戦車長!
World of Tanksをプレイしている時に気をつけていることはありますか?この「戦車兵之心得」シリーズでは、心掛けるべきプレイルールやマナーだけでなく、知っておくと活躍できるワンポイントプレイアドバイスなど、World of Tanks戦車兵が心得ておくべき嗜みや知識をお教えします。
今回は、茂みや倒木の奥にいる「シルエットしか見えない敵」のどこを撃てば良いのかをご紹介!
狙いを定める
皆さんは木や茂みなどの後ろにいる敵車輌を攻撃する際、どんな事に気をつけて狙いを定めていますか?
…なるほど?「しっかり静止して照準サークルを絞っている」と?それは基本中の基本です!
…ふむふむ?「装甲の薄い部分をちゃんと狙っている」と?それも基本です!
え?それ以外に思いつかない?
足りません!敵の姿が明確に見えている時は「照準サークルを絞る」と「弱点を狙う」を行えば問題ありません。しかし、茂みや倒木で敵の姿が見えずに "赤いシルエットライン" しか見えていない敵を狙う場合、照準中の敵の一部が遮蔽物に隠れていないかを一度調べることがポイントです。例を見てみましょう。
この状態は、一見すると敵車輌のど真ん中を狙っているように見えます。照準サークルも最小まで絞りきっており、敵車輌のシルエット内に収まっています。運が悪くない限り外れることは無い!…そう見えますか?
実はこの状態、発射された砲弾が敵車輌に命中する確率は 約50% です
生い茂っている木を倒して確認してみましょう。
敵車輌の後部が建物に隠れています!しかも照準の中心が敵車輌と建物の境界にあるため、砲弾が少しでも右にそれた場合は建物に命中してしまいます。
茂みで姿が見えない敵を狙う場合、「照準サークルを絞る」と「弱点を狙う」だけでは足りない
ではどうすれば「敵車輌の露出部分を把握」できるのか?2つの方法があります。ご紹介しましょう!
露出部分を確認しよう
敵車輌の障害物に隠れていない部分を確認するためにはどうすれば良いのか?方法は2つあります。
マップ上で確認する
最も単純な方法です。マップに表示されている障害物エリア(黒もしくは灰色の塗りつぶしエリア)を確認して、障害物に隠れている or 隠れていないを確認しましょう。
しかし、この方法には以下のデメリットがあります。
- 画面右下のマップへ目線を一度移さなければならないこと
- どの程度まで障害物に隠れているかを正確に判断できないこと
- 隠れているのがマップ上に表示されている障害物では無かった場合、例えば土砂や稜線から砲塔だけ見えている状況では、この方法では全く判別できないこと
これらのデメリットがあるため、必ずしもこの方法が正解とは言えません。
シルエットの中で照準をぐるぐる回す
少しだけテクニックが必要ではありますが、信頼できる方法です。やり方は至って単純。敵車輌の赤いシルエットラインの "中" で、円を描くように照準をぐるぐると動かしましょう。
すると、「露出している部分に照準を合わせている時」は赤いシルエットが出現し、「障害物に隠れている部分に照準を合わせている時」はシルエットが消えます。これによって露出部分と障害物の境界線を見つけ出すことができます。露出部分にアタリをつけたら、露出部分の中で貫通できる部位を探しだして照準しましょう。
やり方は単純そうに思えますが、照準(マウス)を早く動かしすぎると絞っていた照準が広がってしまうデメリットもあるため、この方法を使いこなすには慣れが必要となることに注意してください。
茂みの奥にいて姿が見えない敵には「照準ぐるぐる」で露出部分を把握できるようになれば、これまでより活躍できるようになれるはず!まずは試してみましょう。
Roll out!