「アストロン・ゲート」と「エンジニア・ゲート」に加えて、「ハーリア・ゲート」と呼ばれるメカニズムも存在する。「ハーリア・スターター」というアイテム1個につき1回ずつ起動することができ、「エンジニア・スターター」を含む様々な嬉しいアイテムがドロップする。
ハーリア車輌
9月27日にイベントが開幕すると、モード専用ガレージに3輌の特別車輌が追加される。気にいった1輌を選んで「戦闘開始!」ボタンをクリックすれば、プレイの始まりだ!
各車輌には独自の性能と役割が用意されている。
- Resistor: ベース車輌は X Object 140 だ。様々な役割をこなせる万能型の中戦車で、特に中距離での戦いを得意とする。
- Thunderbolt: ベース車輌は X M48A5 Patton だ。機動性には難があるものの、素晴らしい火力と装甲を誇る攻撃的な1輌だ。
- Foudre: ベース車輌は X Bat.-Châtillon 25 t だ。機動性の高さと瞬間火力に優れた自動装填砲が自慢の中戦車で、足回りと攻撃性能を両立した優秀な1輌ながら、その代償として生存性が低い点には注意が必要だ。
「ハーリア隊」の一員として出撃する場合は、3機のライフが与えられるため、2回までなら車輌が大破しても戦線に復帰することができる。
立ち回りのコツ
攻撃目標にあたるBlitzträgerは、特殊な「シールド」によって保護されている。まずはこの「シールド」をなんとかしなければ、ほとんどダメージを与えることができない。そのため、戦闘開始直後にBlitzträgerへ突進するのは愚策でしかない。戦闘時間の経過に伴い、マップ上に「哨戒車輌」と呼ばれる敵のAI車輌が出現する。「哨戒車輌」は必ず1個の部隊で出現し、最後の1輌を撃破すると「プラズマ」という名のエネルギーの塊を落とす。これを回収して「ジェネレーター」と呼ばれる電波塔型の施設まで運ぶと、シールドを破壊することができる。
「ジェネレーター」はBlitzträgerの「シールド」の動力供給源として機能している。そのため、1基破壊する度に一時的に「シールド」が消失する。一定時間が経過すると「シールド」が復活するものの、その効果は低下する。「プラズマ」を回収・運搬するには、プラズマに触れる必要がある。また、回収した「プラズマ」で「ジェネレーター」を破壊するには、「プラズマ」を運搬している車輌が「ジェネレーター」の近くへ行き、一定時間が経過するまで待機しなければならない。ただし、「プラズマ」を運搬している車輌以外の味方車輌も「ジェネレーター」の周辺にいることで、その破壊に要する時間が短縮される。自分自身は「プラズマ」を運搬していない場合でも、時として「ジェネレーター」付近に留まった方がいい場合もあるわけだ。
「ジェネレーター」には「稼働中」と「停止中」の2つの状態が存在する。「ジェネレーター」の位置は事前に予測することができず、戦闘時間がある程度経過するとランダムでマップ上のどこかに出現する。出現直後の「ジェネレーター」は常に「停止中」だ。破壊するには状態が「稼働中」に切り替わるまで待たなければならない。
自車輌がはじめて「プラズマ」を回収した際には、全味方車輌のHPが一定値だけ回復する。さらに「プラズマ」の運搬中はBlitzträgerに与えられるダメージが増加する。チャンスがあればこの効果を最大限に活かしたいところだが、「ジェネレーター」へ運搬することを優先するべきか、難しい判断が必要だろう。
「ジェネレーター」の破壊に成功した後、敵の「シールド」が消失している間は、 諸元通りのダメージを与えることができる。このチャンスを見逃すな!ハーリア隊の各車輌が保有する戦闘アビリティを使用して一気にダメージを与えよう。「イグナイト」で発射速度を高めるも良し。「アフターバーナー」で機動性を高めて敵の周囲を旋回するもよし。戦闘アビリティーをフルに活用してできる限りダメージを稼ぐのが重要だ。一定時間が経過すると敵の「シールド」が復活する。その場合は次の「プラズマ」を回収して別の「ジェネレーター」の破壊を目指すのが得策だ。敵が「シールド」を展開している間は、砲弾を命中させても与えられるダメージが大きく低下する。ただし、「ジェネレーター」を1基破壊する度に「シールド」の効果が徐々に低下していく。
「ジェネレーター」は合計4基存在する。すべて破壊することができれば、「シールド」を完全に割ることができる。敵に集中砲火を仕掛ける合図と言えよう。どれだけ有利な状況であっても、制限時間が到来してしまえば敗北扱いになることを忘れてはいけない。手を緩めず、情けをかけることなく、冷徹に敵を仕留めるんだ!
