戦車長の諸君!
アップデート1.24.1で、新たな機能「ポストモーテム」が加わった。この機能を活用すると、自車輌がどのようにして大破したのかを知り、プレイスキルを向上させるために必要な知識を得ることができる。「ポストモーテム」では、諸君をより優れた戦車長にするために作られた「分析カメラ」を使用できる。
現時点では「分析カメラ」は「ランダムイベント」が発生するマップでの戦闘には対応していないが、2024年後半に対応する予定だ。
新機能「分析カメラ」
「分析カメラ」は、以下の4つの状況における車輌大破の瞬間を再現する。
- 発見状態の敵が発射した「徹甲弾」(AP)、「硬芯徹甲弾」(APCR)、「対戦車榴弾」(HEAT)または「粘着榴弾」(HESH)によって自車輌が大破
- 非発見状態の敵が発射した「徹甲弾」(AP)、「硬芯徹甲弾」(APCR)、「対戦車榴弾」(HEAT)または「粘着榴弾」(HESH)によって自車輌が大破
- 発見状態または非発見状態の敵が発射した「榴弾」(HE)によって自車輌が大破
- 発見状態または非発見状態の敵の自走砲による砲撃によって自車輌が大破
「分析カメラ」にはショート版と詳細版が用意されている。この2つは提供される情報量が異なるため、自分に合った方を選んでほしい。
- ショート版は新規プレイヤーにおすすめだ。こちらのバージョンでは、砲弾の種類や口径といった重要な情報を知ることができる。
- 詳細版は貫通のメカニズムや装甲のパラメーターなどをさらに深掘りした情報を得られる。ショート版よりも、成長に役立てられる情報が多く表示される。
「分析カメラ」のショート版と詳細版は設定画面から簡単に切り替えることができる。
「分析カメラ」の映像の再生中に「スペース」キーを押すと一時停止し、追加の情報が記載されたスクリーンが開く。
どの状況においても、自車輌がどのようにしてガレージ送りにされたのか詳しく知ることができるぞ。本記事では、この「ポストモーテム」機能の仕組みを紹介しよう。
状況の種類
発見状態の敵が発射した「徹甲弾」(AP)、「硬芯徹甲弾」(APCR)、「対戦車榴弾」(HEAT)または「粘着榴弾」(HESH)によって自車輌が大破
この状況の場合は、敵が使用した砲弾の種類、口径、そして弾道が表示され、その後に大破した自車輌が映し出され、射撃を受けた箇所が示される。車輌を大破させた砲弾の飛翔距離と貫通力もここで分かるぞ。「スペース」キーを押すと、砲弾のパラメーターが表示されるため、戦闘時の状況をより深く理解するのに役立つ。以下が表示される情報の一例だ。
- 弾速
- 砲弾の平均貫通力
- 傾斜により増えた装甲厚
非発見状態の敵が発射した「徹甲弾」(AP)、「硬芯徹甲弾」(APCR)、「対戦車榴弾」(HEAT)または「粘着榴弾」(HESH)によって自車輌が大破
この状況の場合、敵が使用した砲弾の種類と口径が表示されるが、正確な弾道や敵の位置は表示されない。代わりに、射撃した敵がいたおおよその範囲が表示される。「スペース」キーを押すと、追加の情報を確認できるぞ。
発見状態または非発見状態の敵が発射した「榴弾」(HE)によって自車輌が大破
「榴弾」自体は装甲を貫通しなかったものの、破片によるダメージで自車輌が大破した場合は、車輌のどの箇所が影響を受けたのかが表示される。
発見状態または非発見状態の敵の自走砲による砲撃で自車輌が大破
爆撃の破片により自車輌が大破した場合、爆発範囲の位置および大きさが表示される。自分も味方も砲撃を行った敵の自走砲を発見していなかった場合は、その自走砲が砲撃を行ったおおよその範囲が表示される。
敵の自走砲の正確な位置が分からなくても、どの遮蔽物に隠れればよかったのか、そして陰から出る際にどうすれば爆風によるダメージを最小限に抑えられるか、といったことをより深く理解することができる。
戦って学び、成長する
この新機能の登場こそ、戦闘での有効な立ち回りを知るチャンスだ!「ポストモーテム」は貴重な知識の宝庫とも言える。ほかのプレイヤーの成功と失敗を観察することで、戦闘での自分自身の立ち回りを今までとは違う視点から考えられるようになる。敵の砲弾がどこから、どのようにして自車輌の装甲を貫通するか知ることで、以下のことが学べる。
- 戦闘のフェーズごとのポジション取り
- 自走砲の砲撃から身を隠す
- ダメージを阻むためのさまざまなテクニック
「ポストモーテム」機能のON/OFF切り替え方法
設定メニューの「一般」タブより「ポストモーテム」機能の設定を切り替えられる。設定は以下の4つのオプションから選べるぞ。
- ショート版の「分析カメラ」
- 詳細版の「分析カメラ」
- 自車輌を大破させた敵車輌を表示
- 自車輌を表示
おのおの、自分に一番合ったオプションを選んで活用してほしい。
存分に遊び、学び、腕を磨いてくれたまえ!