生まれ変わった「フロントライン」

戦車長の皆さん!

30対30のあのモードが帰ってきます!

『World of Tanks』でも屈指の人気を誇るモード「フロントライン」が様々な改良を経て帰ってきます。8月から11月にかけて1週間のステージが毎月繰り返し開催されます。ステージの開催期間以外はプレイできないため、変更点やレギュレーションとあわせてスケジュールをお確かめください!

詳細は「フロントライン: レギュレーション」にてご確認いただけます。

レギュレーション

フロントライン・ステージ1

2021年日本時間8月16日8:00~8月23日5:00

プライムタイム
08:00–05:00 (HKサーバー)
17:00–21:00 (ANZサーバー)

ステージ2以降の開催期間は追ってご連絡いたします。

  開始 終了
ステージ1 2021年8月16日8:00 2021年8月23日5:00
ステージ2 9月 9月
ステージ3 10月 10月
ステージ4 11月 11月

「フロントライン2021」では、戦闘リザーブのメカニズムに変更が加えられているほか、バトルパスを進められるようになっています。さらに注目の変更点として、実験的にTier IX車輌でもプレイできるようになっています。詳細を確認していきましょう!

内容

    概要

    基本的なメカニズムや進捗システムは昨年度から変更ありません。概要をおさらいしておきましょう。

    • 戦闘は9 km²の巨大なマップ「ノルマンディー」または「クラフトワーク」で30対30形式で行われます。
    • 攻撃チームと防衛チームに分けられ、それぞれ勝利条件が異なります。攻撃チームは敵の防衛線を突破し、敵陣地内に存在する5つのトーチカのうち3つを破壊する必要があります。一方、防衛チームは制限時間までトーチカを守り切ることができれば勝利となります。
    • 戦闘に出撃するにはTier VIII車輌が必要になります。さらに今回は、戦闘の後半で実験的にTier IX車輌も使用できるようになります。詳細は本記事の後半をご覧ください。
    • 必要な車輌を持っていない場合でも、Tier VIII車輌やTier IX車輌をレンタルして出撃することができます。

    フロントラインでのバトルパス進捗ポイント

    今年の「フロントライン」では「バトルパス」を進めることができます。他のモードと同様に戦闘結果や取得EXPでのチーム内順位よって取得できるポイントの量が左右されます。

    取得条件 勝利 敗北
    TOP 1–5 25 10
    TOP 6–20 10 5
    TOP 21–30 0 0

    「フロントライン」には独自のTierが用意されています。最初のTierを除き、新たなTierに到達する度に20ポイントとディレクティブが手に入ります。

    フロントラインTier ポイント ディレクティブ
    1
    2 20 換気孔の清掃x5 
    3 20 換気孔の清掃x5 
    4 20 換気孔の清掃x5 
    5 20 消音器の換装x15 
    6 20 安定装置のグリスアップx5 
    7 20 安定装置のグリスアップx5 
    8 20 安定装置のグリスアップx5 
    9 20 安定装置のグリスアップx5 
    10 20 燃料フィルターの交換x15 
    11 20 弾薬庫の改良x5 
    12 20 弾薬庫の改良x5 
    13 20 弾薬庫の改良x5 
    14 20 弾薬庫の改良x5 
    15 20 照準器の調整x15 

    最終Tierまで到達すれば、合計280ポイントを追加で取得できます。

    「フロントライン」の戦闘で取得するポイントは「ポイント上限」の対象となりません。他のモードではポイントを集められなくなった車輌でも、上述の条件を満たしさえすれば期間中も継続してポイントを取得し続けることができます。

    戦闘リザーブのメカニズム

    「フロントライン2021」では、合計9種類の「戦闘リザーブ」と呼ばれる特殊なアビリティーを使用できます。「攻撃」、「偵察」、「強化」の3つのカテゴリーが存在し、どの車輌にもカテゴリー毎に1つずつ、合計3つの「戦闘リザーブ・スロット」が用意されています。

    「戦闘リザーブ」を使用するには、このスロットをアンロックする必要があります。アンロックには「フロントラインTier」に到達した際に取得できる「戦闘リザーブ・ポイント」を使用します。どの「戦闘リザーブ」も、戦闘中に階級が上がるにつれてアップグレードされていきます。各戦闘リザーブの最高レベルは、使用している車輌のタイプによって異なります。

    「戦闘リザーブ」をカテゴリー毎に見ていきましょう。

    「攻撃」用リザーブ

    敵に直接ダメージを与える「戦闘リザーブ」です。「空爆」と「砲兵射撃」については、昨年度の「フロントライン」に登場したものと同様です。素早い敵車輌や規模の大きな敵部隊には「空爆」を、重装甲で機動性の低い敵車輌には「砲兵射撃」を仕掛けるのがおススメです。

    地雷原」は、他のモードにすでに登場しているリザーブで、発動すると地雷原が設置され、そこに敵がやってくるとダメージやスタン効果を発生させることができます。敵の進軍ルートや撤退ルートを先読みするのが重要になります。

