[タンクガイド] VK 28.01 mit 10,5 cm L/28

戦車長！

VI VK 28.01 をご存じだろうか？アップデート9.18より以前からプレイしていた熟練の戦車長ならこの車輌が戦場を支配していた時代を鮮明に覚えているだろう。しかし、より強力な高Tier軽戦車が登場してからその圧倒的な強さはすっかり影を潜めてしまった。

今年、10.5cmの強力な主砲を装備したVK 28.01が報酬車輌として帰ってくる！過去に、この車輌が繰り出す一撃に魅了された者にも、慄いた者にも、VK 28.01 mit 10,5 cm L/28を無料でガレージにお届けしよう！2021年度「然るべき報酬」の内容として、「World of Tanks」を4年以上プレイしている戦車長が対象となる。詳細については以下のリンクをアクセスしてくれ。

報酬を受け取る

それではVK 28.01 mit 10,5 cm L/28の特徴について見てみよう。

概要

1943年、Krupp AGはPanzer IVに代わる新しい多目的戦車を開発するよう求められた。VK 28.01プロジェクトは当初、重量28トン以下、屈強な装甲、パワフルなエンジンを搭載し、Pz. IVを上回る性能を目指し計画していた。しかし、研究と設計に多大な時間を要してしまい、試作戦車の製造段階目前で開発が断念されてしまった。

名前が示すように、VK 28.01 mit 10,5 cm L / 28は、技術ツリーで見られる従来のVK 28.01シリーズと同じモジュールを持っている（主砲を除く）。しかし、主砲あってこその戦車。軽戦車とは思えない装甲と火力に持ち前の機動性を併せ持った荒くれ者だ。

装甲

VK 28.01 10.5は軽戦車としては優秀な装甲を持っているが、敵の攻撃が直撃すれば容易く貫通されてしまう。また、車体が大きいために隠蔽性はそこまで優れていない。発見されやすいデメリットがあるため、可能であれば遮蔽物の後ろに隠れ、正面の装甲厚50 mmの砲塔を僅かに見せながら慎重に戦うことを推奨する。しかし、やはりこの車輌の魅力は攻撃が最大の防御であることだろう。装甲が薄い敵車輌にはどんどん接近戦を仕掛けていき、大ダメージを与えて退避する「ヒット＆アウェイ戦法」をお勧めしたい。

機動性

機動性は主砲に次ぐVK 28.01 10.5の長所だ。最高速度は64km/hに達し、瀕死の敵を追い詰めることも出来れば、装填時に素早く身を隠すことが出来る。唯一の弱点はエンジンが損傷しやすい点である。常時消火器を備えておく消耗品セットアップを推奨する。

素早い動きは優れた偵察にも利用できる。隠蔽率は高くないが、視認範囲は380mと非常に優れており、レンズ皮膜を装備すれば偵察役として能力を存分に発揮できるだろう。

火力

VK 28.01 mit 10,5 cm L/28が多くの戦車長に愛されていた理由の一つが火力だ。貫通しさえすれば350HP以上もの大ダメージ与えるこの車輌は、装甲を持たない敵にとっては文字通り ”脅威” となる。散布界が悪く安定して命中させるのは難しいが、軽戦車の中で最も高いDPMを考慮すれば妥当な射撃精度といえるだろう。また、通常AP弾とプレミアムHEAT弾は共に貫通力が低いため、HE弾も効率良く運用しよう。