VIII E 75 TS の名前だけ聞くとドイツTier IX重戦車の IX E 75 を思い浮かべる人が多いでしょう。そして「E 75のような強靭な装甲を持った車輌がTier VIIIにやってきた?」と思う人も多いかもしれません。本車輌はどのような特性を持っているのか?詳しく見ていきましょう!
特徴
装甲
LÖWEに似た形の砲塔と、車体側面に張り巡らされた追加装甲……見た目の時点で強靭な風貌を漂わせます。しかし、本車輌の装甲は重戦車としては平均的と言えます。いえ、見方によっては平均より劣っていると言っても良いかもしれません。それぞれの詳しい装甲を見ていきましょう。
車体正面下部は下位Tierにも簡単に貫通されてしまう装甲厚であり、他の車輌同様に明確な弱点です。最も跳弾できる可能性が高い箇所は車体正面上部ですが、有効なのは同Tier以下の相手のみとなります。同Tierからプレミアム弾で撃たれると、余程きつい角度が付いていない限り安定して貫通されてしまう程度の実装甲厚です。
車体側面も十分な装甲厚とは言えず簡単に貫通されてしまいます。ただ一応は豚飯(サイドスクレーピング)しながらの攻撃は可能ではあります。非常にシビアな角度が求められる上に、正面上部装甲が少し露出してしまうため、完全では無い点に注意しましょう。側面に取り付けられた追加装甲は、たしかに空間装甲としての役割を果たしますが、非常に薄いです。過信しないようにしましょう。
次に砲塔装甲です。車体の中途半端な装甲厚に対してこちらは十分な装甲厚と傾斜を備えています。安心……と思いたいのですが、明確な弱点が存在します。防盾の両側面についている “目” のような見た目の測距儀が弱点であり、砲塔上部に付いている車長用キューポラも同じく弱点です。これら弱点の面積は小さいので200m以上離れてしまえば狙うことは難しい場所ではあります。近距離で戦う場合は小刻みに動いて狙われないようにする必要があります。
機動性
これだけ長々と装甲について書いておきながら、こんなに中途半端な装甲で興味が薄れてしまったかもしれません。でも待って下さい。この車輌の真価はこれ以降のガイドで明らかになります。
走行性能は快適です。中戦車にもついていけるレベルの最高速度と加速力を持っています。確かに装甲は中途半端ではありますし、走行性能も良いものの中戦車ほど快適には動けず、それぞれの性能を単体だけで見ると中途半端感が拭えない方も多いでしょう。しかし、この装甲に対して、このレベルの足回りがついてくるとなると話は変わります。しかも本車輌は後退速度が非常に優秀で、射撃後の退避も容易に行えます。
攻撃性能
最後に攻撃性能です。こちらも最高とは言えませんが、平均以上の性能を持っています。まず貫通力です。通常弾は十分な数値であり、プレミアム弾の貫通力も非常に優秀です。Tier X車輌を相手にしたとしても対抗できるレベルです。単発ダメージとDPM、射撃精度は平均的ですが、照準性能はスペック以上の扱いやすさを持っています。もちろん良く狙いを定め、完全に照準してから攻撃するのが無難ではありますが、中途半端な照準の射撃でも一定以上の命中率を持つ性能です。砲俯仰角も良好で、バランスの良い主砲と言えます。
隠蔽率と視認範囲
さすがに隠蔽率は優秀ではありません。重戦車相応の非常に低い隠蔽率です。ただし、視認範囲は平均以上です。優秀な砲塔装甲と後退速度を活かし、ハルダウン姿勢で少しだけ露出させ退することで、シチュエーションによっては最前線での索敵車輌として機能することもあります。
機動性を活かした運用を心がけましょう。得意な距離は中距離から遠距離にかけてです。至近距離では弱点を狙われる可能性が増えてしまいます。ゲーム序盤は、機動性を活かして思い切って最前線の有利なポジションへ飛び込むか、中戦車のように見方の支援に徹するかを判断しましょう。他の重戦車と変わらない中途半端な運用では性能を活かしきれません。
下位Tier、上位Tier どちらの車輌を相手にする時も、とにかくハルダウンを徹底しましょう。市街地ではある程度の距離を保ちながら適切な角度で豚めし(サイドスクレーピング)による防御姿勢をとり、対処しましょう。
ストロングポイント:
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ウィークポイント:
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拡張パーツ2.0のアップデートに伴い、現在、拡張パーツに関するオススメセットアップは休止中です
搭乗員スキル
車長 | |||
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砲手 | |||
操縦手 | |||
無選手 | |||
装填手 |
「修理」スキルを修得させて行動不能にさせられる可能性を減らしましょう。2つ目では、砲手に照準性能を向上させる「速射」を修得させ、操縦手には旋回速度を向上させる「クラッチの名手」を修得させて対処能力を向上させています。無選手は視界範囲を拡張させる「状況判断能力」を。そして車体上部装甲を貫通されると稀に弾薬庫が損傷しやすいため、装填手は「弾薬庫保護」を修得させましょう。
修理
戦闘中に大破したモジュールの修理時間を短縮します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
カモフラージュ
