バトルパス・シーズンVII: イベント・ガイド

戦車長の諸君！

「バトルパス」が帰ってくるぞ！3月1日から5月30日まで、いつもと同じく約3か月に渡って今年度最初となる「シーズンVII」を開催する。基本的なメカニズムはそのままに様々な嬉しい変更を加えてあるぞ。気になる報酬には新たなプログレッシブ・スタイル、報酬ターボチャージャー、そして2輌の新Tier IX車輌なども含まれる。本記事で詳細を確認してほしい！

目次

「シーズンVII」の概要

• 「シーズンVII」の開催期間は3月1日から5月30日だ。「バトルパス2022」の最初のシーズンにあたり、イベント専用通貨「バトルパス・トークン」を集めれば今年度の次回以降のシーズンに持ち越すことができる。
• 「シーズンVII」は全3チャプター150ステージ＋アルファで構成される。好きなチャプターから挑戦を開始できるほか、特定のチャプターへの挑戦を一時停止して別のチャプターに挑むこともできる。挑戦するチャプターの選択や変更は手動で行う必要がある。（NEW!）
• シーズンが終わりに近づくと期間限定で第4の特別チャプターがアンロックされる。（NEW!）
• 各ステージを達成するには「バトルパス進捗ポイント」と呼ばれるイベント専用リソースを集める必要がある。「進捗ポイント」の取得方法は大きく3つに分けられる。Tier VI～X車輌を使用して「ランダム戦」モード（グランドバトルは除く）で好成績を収めるか、「ランク戦」など期間限定の対象モードで対象車輌を使用して戦闘を重ねるか、あるいはデイリーミッションを達成するかだ。デイリーミッションを達成さえすれば「進捗ポイント」が手に入り、達成時に使用した車輌のTierは問われない。
• イベントが始まるとチャプターを選択していない場合でも「進捗ポイント」を取得でき、チャプターの選択を行うと集めたポイントが自動的にそのチャプターの進捗に加算される。
• イベント期間中であれば好きなタイミングでチャプターを選択できるが、選択を怠ったままイベント終了を迎えてしまうと集めた「進捗ポイント」が自動的に削除されてしまうため注意が必要だ。
• 「シーズンVII」の「コア車輌」は X Leopard 1 、 X T110E4 、 X Kranvagn の3輌だ。「コア車輌」は「ポイント上限」が300ポイント高い1,000ポイントに設定されているなど、他の車輌よりも有利な条件で「進捗ポイント」を集めることができる。
• 規定量の「進捗ポイント」を集めてステージを突破すると、その度に嬉しい報酬が手に入る。内容はWoTプレミアムアカウント、ボンズ、搭乗員教本など様々だ。報酬には「ベース報酬」と「リッチ報酬」という2種類のルートが用意されている。今シーズンは「ベース報酬」として入手できる「バトルパス・トークン」が3枚増加されている。集めた「バトルパス・トークン」はゲーム内ショップの特設セクションでボンズ拡張パーツやTier IX報酬車輌などと交換できるぞ。
• 報酬ルートのうち「ベース報酬」ははじめからアンロックされている。一方、「リッチ報酬」をアンロックするにはゴールドまたはリアルマネーで「改良パス」と呼ばれるアイテムを購入する必要がある。「リッチ報酬」の中には新登場の「報酬ターボチャージャー」も含まれている。
• どのチャプターでも開始時に「コア車輌」専用の3種類のプログレッシブ3Dスタイルから1つを選んで受け取ることができる。特定のステージを達成するとレベルが上昇し、2Dや3Dの新たな要素が追加されていく特殊な仕組みとなっている。
• 各チャプターの全50ステージを制覇すると、その度に対応する限定搭乗員を1名入手できる。
• 「シーズンVII」では合計21枚の「バトルパス・トークン」が手に入る。ただし、すべて取得するには「ベース報酬」に加えて「リッチ報酬」もアンロックする必要がある。「バトルパス・トークン」は「バトルパス2022」の全3シーズンを通して集めることができる。交換できる報酬には新登場のTier IX車輌「Cobra」と「Lorraine 50 t」も含まれているぞ。

さらに増す自由度

今シーズンはこれまでと異なりチャプターに挑戦する順番をプレイヤー自身が自由に選べるようになっている。挑戦するチャプターを途中で変更することも可能だ。

欲しい報酬がチャプターの前半に集まっているような場合に有効活用してほしい。

「バトルパス進捗ポイント」はイベント開始と同時に取得できるようになる。チャプターを選択していない場合は「ポイント」が蓄積され、特定のチャプターへの挑戦を開始した際に自動的にその進捗に加算される。チャプターへの挑戦を一時停止している場合も同様だ。要するに昨年度と比べてイベントを進める上での自由度が増したということだ。

