一般トーナメントレギュレーション

1. 一般規則

  • チーム名は英語にしなければなりません
  • チーム名やプレイヤー名は Wargaming.net の名前に関する規定に反してはいけません。これらの規定に違反したチームは失格となります。
  • Wargaming のスタッフや関連会社は Wargaming.net リーグに参加することは禁止されています。
  • 各チームは戦闘の予定開始時間よりも30分前に準備をする必要があります。準備ができていない場合は準備ができたメンバーのみで試合を決行するか試合を放棄しなければなりません。(トーナメントルールに特に記載がない場合)
  • Tierや戦車の規定とは別に、装備、消耗品、弾薬に関しては特に規定はありません。(トーナメントルールに特に記載がない場合)
  • キャスターはライブ配信のためにゲームやマッチの時間を変更することができますが、事前にリージョンリーグのプロバイダや Wargaming により決定されます。
  • 下記の場合以外では、戦闘のリスケジュールをすることはできません。:
    • 生命に関わる問題
    • 予期せぬサーバーのダウン、またはメンテナンス
    • Wargaming社のパートナーの技術的問題
  • WARGAMINGは以下の理由に基づき、事前の通告無しに独自の裁量で、全てのチームの参加を失格又は拒否する権利を有します。
    • トーナメントルールやレギュレーションの重大な違反
    • 合法的だが、結果的にWARGAMINGやトーナメントに意図的に損害を与える行為(職権乱用)
    • チームの利益のために詐欺、強要、トーナメントの短所や抜け穴の悪用などの手段を使い、トーナメントのルールや規定の改定をせざるを得ない場合
  • 替え玉など他のプレイヤーがプレイした場合、そのチームはトーナメントの参加権利を剥奪されます。
  • チート行為を行ったプレイヤーは即座にトーナメントから除外され、別途ペナルティが追加されます。
  • 全てのチームは全てのトーナメントの試合のリプレイを保存していなければいけません。 リプレイを保存していない場合、不戦敗扱いになる場合があります。

上記ルールを侵害した場合、即座に参加権利が剥奪されます

運営事務局は不正行為やルールに反する行為に関して、判断する権利を有します

 

2. 論争 (Dispute)

2.1.   論争(Dispute)とはトーナメントルールに違反したと思われる相手の行為に対する主張のことを指します。

2.2.   論争(Dispute)は下記に記載される規定に準じていなければいけません。準じていない場合、トーナメント規定により論争が却下される可能性がございます。

  • 試合終了後30分以内に提出されなければいけません
  • 送信先は esport-sea@wargaming.net
  • Eメールのタイトルには「Dispute」という文字と、該当のイベントや試合の名前が記載されてなければいけません。
  • 論争 はチームのコンタクトインフォメーションに乗っているメンバーならば誰でも送信することができます。

2.3.   論争(Dispute)はメール本文に下記の情報が記載されていなければいけません。記載されていない場合、論争(Dispute)が却下される可能性がございます。

  • 論争(Dispute)を提出しているプレイヤー名
  • トーナメント名(何週目の何ステージ目、何試合目か)
  • 登録時に作成したチームページへのリンクとチーム名
  • 相手のチーム名と相手のチームページへのリンク+
  • 論争(Dispute)の理由。 (例 「禁止されている車両KV-1の使用を確認しました」)
  • 該当の戦闘のリプレイファイル

2.4.   その他      

2.4.1.      論争(Dispute)が受理された後、相手チームのキャプテンにはアラートがいきます。

2.4.2.      キャプテンはプライベートメッセージ受信BOXに関して確認する責任があります。

2.4.3.      論争(Dispute)を最終結果が出る前に公表することはトーナメント管理者の判断で下記の様な罰則になる場合があります。

  • 論争(Dispute)の却下
  • チームの失格
  • 違反者の失格

 

3. 規則の有効性

特定の国や地域で現地法により一部の規定が無効になった場合も、それ以外の規定はその国や地域で有効となります。

 

4. 規則の修正や変更

特別な状況が発生した場合、フェアプレイやスポーツマンシップ精神を維持するためにトーナメント運営は規則変更する場合があります。

 

5. 渡航とパスポート

5.1.   シーズンファイナルに参加するにはプレイヤーは18歳以上でなければいけません。(または13-18歳未満のプレイヤーは親権者又は後見人の同意書を提出。)

5.2.   シーズンファイナルは海外渡航となるため、このトーナメントの参加資格を得るために全参加者は以下の特別要件を満たす必要があります。

  • 登録したチームメンバー全員がシーズンファイナル終了まで有効なパスポートを所持していなければいけません。
  • チームメンバー全員がシーズンファイナルから6ヶ月は期間に余裕があるパスポートを所持してなければいけません。

