7日間にわたって「フロントライン」が再び開催！

「ファタ・モルガーナ」の実装と「クラフトワーク」の調整

今回の「フロントライン」では、既存の夏季マップ「ノルマンディー」と冬季マップ「クラフトワーク」に加えて、広大な砂漠をモチーフにした新マップ「ファタ・モルガーナ」が登場する。モード専用のマップである以上、1,000 m × 1,000 mのセクターを正方形に9つ配置した3,000 m × 3,000 mの超大規模マップであるのは言うまでもない。しかし、他のマップ以上にセクター間を移動しやすく、セクターをまたいだ撃ち合いにも発展しやすいため、さらにダイナミックな戦いを味わえるはずだ。例えば、セクターBとセクターCの間をはしる川の小島を掌握すると、攻撃か防衛かを問わず、どちらのセクターに対しても有利な条件で射撃を行えるようになる。覚えておいて損はないだろう。

ノルマンディー
クラフトワーク
ファタ・モルガーナ

「戦闘リザーブ」と「階級ボーナス」の変更

今回の「フロントライン」では、モードの仕組みをもっと分かりやすく、かつ戦闘をさらに激しいものへと変えるため、「戦闘リザーブ」と「階級」のメカニズムにも改良が加えられている。以下で仕組みをまとめておこう。

どの車輌にも「戦闘リザーブ」を使用するためのスロットが3つ用意されている。ひとつ目のスロットは戦闘開始時からアンロックされており、ふたつ目とみっつ目は「軍曹」と「少尉」に昇格した際にそれぞれアンロックされる。そして「大尉」と「少佐」に昇格すると、すべての「戦闘リザーブ」が同時に強化される。要するにアンロック済みの「戦闘リザーブ」は最大で2回まで強化可能、というわけだ。
今回の「フロントライン」では新たに「大将ボーナス」が導入されており、自分も含めてチーム内の誰かが「大将」に昇格すると、味方チームの全搭乗員の能力に+1.5%のボーナスが加算される。「大将ボーナス」の最大値は+15%に設定されているため、チームメンバーのうち10名が「大将」に昇格するまでは、毎回チーム全体の能力が底上げされるというわけだ。

各種の「戦闘リザーブ」についても部分的な変更や調整が行われている。戦闘の推移や立ち回りに影響を与えるであろうものもあるため、しっかりと確認しておいてもらいたい。

「野戦修理」を発動すると、全モジュールが即座に修理され、それから車輌HPが毎秒少しずつ回復していくように変更されている。「野戦修理」の発動中に大破したモジュールは修理の対象に含まれない点にも注意が必要だ。
「地雷原」には3秒間の設置時間が追加されている。つまり、接近戦の最中に発動しても地雷の設置を終えて敵にダメージを与えられるようになるまで3秒が必要になる、ということだ。

レンタル車輌

Tier VIII車輌を持っていない場合も心配はいらない。「フロントライン2022」同様、今回もレンタル車輌が用意されている。前回と同じくどの車輌も最上位のモジュールが搭載されているほか、国籍と車輌タイプが同じであれば別の車輌の搭乗員をペナルティーなしで配属できるぞ。また、モード専用のレンタル車輌は7日間の開催期間中であればいつでも利用できる。

車輌はゲーム内ショップでレンタルでき、初日のレンタル費用は250,000に設定されている。日にちが進むにつれてレンタル費用が低下していくぞ。

イベント日	1	2	3	4	5	6	7
割引率	0%	5%	10%	15%	30%	50%	75%
レンタル費用（クレジット）	250,000	237,500	225,000	212,500	175,000	125,000	62,500

進捗と報酬

今回の「フロントライン」には、専用の進捗システムとして合計20段階の「フロントラインTier」が用意されており、「フロントラインE×P」を集めて次のTierへ進むと、そのたびに対応する報酬が手に入るようになっている。中級教本や最大4基の試作拡張パーツなど報酬のラインナップに変更が加えられている点に注目してほしい。試作拡張パーツは、「射撃統制システム」、「機動性強化システム」、「生存性強化システム」の3種類から受け取るものを選べるようになっている。ディレクティブについても同様だ。