    味方が設置した地雷原は特殊インジケーターでマークされ、自車輌にダメージやスタンが発生することはありません。

    敵が仕掛けた地雷原を発見するには、半径50 m以内に近づくか、以下で紹介する「偵察」用リザーブを発動する必要があります。また、砲弾を撃ち込んだり、「空爆」や「砲兵射撃」を行うと地雷を取り除くことができます。敵の地雷原に重ねる形で自分も地雷原を設置すると、両方とも取り除かれます。

    「偵察」用リザーブ

    煙幕」は以前にも登場しているリザーブですが、効果に若干の変更が加えられています。発動すると、敵車輌の視界を遮り、効果範囲内の味方車輌の隠蔽率を上昇させることができます。昨年度と異なり、効果範囲内の敵車輌に隠蔽率ボーナスが加算されることはなく、また味方車輌の視認範囲が縮小されることもありません。なお、味方の煙幕は「灰色」で、敵の煙幕は「暗いオレンジ色」で表示されるため、どちらが発動したものか見分けることができます。

    偵察機」では、敵車輌や敵が仕掛けた地雷原を発見できます。

    新登場の「索敵改修」は特に軽戦車におススメのリザーブです。まず、静止してから数秒が経過した後の視認範囲を拡大してくれます。さらに、静止中の自車輌の隠蔽率を上昇させるほか、車長用視認性向上装置のように静止中の敵車輌の隠蔽率を低下させます。

    「強化」用リザーブ

    インスパイア」を発動すると、自車輌や周囲にいる味方車輌の搭乗員の能力が上昇します。味方の搭乗員の職能レベルに対するボーナスは前回と同じ+15%のままですが、自車輌の搭乗員に対するボーナスが大幅に強化されています。

    工兵」は、アップグレードの度合いに応じて、陣地の占領スピードに対して50~80%、補給スピードに対して30~50%のボーナスを加算します。また、陣地を占領している敵車輌にダメージを与えると、占領をリセットできるだけでなく、占領の再開を5~10秒遅らせることができます。車輌HPの回復効果はありません。

    野戦修理」を発動すると、車輌HPを一度に大幅に回復させた上で、さらに数秒間に渡って増加させることができます。発動中にダメージを受けても、効果が停止することはありません。また、発動中は地雷原から受けるダメージが低下します。

    リザーブの発動メカニズム

    どの車輌にも「戦闘リザーブ・スロット」が3つ用意されています。ただし、出撃時には1つしか使用できません。戦闘が進み、階級が上昇するにつれて徐々にスロットがアンロックされ、別のカテゴリーを選べるようになります。

    どの「戦闘リザーブ」をどういった順番でアンロックできるかは、車輌タイプによって異なります。例えば、重戦車の場合は出撃時には「攻撃」用リザーブしか選択できず、戦闘が進むにつれてまず「強化」用リザーブを、そして最後に「偵察」用リザーブをアンロックできるようになります。軽戦車、駆逐戦車、自走砲の場合は「偵察」用リザーブを、中戦車の場合は「強化」用リザーブを最初から選択できます。その車輌タイプに一番必要なリザーブを最初から使用できるというわけです。

    Tier IX車輌の使用

    Tier IX車輌は、Tier VIII車輌以上に性能や立ち回りのバラエティーに富んでいます。昨年から開催されている「遠征」や「バトルパス」で新Tier IX車輌を手に入れた方も多いでしょう。しかし、『World of Tanks』にはTier IX車輌専用のモードが存在しません。そこで「フロントライン2021」では、実験的にTier IX車輌も使用できるようになっています。

    出撃時に選択できるのは、あくまでTier VIII車輌のみとなります。しかし、攻撃チームが第2防衛線(ゾーンD、E、F)のいずれかひとつを占領すると、どのプレイヤーも車輌放棄を行う際にTier IX車輌を選択できるようになります。

    Tier VIIIプレミアム車輌を使用してとにかくクレジットを稼ぎ続けたいような場合は、引き続き収支のいいTier VIIIプレミアム車輌を使っても構いません。とはいえ、「フロントライン」ではTier IX車輌でもかなり効率よくクレジットを稼ぐことができます。一度条件が満たされれば、その戦闘中は制限なくTier IX車輌を使用できます。Tier IX車輌を持っていない場合でも、Tier IX車輌をレンタルして出撃できるため心配には及びません。

    「フロントライン」の専用ガレージには、それぞれTier VIII車輌とTier IX車輌に対応した2つのセクションが用意されています。拡張パーツなどを事前に搭載するのを忘れないようにしましょう。Tier IX車輌を使用するつもりの場合は特に重要です。

    レンタル車輌

    Tier VIII車輌やTier IX車輌を持っていない方でも「フロントライン」をプレイできるように、レンタル車輌が用意されています。以下の車輌はステージを通して固定額でレンタルできます。

    Tier VIIIレンタル車輌(レンタル料: 240,000

    Tier IXレンタル車輌(レンタル料: 320,000

    さらに特定の「フロントラインTier」に到達すると、Tier IX車輌M46 PattonとConquerorがアンロックされます。レンタル車輌はどれも既存の車輌と同じ性能となっています。

    生まれ変わった「フロントライン」をぜひお楽しみください!30対30の激しい戦闘に備えよ!

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