ただし、チャプターの選択を行わずにシーズン終了を迎えてしまうとせっかく集めた「ポイント」が無駄になってしまうため、シーズンが始まったらひとまずチャプターを選択しておくのがいいだろう。

さらにイベントが終了に近づくと期間限定で第4の特別チャプターがアンロックされる。引き続き「進捗ポイント」を集めて特別チャプターを制覇すればTier VIIIプレミアム車輌が1輌手に入るぞ。特別チャプターがアンロックされるまでに集めたポイントが残っていても使用できない点には注意してほしい。

ポイントの取得方法

イベントを進めるには「進捗ポイント」と呼ばれるイベント専用リソースを集める必要がある。モードによって取得ルールが異なる点に気を付けてほしい。

ランダム戦（Tier VI～X車輌限定）

「シーズンVII」の期間中には「ランク戦」が開催される予定となっている。こちらのモードでも以下の条件を満たせば「進捗ポイント」が取得できる。

ランク戦（Tier X車輌限定）

以上の表にある条件を満たせなかった場合には「進捗ポイント」は手に入らない。ただし、「ランク戦」モードの「シェブロン」などと異なり、条件を満たせなかった場合でも1度取得した「進捗ポイント」が失われることはない。

デイリーミッションを達成した際にも追加で「進捗ポイント」が手に入る。上述の達成条件とは異なり、デイリーミッションについては達成する車輌のTierに制限がない。取得できるポイント数はミッションの難易度に応じて次のように設定されている。もちろん本来の達成報酬も手に入るぞ。

ポイント上限

特定の車輌で取得できる「バトルパス進捗ポイント」には上限が設けられている。車輌Tierが高いほど上限も高く設定されている。特定の車輌の「ポイント上限」に到達した場合は「上限到達報酬」として車輌Tierに応じた追加ボーナスポイントが加算され、それ以降は引き続きその車輌で戦闘を行っても「ポイント」が手に入らなくなる。さらに「ポイント」を集めるには別の車輌を選択する必要があるということだ。なお「ポイント上限」の対象となるのは「ランダム戦」または「ランク戦」で取得したポイントに限られる。

コア車輌

今シーズンの「コア車輌」は以下の3輌だ。「ランダム戦」だけでなく「ランク戦」でも活躍している大人気のTier X車輌から厳選した。

X Leopard 1  

X T110E4  

X Kranvagn  

「コア車輌」は「ポイント上限」が他のTier X車輌よりも300ポイント高い1,000ポイントに設定されているほか、ポイント取得ルールに独自の優遇措置が設けられている。「ランダム戦」で取得できるポイント数は以下の通りだ。

「ランク戦」でのポイント取得ルールは以下の通りだ。

以上の表にある条件を満たせなかった場合には「進捗ポイント」は手に入らない。ただし、「ランク戦」モードの「シェブロン」などと異なり、条件を満たせなかった場合でも1度取得した「進捗ポイント」が失われることはない。

「バトルパス・シーズンVII」の期間中にガレージに所有している全車輌で取得できる進捗ポイントの総量を確かめたい場合は以下のインタラクティブ画像を利用してくれたまえ。取得可能なポイントの合計を正確に計算するには達成できるであろうデイリーミッションの難易度と数を正確に入力する必要がある点には注意が必要だ。

新しいプログレッシブ・スタイル

今シーズンも「ベース報酬」の一部として合計3種類の「コア車輌」専用プログレッシブ・スタイルが登場する。ステージを進めてレベルを上げれば見た目がどんどん豪華になっていくぞ。以下の画像で確認してほしい。

スタイルはそれぞれ「コア車輌」のいずれか1輌に対応している。どれもレベルが4段階存在し、各チャプターの冒頭で好きなものを1つ選んでレベルIの状態で入手できる。そのチャプターで特定のステージに到達すると2Dや3Dの要素が追加されていき、チャプターを制覇すると最高レベルにあたるレベルIVに到達する仕組みとなっている。

自力でレベルIVに到達できなくてもシーズン終了後にゴールドを使ってレベルアップできる。例えば、2つ目のチャプターの途中までステージを達成した状態でイベント終了を迎え、レベルIVのスタイルを1つとレベルIIのスタイルを1つ持っているとしよう。この場合、レベルIIのスタイルはゴールドを支払えばレベルIVまでアップグレードできる。ただし3つ目のスタイルは手に入らない。