自車輌の隠蔽率を向上させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
消火能力
火災によるダメージを低減させます。火災発生時間を短縮します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
戦友
搭乗員たちの職能レベルを5%上昇させます。
「戦友」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
Band of Brothers
搭乗員たちの職能レベルを5%上昇させます。
「戦友」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
他の搭乗員が「戦友」スキルを習得している場合でも有効です。
第六感
自車輌が発見されてから3秒後に発見アイコンが表示されます。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
偵察
自車輌の視認範囲を拡張します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
教官
車長以外の搭乗員EXPの取得量を上げます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
鋭い視力
数秒間マウスオーバーすることで、敵車輌の破損/破壊したモジュールと負傷した搭乗員を特定します。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
なんでも屋
負傷した搭乗員の代わりを務めることができます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
速射
砲塔旋回中の照準拡散を縮小します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
指定された目標
目標車輌の可視状態を2秒間延長します。
「指定された目標」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
射撃の名手
重大な損傷を与える確率があがります。
「射撃の名手」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
スムーズな運転
走行中の照準拡散を縮小します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
オフロード走行
軟地盤および通常地盤での走行抵抗を減少させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
クラッチの名手
自車輌の旋回速度を上昇させます。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
こまめな手入れ
火災発生率を低下させます。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
衝突の制御
体当たりによる与ダメージが高くなり、体当たりによる被ダメージが低くなります。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
状況判断力
自車輌の視認範囲を拡張します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
報復要請
自車輌が大破したあとに敵車輌の位置を知らせます。
「報復要請」はパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
信号の増強
自車輌の通信範囲を拡大します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
通信中継
自車輌の通信範囲内の味方車輌の通信範囲を拡大します。
スキルレベルが上がるほど、効力が大きくなります。
弾薬庫保護
自車輌の弾薬庫の耐久性を上げます。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
アドレナリンラッシュ
自車輌のHPが10%未満になると、装填時間を10%短縮します。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
直感
装填時間ゼロで弾種を変更できる可能性があります。
自動装填装置搭載車輌では効果がありません。装填中も効果を発揮します。
このスキルはパークスキルです。スキルレベルが100%に到達して初めてスキル効果を発揮できます。
WoT公式CCによる攻略コンテンツ
ここまでは基本的な攻略ポイントをご紹介しましたが、もう一歩踏み込んだ内容をご希望の方に、公式コミュニティコントリビューターの方が紹介する記事をご紹介します。
「Cromwell B」を更に極めたい方にオススメの内容です!
Aramosoさんのゆっくり実況動画:Youtube「mondo moso」チャンネル
ゲームプレイ動画に棒読み音声をつけた、いわゆる「ゆっくり実況動画」をYoutubeとニコニコ動画にアップしています。なんと2~3日に1本ペースで投稿するという超ハイペースの投稿者さんです。素材となるリプレイ動画は他のプレイヤーの方から送られたリプレイデータで作成しているので「良いプレイができた!」という方がいたらAramosoさんへ送るのもアリかも?