主な変更点
オーヴァーロード作戦
- 新イベント「オーヴァーロード作戦」は6月6日から7月3日までプレイいただけます。イベントには、「ストーリー」モード内の「オーヴァーロード作戦」タブまたはガレージ内のイベント専用バナーからアクセスできます。
- イベント「オーヴァーロード作戦」の戦闘にはゲームエコノミーがありません。どのプレイヤーも、1944年の「D-デイ」で実際に投入された「M4A3E8」で戦闘を行います。
- 「オーヴァーロード作戦」の戦闘で勝利することで貴重な報酬を得られるミッションも用意されています。報酬には、「ノルマンディー上陸作戦」に参加した兵士たちから着想を得た限定2Dスタイルなどが含まれています。なお、どのミッションも達成できるのは1回のみです。
- さらなる報酬が手に入るミッションは6月13日より挑戦できるようになります。
- 本モードには「ノーマル」と「ハード」の2つの難易度が用意されています。難易度ごとに敵の強さ、ミッションの難易度、達成時に獲得できる報酬が異なります。難易度「ハード」でミッションを達成すると、自動的に難易度「ノーマル」でも対応するミッションを達成したこととなり、そちらの分の達成報酬も手に入ります。
フロントライン
- 今回の新エピソードは「フロントライン・エピソード4」の再来とも言えるエピソードとなっています。戦闘開始前に3つのシナリオのうちの1つがランダムに選ばれ、そのルールに従って戦闘をプレイします。
- いくつかの問題点が修正されました。
新たな実績システム「実績パッチ」
新機能「実績パッチ」がゲームに追加されました。プレイヤーの車輌およびカスタマイズアイテムの収集の進捗状況により、「実績パッチ」がアンロックされていきます。「実績パッチ」をアンロックすることで「実績ポイント」が得られ、全体の進捗度を示すスコアが上昇します。
また、「実績」システムに新たに「実績カタログ」も追加されました。「実績カタログ」ではすべての「実績パッチ」のほか、次にアンロックできる「実績パッチ」を確認できます。「カタログ」では、「実績パッチ」のアンロック状況がカテゴリー別に表示されています。以下が新しく追加された4つのカテゴリーです。
- 車輌—アカウント上に存在する車輌の収集状況を車輌タイプごとに確認できるカテゴリーです。このカテゴリーには、ガレージ内に存在する車輌と各国の技術ツリーで研究済みの車輌が含まれます。
- 国家—各国家の技術ツリー内のルートごとの進捗状況を確認できます。Tier IからTier V車輌には、国家ごとに2種類の「実績パッチ」が用意されており、Tier VI以上の車輌に関しては、それぞれのルートごとに独自の実績が用意されています。
- カスタマイズ—2Dスタイルや3Dスタイル、プログレッシブ・デカールの収集の進捗状況を確認できます。
- トロフィー—過去に開催された特定のイベントで入手可能だった車輌や報酬、そしてイベントの進捗に関する記録を確認できます。
アンロックできる「実績パッチ」には「通常」と「累積」の2つのタイプがあります。「通常タイプ」のものは1つの条件を満たすことでアンロックでき、「実績ポイント」を+10ポイント獲得できます。一方「累積タイプ」は、アンロックするまでにいくつかの段階や条件があり、アンロックした際には「実績ポイント」を+50ポイント確認できます。
新しい「実績」システムでは、合計車輌数が一定の数に到達すると報酬として新登場の「モーション・ドッグタグ」が手に入ります。「モーション・ドッグタグ」はアニメーション付きのドッグタグで、車輌収集の進捗度によって異なるランクのものが用意されています。最高ランクのものになると、戦闘開始前のカウントダウン中に特別なアニメーションが再生されます。なおデフォルト設定では「モーション・ドッグタグ」は所有者以外に表示されません。「モーション・ドッグタグ」の表示は、「設定」画面にてオフにすることができます。
新登場の「モーション・ドッグタグ」のランクは以下の通りです。
- 戦車調査班
- 機甲師団長
- 最高司令官
新たにアンロックできる「実績パッチ」は600以上用意されており、獲得できる「実績ポイント」は合計で7,000ポイントです。
バトルパス
今回のバトルパスは「ノルマンディー上陸作戦」の80周年を記念したイベントになっています。報酬には、史実から着想を得たカスタマイズ要素や車輌などが含まれています。
各チャプターの最後に獲得できる報酬を変更しました。今まではプログレッシブ3Dスタイルが報酬として用意されていましたが、今回からはTier VI車輌と特別恒久型の3Dスタイルを「ベース報酬」として獲得できます。
報酬に「取得EXP5倍ミッション」が追加されました。
一部の軽微な技術的な改善を加えました。
バトルパス〈Tankfest スペシャル〉
今回のバトルパスには2024年の「Tankfest」開催を記念した追加チャプターも用意されています。報酬にはカスタマイズ要素のほかに、オリジナル音声パック付きの限定搭乗員が含まれているので必見です。