 

6. 賞金にかかる税金

6.1.   トーナメント勝者は商品・賞金の使用や領収書にかかる政府関係費用や税金について全責任を負います。

6.2.   WARGAMING は法律で義務付けられているそのような税金や費用を商品・賞金差し引く権利を有しております。

6.3.   賞金はシーズンファイナル終了二ヶ月後にのみ、付与されます。

 

7. マッチ中に通信切断が発生した場合 (ライブ配信される試合 / オフライントーナメントのみに適用)

7.1.   「切断」はシステム、ネットワーク、PCや電源の問題により対戦相手同士の接続が断たれた状態を表します。

7.2.   「意図的な切断」はプレイヤーの行動によって接続が断たれた状態を表します。問題を起こしたプレイヤーにはイエローカードまたは退場・チームの自動敗北が審判の判断により言い渡される場合があります。

7.3.   シーズンファイナル中にゲームが切断した場合、プレイヤーは手を上げて審判に状況を報告しなければなりません。

7.4.   切断が発生した場合交戦前か交戦後かにより判断が下され、異なった手続きが行われます。(欠員1名 = 交戦後)

事例 1 : 交戦前にゲームが切断

  • 切断したプレイヤーは 2 分以内にサーバーに再接続しなければなりません。
  • 切断したプレイヤーがサーバーに再接続できない場合、マッチは再スタートされます。

事例 2 : 交戦後にゲームが切断

  • 切断したプレイヤーはサーバーに再接続しなければなりません。
  • 切断したプレイヤーがサーバーに再接続できない場合、次の判断がなされます。
  • お互いのマッチを再スタートする。両チームがマッチ再スタートに同意した場合
  • 決定的な勝者: マッチ再スタートに同意しない場合、勝者はマッチ分析後に審判によって決定されます。
  • 審判再スタート: マッチ分析で勝者を決定することができない場合、マッチを再スタートするか、敗退を選択する必要があります。

事例 3: サーバーの問題により、3人以上のプレイヤーが切断された場合、そのマッチは無効となり、トーナメント運営がサーバーステータスが問題ないことを確認してから次のマッチに進行します。

 

7.5.   意図的にルールを違反した場合は、審判の判断により、その試合は失格として終了する場合があります。

 

8. 不正行為

8.1.   以下の行為は不正行為とみなされ審判の判断によりイエローカード又は失格扱いになります:

8.1.1.      許可されていないプログラムやチート・マップハックなどの利用

8.1.2.      意図的な通信切断

8.1.3.      通常許可されていない範囲でのゲーム設定

8.1.4.      以下に該当しない「マッチ中に許可されていないチャット」を行った場合:

  • プレイヤー同士の挨拶
  • 試合中に一時停止を要求する「p」の連打
  • 敗北宣言や試合中審判が降参、勝者を決定するのに利用できる発言(例:gg、GGなど)
  • スポーツマン精神に反しないプレイヤー間のチャット

8.1.5.      意図的に敗北する。

8.1.6.      外部要因(報道陣、チームリーダー、その他プレイヤーや観客)がプレイヤーに不正な利益を与えていると感じた場合、プレイヤーには注意又は審判の判断によっては失格が言い渡される場合があります。

8.1.7.      スポーツマン精神に反する行動、一般的に妨害的と取れる行動。 (例:叫ぶ、罵るなど)

8.1.8.      スポーツマン精神に反する行動、一般的に妨害的と取れる行動(例:叫ぶなど)又は他のプレイヤーに対してプロフェッショナリズムに反する行為。(ゲーム内を含む)

8.1.9.      審判により不正と判断されたバグの悪用。

8.2.   プレイヤーが不正を行っていることが発覚した場合、そのプレイヤーは審判により失格となります。極めて深刻なケースでは大会出場停止になる場合もあります。

8.3.   グランドファイナル中は審判の決定により不正行為は判断されます。

 

9. ステージマッチ (オフライントーナメント)

9.1.   WARGAMING の判断により特定のマッチをステージ上で行うことがあります。ステージ上でプレイすることを拒否すると棄権扱いになる場合があります。

9.2.   WARGAMING により放送のためにモニターのアスペクト比の変更をお願いすることがあります。

9.3.   ステージ上でプレイするプレイヤーはチームユニフォーム又はWARGAMING によって提供されるユニフォームの着用をお願いします。公式ステージ試合でユニフォーム着用を拒否した場合は棄権扱いになる場合があります。

