「Lorraine 40 t」はTier VIII中戦車として『World of Tanks』に初めて登場した後、一旦はTier IXに格上げされながらも「Bat.-Chât.25 t AP」と交代となり、ゲーム内から姿を消しました。そして車輌特性が若干調整されたのちにTier VIIIプレミアム中戦車として再度ゲーム内に実装されました。ちょっと複雑な過去を持つ「Lorraine 40 t」について詳しく見ていきましょう。
特徴
「Lorraine 40 t」は中戦車としては大きな車体が特徴です。しかし車体の大きさに惑わされてはいけません。「Lorraine 40 t」は優秀な最高速度を誇り、その大きな車体で他の中戦車をごぼう抜きできるほどの速力を備えています。このスピードのおかげで、射撃した後に速やかに安全な場所に退避し、落ち着いて再装填することができます。ただ戦車長の皆さんならすでにお気づきでしょう。大きな車体と薄い装甲が特徴の「Lorraine 40t」は支援車輌に向いています。
なぜ第2戦線の支援車輌向きなのかが、主砲の特性を見てみるとよくわかります。この車輌の砲性能は圧倒的な瞬間火力を誇るかわりに砲精度や照準性能が悪く、300メートル以上の距離では精密な射撃は期待できません。しっかりと照準を行ったとしても、長距離で敵の弱点を狙うなどのスナイピングは無謀とも言えます。
しかしながら本車輌は、TierVIII中戦車としては非常に優れた標準弾貫通力を持っています。射撃対象が重装甲車輌や防御姿勢中の車輌でない限り、弱点を狙わなくても車体に当てれば高い確率で貫通が期待できます。
利点(自動装填装置の圧倒的な瞬間火力、素晴らしい最高速度、優秀な標準弾貫通力)を活かし、敵の隙を突いて一気に優位に立ちましょう!
ストロングポイント:
|
ウィークポイント:
|
拡張パーツ
おススメの組合せ |
---|
照準性能を改善するために「砲垂直安定装置」は欠かさず搭載しましょう。視界範囲を強化する「レンズ皮膜」は、本車輌が持つ優秀な機動性と隠蔽率と相性抜群です。ゲーム中盤から終盤にかけて、軽戦車の代わりに偵察車輌として運用できることも忘れずに。最後の1つは車輌性能全体を微増させる「改良型換気装置」をお勧めします。搭乗員スキルの「戦友」や、消耗品の「濃いコーヒー」と組み合わせることでさらに効果を感じられるでしょう。もし「戦友」が未習得だったり、「濃いコーヒー」を搭載しない場合は、照準速度を早くする「改良型射撃装置」を搭載することもお勧めです。
※自動装填装置車輌の代償として、戦車砲用装填棒を搭載できません。
搭乗員スキル
車長(無選手・装填手兼任) | |||
---|---|---|---|
砲手(装填手兼任) | |||
操縦手 |
「Lorraine 40 t」の車体は大きいのですが、搭乗員は3名です。Bat.-Chât.25 t APとBat.-Chât.25tも同様の搭乗員構成であるため、搭乗員育成にはうってつけです。スキルセットアップのお勧めは、優秀な隠蔽率さらに強化し、悪い砲精度を改善するスキルの組合せです。車長以外の1つ目のスキルには「カモフラージュ」がお勧めです。Bat.-Chât.25 t APとBat.-Chât.25tも隠蔽率に優れた車輌であるため、載せ替えを行ってもどの車輌でも効果を実感できます。2つ目は主砲特性を改善する照準系のスキルを搭載させ、3つ目に「戦友」スキルで車輌性能全体を向上させましょう。