「オンスロート」モード
「ペガサス・イヤー」の年間報酬を受け取ることができます。以下が年間報酬の例です。
- 専用3Dスタイル付き「Hurricane」
- カスタム搭乗員
- 勲章
- IGNストライプ
- バッジ
- ボンズ拡張パーツ
- プログレッシブ2Dスタイル「ペガサス」
アミューズメント
近日登場のゲームモード「ノクターナル」のためのリソースが追加されました。
32-Bitクライアントの終了に関する変更
32-bitクライアントが削除されました。RAMおよびOSの必須要件が以下の通りに変更されました。
- デスクトップの最小メモリ(RAM): 4GB
- OS: 最新のアップデートを実行済みのWindows 7/8/8.1/10/11(64-bitのみ)
課税法に準拠するための請求先住所の設定
今パッチより、アカウントの居住地をアメリカまたはカナダに設定しているヨーロッパ、北アメリカ、アジア太平洋にお住まいのプレイヤーの皆さんは、リアルマネーを使って購入を行う際の請求先住所を設定できるようになりました。この設定は、アメリカおよびカナダ国内の課税法に準拠するためのものです。
車輌
チェコスロバキア
スーパーテスターによるスーパーテストを目的として「Vz. 58 Medvěd」をゲームに追加しました。
フランス
車輌「Char de transition」を追加しました。
以下の車輌のパラメーターを変更しました。
ARL 44
- 砲塔「ARL 44」の装甲を40 mmから30 mmに変更(予備履帯周辺の装甲を削減)
- 砲塔「ACL 1」を搭載した際の車輌HPを870ポイントから900ポイントに変更
- 砲塔「ARL 44」を搭載した際の車輌HPを920ポイントから950ポイントに変更
イギリス
スーパーテスターによるスーパーテストを目的として「Crusher」をゲームに追加しました。
車輌「Churchill Crocodile」を追加しました。
以下の車輌のパラメーターを変更しました。
Churchill VII
- 砲塔「Churchill VII」の装甲を115 mmから95 mmに変更(予備履帯周辺の装甲を削減)
- 車体装甲を115 mmから95 mmに変更(車体側面の予備履帯周辺の装甲を削減)
- 砲塔「Churchill IV」を搭載した際の車輌HPを1,020ポイントから1,080ポイントに変更
- 砲塔「Churchill VII」を搭載した際の車輌HPを1,080ポイントから1,130ポイントに変更
アメリカ
車輌「M4A3(76)W Sherman」を追加しました。
既知の問題
- 戦闘開始前のカウントダウン中に拡張パーツの組み合わせを変更しても、HPバーに変更が反映されない。
- 「報酬換気装置」のボーナスが職能適性の統計に表示されない。
- 「戦闘情報」画面を開いているとクランチャットが正常に機能しない。
- 戦闘中に表示される車輌のモジュール・パネルの燃料タンクが損傷を受けているにもかかわらず赤くならない。
- 車輌が水中で横転した場合、水没タイマーが表示されない。
- スナイパーモードの最中、遮蔽物の後ろに隠れている車輌のシルエットが正しく表示されない場合がある。
- 「実績」画面の「車輌」タブを開くと、ランダムな車輌の統計情報が表示される。
- ランキングに一部の車輌が表示されない。
解決済みの問題点と改良点
- 戦闘中にコマンドメニューを使ってミニマップ上のセクターをマークすることができなかった不具合を修正しました。
- コマンドメニューが表示されたままになる不具合を修正しました。
- 拡張パーツ用ディレクティブ「レンズの研磨」が拡張パーツ「新型照準器」に対して効果を発揮しない不具合を修正しました。
- 公式サイト上のランキングに一部の車輌が表示されない不具合を修正しました。
- 特定の条件下で、A 字型 IV(装甲貫通インジケータ付)の主砲マーカーが表示されない不具合を修正しました。
- 「兵舎」で搭乗員関連の操作を行っている最中に発生していたUIの不具合を修正しました。
- 弾倉式装填システムを備えた車輌において、装填が完了している状態にもかかわらず最後の砲弾を装填する音が再生されることがあった不具合を修正しました。
- 「フロントライン」モードで車輌の修理や消耗品の補充が自動で行われず、プレイヤーが手動で行わなくてはならなかった不具合を修正しました。
- 車輌が高所から落下しても搭乗員が負傷しない不具合を修正しました。
- 「分析カメラ」で自車輌を大破させた砲弾を表示する際、誤った弾道が表示されていた不具合を修正しました。
- 次の車輌のビジュアルモデルを改善しました: Т-54、Churchill VII、VK 72.01 K、Škoda T 24、G.W. Tiger (P)、Caliban専用スタイル「HMS Bruiser」