Blitzträgerには新兵器「テレポート」装置が搭載されている点にも注意が必要だ。この装置を起動されると、一定の準備時間が経過した後、敵がマップ上の好きな位置に瞬間移動してしまう。ただし、「シールド」の消失中は装置を起動できない。つまり、「ジェネレーター」をすべて破壊してしまえば、「テレポート」で逃げられる心配もないという訳だ
「ハーリア隊」が勝利を収めるには、部隊の車輌編成をよく理解した上で、味方と連携することが不可欠になる。Blitzträgerの「シールド」が消失するわずかな時間にできる限りダメージを与えられるように、「プラズマ」を回収して「ジェネレーター」を破壊する車輌と、Blitzträgerを翻弄しながら「シールド」の消失を待つ車輌に部隊を分割するのも悪くないだろう。車輌の性能からいって、操縦するプレイヤーがいかに優秀でも、「ハーリア車輌」1輌ではBlitzträgerはまず倒せない。
コミュニケーションこそ勝利のカギだ。そのためにはDiscordが欠かせない!『World of Tanks』の公式Discordチャンネルで同じ言語を話すプレイヤーを集ってイベントに挑めば、間違いなく勝率が上がるはずだ!Discordでは、各国の独自イベントや、World of Tanksを知り尽くした熟練スタッフによるレッスンなども定期的に開催されている。ぜひチェックしてほしい。
Blitzträger auf E 110
Blitzträger auf E 110で出撃するには、「キー」と呼ばれるアイテムが必要になる。1回出撃する度に1本が消費される。「キー」の入手方法は以下の通りだ。
- 「ランダム戦」モードで特別ミッションを達成する。ミッションはイベントが開幕する9月27日18:00にアンロックされ、10月4日18:00まで挑戦できる。
- イベント専用モードで「ハーリア・ミッション」を達成する。
- イベント期間中にプレミアムショップで専用パックを購入する。
10月11日18:00にイベントが終了した際、未使用の「キー」があっても補償はないため注意してほしい。
Blitzträger auf E 110は怪物と呼ぶに相応しい圧倒的な火力を備えた駆逐戦車だ。人類史上最高の頭脳とも言われるMax von Kriegerが生み出した超強力な自動装填砲「グングニル」を搭載している。その威力は、1発貫通させるだけで「ハーリア車輌」のHPが半分消し飛ぶほどだ。さらに時代の先を行く4種類の装置も備えている。1つは自動的に効果を発揮し、残りの3つは好きなタイミングで自ら起動することができる。
「エンジニア」陣営には「哨戒車輌」と呼ばれる味方が存在する。ランダムでマップ上に出現するAI車輌だ。「ハーリア車輌」を発見したり、その注意を引く役割を果たす。AIと言えどもそれなりの能力があるため、油断した敵は痛い目を見るだろう。とはいえ、撃破されてしまうと敵の優位に結びつくため、できるだけ放置せずに助けるのが望ましい。
立ち回りのコツ
一騎打ちでBlitzträger auf E 110に適う車輌などまず存在しない。圧倒的な火力を備えている上、「シールド」でほとんどのダメージを無効化してしまうのだから。だが、7輌の優秀な車輌を同時に相手にしなければならないという事実を忘れてはならない。その上、敵車輌はどれも2回まで戦線復帰できる。まだ時間が残っている状態で「ジェネレーター」をすべて破壊されてしまえば、個の能力で優っていたとしても、まず勝ち目はないと思った方がいい。
敵に行動を予測させないのが重要だ。「哨戒車輌」をできるだけ掩護して「プラズマ」の回収を阻止し、あるいは「テレポート」を活用して敵を混乱させ、孤立した敵がいれば「電磁ショット」で機動性を奪って確実に沈めるんだ。周辺に敵車輌が密集している場合は、「電磁バースト」を発動すれば一度にダメージを与えることもできる。「シールド」を失わないのが重要だ。そのためには「プラズマ」の回収はもちろん、「ジェネレーター」の破壊を阻止する必要がある。アビリティーを駆使すれば「ジェネレーター」の破壊状況をリセットできることも記憶の片隅に留めておくといいだろう。