9.4.   すべてのプレイヤーは WARGAMING が提供したヘッドホンを着用し、ゲーム音声の調整は審判が居合わせている時に行なってください。

9.5.   ステージ試合中の一時停止はゲーム内チャットで「P」 を連打することで要求してください。キーボードに問題が発生し、入力が困難な場合は手を上げて要求を伝えてください。

9.6.   ステージ試合中の一時停止は恣意的に行わないでください。理由もなく試合を停止させた場合、その度合によって審判により警告や失格が言い渡されます。

9.7.   一時停止の理由を調査し、それ相応の理由がなかったと審判が判断した場合警告や失格が言い渡される場合があります。

9.8.  プレイヤーが「不必要なチャット」によりステージ試合を妨害した場合審判は審判の判断により警告、失格又は大会出場停止が言い渡される場合があります。(「不必要なチャット」に関しては「不正行為」の項目を参照してください。)

 

10. 公式な警告と罰則 – イエローカードとレッドカード

10.1. イエローカードはルール違反に対する公式な警告です。イエローカード2枚はレッドカード1枚になります。

10.2. イエローカードはトーナメントが終了するまでそのプレイヤーに対して累積します。

10.3. 試合中のレッドカードは即不戦敗扱いになります。

10.4. レッドカードは審判により審査が行われ、失格に繋がる場合があります。

10.5. 失格は深刻なケースに言い渡され、グランドファイナル中のイベントへの出場停止になります。

 

11. 最終規定

11.1. 上記の規定は以下に該当する場合は修正される場合があります:

11.1.1. WARGAMING Committee が独自の判断でゲームの最新版を適用することにした場合

11.1.2. WARGAMING Committee がゲームの最新版を利用するために独自の判断でゲーム内の設定を変更した場合

11.1.3. WARGAMING Committee が独自の判断で不正防止プログラムや機能を導入した場合

11.1.4. WARGAMING Committee がオンラインとオフライントーナメントの整合性を取るために独自の判断でゲームの設定や運用ガイドラインを変更した場合

 

11.2.                   各戦闘後にプレイヤーは席に座ったまま勝利・敗北画面を表示して審判は記録を取りリプレイを保存するのを待たなければなりません。審判がリプレイを保存し終わる前に勝利・敗北画面を閉じてしまうと不戦敗扱いになる場合があります。

11.3.                    WARGAMING はトーナメント運営や情報収集追加のためにオブザーバーとして参加したり、追加のソフトウェアを導入する権限を持っています。

 

12. 周辺機器、ハードウェア、ソフトウェア

12.1.                    個人のハードウェア

12.1.1.  プレイヤーは最高のパフォーマンスを発揮するために自分の周辺機器(マウス、キーボード、ヘッドセット等)を持参することを推奨します。トーナメントで使用できる個人のハードウェアは次のものに制限されます:

  1. キーボード
  2. マウス
  3. マウスパッド
  4. ヘッドセット (主催者によってマイク付属のヘッドセットが提供されている場合、プレイヤー又はスポンサーのヘッドセットはプレイヤーの首周辺に着用することができますが、常にPCからプラグを抜いた状態にする必要があります。)

12.1.2.  トーナメントゲーム中にステージ上にいかなる種類のハードウェアも追加で持っていくことはできません。デバイス類はゲーム準備の開始時に審判又はステージ管理者によって回収され、マッチ終了後に返却されます。

 

12.2.                    トーナメントハードウェア

12.2.1.  ハードウェアが信頼性に欠けると感じた場合、プレイヤーはヘッドセット、キーボードやマウスなどの提供を依頼することができます。トーナメント監督者や主催者がハードウェアの準備をできるよう、依頼は事前に行ってください。事前に依頼を行わなかったチームやプレイヤーは依頼したハードウェアを利用できない可能性があります。

12.2.2.  グランドファイナルでは自分のハードウェアを利用しないプレイヤーのために主催者が周辺機器を用意します。ハードウェア提供を依頼したプレイヤーはスポンサー契約などの法的な問題や破損などのハードウェアの扱いに関する全責任を負います。主催者は提供されるハードウェアの型番やバリエーションに関するリクエストは受け付けません。

 

12.3.                    トーナメントソフトウェア

12.3.1.  イベント用の端末はイベント参加に必要な以下の必要なソフトウェアをすべて備えています:

  1. 最新のゲームクライアント
  2. Teamspeak、Skype またはその他 VoIPソフトウェア
  3. 主催者によって提供されるハードウェアのドライバー

12.3.2.  持ち込みハードウェアの基本ドライバー以外のその他ソフトウェアのインストールは許可されておりません (3.2 を参照)

12.3.3.  World of Tanks MOD のインストールは許可されておりません。トーナメント主催によって提供されたMODのみが許可されております。

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