キャラクター

今回のシーズンにも3名の主役が登場する。それぞれ対応するチャプターを制覇すると搭乗員として入手できるようになっている。「チャプターI」はSiegfried Hammel、「チャプターII」はBenjamin Willard、「チャプターIII」はMarie Fredrikssonだ。どの搭乗員も採用時に国籍と職能を選択できる。

全員が初期状態でゼロパーク「戦友」を習得済み、さらに好きなパーク/スキルを2つ習得できるようになっている。

注目の情報

「ベース報酬」のルートでは以下のような報酬を入手できる。

• WoTプレミアムアカウント
• ボンズ
• クレジット
• ガレージスロット
• パーソナルリザーブ
• などなど

さらに「改良パス」を購入して「リッチ報酬」のルートをアンロックすれば新登場となる「報酬ターボチャージャー」を含む貴重な報酬が手に入るぞ。「報酬ターボチャージャー」は他の報酬拡張パーツと同じくクレジットを支払ってアップグレードすることで、さらに高い性能を発揮できるようになる。

「報酬ターボチャージャー」は各チャプターの最終ステージを達成した際の「リッチ報酬」として用意されている。もちろん、これまでと同じく他の報酬拡張パーツを選んでも構わない。さらに「バトルパス・トークン」が3枚あればゲーム内ショップの特設セクションで好きな報酬拡張パーツ1基と交換できる。この権利を使用できるのはシーズンを通して1回に限定されているため注意してほしい。いずれにせよ今シーズンは最大で4基の報酬拡張パーツが手に入るというわけだ。

報酬リストには合計6基の通常拡張パーツも含まれる。国別ピースと搭乗員教本は国家を選択できるぞ。選択を行うには対応するステージを達成した後に画面右上に表示されるボタンをクリックするだけで構わない。

報酬選択画面にも改良を加えてある。これまでよりも操作しやすくなっているはずだ。「シーズンVII」で入手できる全報酬のリストは以下の画像またはクライアント内のバトルパス画面で確認してほしい。

WoTプレミアムアカウント1日間; WoTプレミアムアカウント3日間; WoTプレミアムアカウント7日間; クレジット; バトルパス・トークン; ボンズ; ガレージスロット; 解除キット; 好きな通常拡張パーツ（機動性＆偵察性能）; 好きな通常拡張パーツ（火力＆生存性）; 好きな報酬拡張パーツ; 弾薬庫の改良; 換気孔の清掃; 安定装置のグリスアップ; パーソナルリザーブ: フリーEXP+300%（1時間）; パーソナルリザーブ: 搭乗員EXP+200%（1時間）; パーソナルリザーブ: 戦闘EXP+100%（1時間）; パーソナルリザーブ: クレジット+50%（1時間）; 汎用ピース; 好きな国家の国別ピース; 好きな国家の基礎教本; 好きな国家の初級教本; 上級教本; 搭乗員Siegfried Hammel; 搭乗員Benjamin Willard; 搭乗員Marie Fredriksson; 2Dスタイル「掩蔽壕」; 2Dスタイル「瓦礫」; 2Dスタイル「歴戦の傷跡」; デカール「ジャングルのサビーナ」; デカール「開拓者キャンディー」; デカール「武器商人アグネタ」; プログレッシブ・スタイル（レベルI）; プログレッシブ・スタイル（レベルII）; プログレッシブ・スタイル（レベルIII）; プログレッシブ・スタイル（レベルIV）

ベース報酬

リッチ報酬

0

 

 

 

0

 

 

 

0

5

10

15

20

25

30

35

40

45

50

 

 

受け取る報酬を選択できるステージを達成したにもかかわらずシーズン終了までに選択を行わなかった場合は、達成したステージ数に応じて以下のアイテムが自動的にアカウントに追加される。

カスタマイズ・アイテム

報酬にはもちろん2Dスタイルやデカールも含まれる。全容は以下の通りだ。

• 最大で3種類の2Dスタイル （チャプター毎に1種類ずつ）。共通のテーマを持ち、どれも登場するキャラクターの人となりに大きな影響を与えた戦場や人生のワンシーンを切り取ったデザインとなっている。

• デカール（チャプター毎に1種類ずつ）

• 特別勲章（全150ステージの達成報酬）

全チャプター制覇報酬セクション

今回の「バトルパス」では全3チャプターを完全制覇すると報酬としてゲーム内ショップに特別セクションが開設される。このセクションではなんとシーズン中に集めたポイントを「ボンズ」やこれまでの「バトルパス」に登場した報酬アイテムと交換できるのだ。詳しい内容は以下のリストを見てほしい。