時間は「エンジニア」陣営の味方だ。必ずしも敵を殲滅する必要はない。「ジェネレーター」の破壊を遅らせるだけでも勝率はグッと増すはずだ。
コレクション
イベントには合計4つのステージで構成される独自の進捗システムが用意される。「ハーリア・コレクション」または「エンジニア・コレクション」に含まれる「コレクション・アイテム」を収集すればステージが進み、貴重な報酬が手に入る。「コレクション・アイテム」には現代科学や物理学をテーマにした様々なカスタマイズ要素が含まれる。全アイテムを収集するには両陣営で戦闘を重ね、両方のコレクションを完成させる必要がある点には注意が必要だ。
どのカスタマイズ要素もドロップするのは1回のみとなっている。スタイル、迷彩、徽章、銘刻、デカールなどあらゆる種類が登場する。さらにハーリア隊員やMax von Krieger本人を搭乗員として入手できるのも見逃せない。どの搭乗員にも専用の音声パックが用意されているぞ。
「コレクション・アイテム」を1つ入手する度にイベントの進捗バーに1ポイントが加算され、進捗バーの度合いに応じた追加の報酬も手に入る。その中には非常に貴重なリソースであるボンズが含まれており、最終的にはなんと3,000ものボンズを獲得できる。
ゲート&ドロップ報酬
今回のイベントには、「ゲート」と呼ばれる特殊なメカニズムが用意されている。全部で3種類が存在し、対応する「スターター」を使用して起動すると、「コレクション・アイテム」やプレミアム車輌を含む様々な報酬がドロップする。「スターター」を手に入れるには、イベント内ミッションを達成するか、Blitzträger auf E 220という特殊な「エンジニア車輌」に勝利する必要がある。Blitzträger auf E 220については別記事で取り上げるとして、ここでは「ゲート」の仕組みについて説明しよう。
3種類のうち1つ目は「ハーリア・ゲート」だ。 起動に必要な「ハーリア・スターター」は、「ハーリア隊」の一員として戦闘に出撃してイベント内ミッションを達成することで入手できる。 「ハーリア・コレクション」に含まれる限定アイテムか、以下のリストに記載された報酬が1つドロップする。
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2つ目が「エンジニア・ゲート」だ。起動に必要な「エンジニア・スターター」は、「エンジニア」として戦闘に出撃してイベント内ミッションを達成することで入手できる。 「エンジニア・スターター」は、イベント内の特定の進捗ステージを達成したり、プレミアムショップでイベント専用パックを購入することでも手に入る。運が良ければ、「ハーリア・ゲート」や「エンジニア・ゲート」からドロップすることもあるぞ。 「エンジニア・ゲート」を起動すると、以下のリストに記載されたアイテムが1つ必ずドロップする。
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幸運の女神が微笑めば、さらにレア度の高い以下のアイテムが手に入る可能性も存在する。
- 「イベント・コレクション」には含まれない限定のスタイルとデカール
- Object 140、Bat.-Châtillon 25 t、M48A5 Pattonをイベントでの「ハーリア車輌」と同じ見た目に変える限定3Dスタイル
新登場のTier VIIIプレミアム車輌ASTRON Rex 105 mmや、以下のリストに記載されたプレミアム車輌
アストロン・ゲート
3つ目のゲートは「アストロン・ゲート」と呼ばれる。
新登場のアメリカTier VIIIプレミアム中戦車ASTRON Rex 105 mmを確実に手に入れることができる。 ただし、そのためには「エンジニア・スターター」が60個必要になる。「エンジニア・ゲート」を起動してASTRON Rex 105 mmを手に入れることができた場合には、「アストロン・ゲート」は起動できなくなる。自分の強運を信じるか、「エンジニア・スターター」を60個集めて確実に新車輌を手に入れるか、判断するのはキミ自身だ。 |
以上がイベントの概要となる。後日、詳細と仕様が記載された専用イベントガイドを投稿予定だ。楽しみに待っていて欲しい。最新情報を見逃すな!