戦車長!
新モード「Art of Strategy」を楽しんでくれているだろうか?「World of Tanks」で今までになかったゲームプレイを体験できているようで、こちらとしても嬉しい限りだ。今後も貴官らにより楽しくプレイしてもらえるよう、4月28日に部分的な改善を実施するぞ。今後は司令官が1対7形式の戦闘で設置できる対戦車砲、火炎放射器、機関砲の数をそれぞれ4台から5台に増加する。
インタラクティブ画像 — マウスカーソルをかざすと、各「防衛兵器」の詳細を確認できます。
現状、多くの司令官が戦車兵を相手に苦戦している声が寄せられている。司令官は、今までWorld of Tanksには存在しなかった初めての行動や操作を一度に、しかも複数を同時侵攻する必要がある。司令官はあらゆる状況に対応できるマスタープランを組み立てる必要があり、その上で防衛兵器の設置、車輌の操縦、場合によっては直接操縦し、そうでなくても常に全体の戦況をチェックする必要がある。これは決して簡単な作業ではないが、勝利を収めることができればこれまでになかった達成感に浸れるはずだ。その一方で、戦車兵は司令官に対して覚える要素が少なく、操作も従来の戦車操縦となるので、新モードに習熟するための時間が比較的短い。
そこで、1対7形式の戦闘において防衛兵器の最大設置可能数を増やすことで、司令官、戦車兵ともに条件が近いエキサイティングなプレイをできるようになるはずだ。司令官は防衛に対する負担を減らすことで戦闘に集中しやすくなり、また、戦車兵はこれまでとは一味違う戦略に対抗しなければならない。かといって、急激に難易度が上がるわけでもなく、戦車兵側の一方的な戦闘が減り、より白熱した戦闘が展開されると予想している。
また、同じ理由でマップ「飛行場」と「ステップ」を1対7形式から除外した。これらのマップは他のマップと比べて開けているため、戦車兵側は連携がとりやすく、司令官側には対処しづらいマップとなってしまっているためだ。
ゲームモードの改善については以上となる。ついでに司令官として勝利を目指す戦車長のためにいくつかアドバイスを送ろう。
- 中途半端に攻撃的な戦略を避けよう!AI車輌は状況に合わせて柔軟な対応を行うが、複数の戦車兵に囲まれてしまったり、発見できない戦車兵に狙撃され続けた場合は、あっけなく撃破されてしまう事が多い。7輌全てのAI車輌で一点突破を仕掛けるほど攻撃的な戦略で無い限り、基本的には相手の動向を伺う ”待ち” 戦略を行おう。イベントをプレイし始めた戦車長は、操作やAI車輌の挙動を覚えるためにも特に大事な内容だ。
- 防衛兵器を信じよう!戦闘開始時はAI車輌をあまり敵車輌に近づけないように注意が必要だ。序盤は防衛兵器の攻撃で戦車兵を削り、防衛兵器をサポートする形で車輌を操り、残りの戦車兵を撃っていこう。
- 戦車兵を発見するのが早ければ早いほど長距離型の防衛兵器が活きる!監視塔の存在を忘れるな!今にも「攻撃を行う防衛兵器の方が良いじゃないか」といった声が聞こえてきそうだが、敵布陣の把握こそ戦闘を有利に運ぶ大きな要素であることを忘れてはならない。また、要塞砲や多連装ロケット砲との相性も非常に良い。早期に敵を発見できれば、遠距離から攻撃を行うこれらの防衛兵器が早い段階で稼働するメリットがある。もちろん、軽戦車や中戦車を使った偵察も手段の一つだが、偵察を行わせるAI車輌への指示を誤ると早急に撃破される原因にもなってしまう。AI車輌へ適切な指示を出す自信がない、もしくは、AI車輌の挙動を信用できない場合は、監視塔を使用する選択肢も忘れないでおこう。
これらを意識してプレイすれば、自ずと勝利に近づけるだろう。
幸運を祈る!