• 過去6シーズンに登場した3Dスタイル
• シーズンIV以降の限定搭乗員

特別セクションを利用できるのは日本時間2022年5月30日09:30までとなっている。つまり、今シーズンは全3チャプターを制覇しても引き続き「進捗ポイント」を集めることができるというわけだ。

バトルパス・トークン

特定のステージを達成すると「バトルパス・トークン」と呼ばれるイベント専用通貨が手に入るのはこれまでと同様だ。「ベース報酬」として12枚、「リッチ報酬」として9枚、合計21枚を用意してある。集めた「トークン」はゲーム内ショップの特設セクションで報酬車輌を含む貴重なアイテムと交換できる。合計7輌のTier IX車輌が登場する。そのうち2輌、「Cobra」と「Lorraine 50 t」は新登場となっている。

「Cobra」は弾倉装弾数4発の自動装填システムを搭載したイギリスTier IX中戦車だ。貫通力に秀でた通常HEAT弾と戦術HESH弾を使い分けることができ、連射間隔も短いため、わずか数秒のうちに確実に大ダメージを叩き込むことができる。

あえて例えるならば「ジーキル博士とハイド氏」と言えるかもしれない。通常HEAT弾を使えば貫通力と連射性能を活かして着実に敵のHPを削ることができる。一方、戦術HESH弾は扱いが難しい代わりに使いこなせるならば圧倒的なダメージが期待できる。

確実さを重視した知的なイギリス紳士にアドレナリン全開の凶暴な怪人と、2つの顔を使い分けられるわけだ。どちらの弾種を使うかで立ち回りが大きく変わる実にユニークな1輌に仕上がっている。どう戦うかは乗り手次第だ。

「Lorraine 50 t」は機動性に優れたフランス重戦車だ。「Lorraine 40 t」と名前は似ているが車輌タイプも違えば主砲性能も異なり、貫通力と射撃精度に秀でた単発装填砲を搭載している。前面装甲もかなり頑丈で接近戦で力を発揮してくれるだろう。

とはいえ発射速度と分間火力に多少の難を抱えているため、どちらかと言えば射撃精度と機動性を活かして第2線からの味方の掩護を基本とした方が活躍できるかもしれない。いずれにせよ、柔軟性と汎用性に富んだ1輌と言える。

「バトルパス」の報酬Tier IX車輌には補給費用が掛からない「標準修理キット（大）」が搭載されている点もささやかながら嬉しい特典だ。

「シーズンVII」の報酬報酬には昨年度の「バトルパス」に登場した車輌も含まれる。このうち「Kunze Panzer」と「K-91-PT」は価格がそれぞれ12トークンと9トークンに変更される。

昨年度と同じく「バトルパス・トークン」は今年度の3シーズンすべてを通して集めることができる。「シーズンVII」で使い切れなくても次のシーズンに持ち越せるというわけだ。

リッチ報酬と改良パス

「バトルパス」に「ベース報酬」と「リッチ報酬」と呼ばれる2種類の報酬ルートが用意されているのはすでにたびたび触れた通りだ。最初からアンロックされている「ベース報酬」のルートだけでも数々の貴重なアイテムが手に入る。だが「改良パス」を購入して「リッチ報酬」のルートをアンロックすると、さらに多くの報酬を入手できるようになる。「改良パス」はチャプター毎に用意される。それぞれ2,500で購入できるほか、全チャプター分の「改良パス」を収録したお得な特別パックも販売される。

挑戦するチャプターを自由に選択できるようになったのに伴い、「改良パス」の購入も複数のチャプター分をまとめて購入できるようになっている。

「改良パス」を購入すると、未達成のステージの「リッチ報酬」がすべてアンロックされるのはもちろん、対応するチャプターですでに達成しているステージの報酬を即座に入手できるのはこれまでと変わらない。

特別パックには種類が存在する。1つ目は「改良パス」のセットのみ収録されたもの。2つ目は「改良パス」のセットに加えて、購入が完了してから30日が経過するまで、毎日ログインするだけで250ゴールドが手に入る特別ミッションが収録されたもの。このパックは条件を達成できなかった日のゴールドを受け取ることができない点に注意しよう。

「改良パス」を購入すると、さらに対応するチャプターのステージを好きなタイミングで好きなだけ購入できるようになる。ステージを購入すれば「ポイント」を集めずともステージ報酬が手に入る。ステージの購入は「バトルパス」の開幕直後から好きなタイミングで行うことができる。ただし、対応するチャプターの「改良パス」を事前に購入してあるのが条件となる。特別パックで全3チャプター分の「改良パス」をまとめて購入した場合は、好きなチャプターのステージをいつでも好きなタイミングで購入できることになる。

「バトルパス・シーズンVII」に備えよ！