アップデート1.13が登場!

正式リリースが間近に迫るアップデート1.13は新コンテンツが満載です。しばらくぶりの大規模アップデートとなります。これまで繰り返しテストが行われたHE弾や自走砲の新メカニズムがついに実装されるだけではありません。開発中の新マップで一足早く戦闘を行い、報酬を集めながらフィードバックを送信できる新モード「先行偵察ミッション」が登場するほか、マップ「ミンスク」も大きな変貌を遂げています。さらに、3輌の人気軽戦車と6輌の「クランウォーズ」報酬車輌のバランス調整が行われ、人気MODにインスパイアされた新オプションも追加されています。見逃す手はありません!

様々な新メカニズム

サンドボックス・テスト、公開テスト、そして最終スーパーテスト……。皆さんの協力のもと、数々のテストを経て、ついに新メカニズムを実装する時がやってきました!HE弾の動作、自走砲の戦い方、そして自走砲に対する立ち回りがすべて大きく変わります。その内容は複雑で多岐に渡ります。こちらの記事で簡単におさらいしておきましょう!

HE弾の新メカニズム

新メカニズムでは、HE弾のダメージ計算が「爆発半径」ではなく「砲弾の命中箇所」のみを基準に行われます。また、HE弾も、AP弾などと同じく、追加装甲、履帯、装輪車輌の車輪、あるいは破壊可能な小型のオブジェクトを貫通できるようになっています。そして、主装甲に到達することができれば、貫通しなくてもダメージを発生させることができます。詳細は以下のリンクでご確認ください!

 

自走砲の新メカニズムと対自走砲用の新オプション

今回のアップデートでは、敵自走砲への対策として3つの新オプションが登場します。対自走砲用「第六感」ともいえるパーク「音響探知」、より明るく見やすくなった自走砲弾の弾道、そしてミニマップ上に表示される「弾着マーカー」です。

一方、自走砲は、3種類の砲弾を使えるようになっています。どれも、単発ダメージ、貫通力、弾速、弾道、爆風やスタン効果の有無が異なっているため、戦局に応じた柔軟な使い分けが求められます。この変更に伴い、自走砲の戦闘UIにも様々な改良が加えられています。

また、パーク「直感」がスキルとして生まれ変わり、装填手に習得させれば、自走砲はもちろん、それ以外の車輌でも素早く弾種を切り替えられるようになります。さらに、自走砲が使える弾種のうち2つにはスタン効果が存在しません。そのため、1戦中の総スタン時間が大幅に低下することが予想されます。

 

プレミアム車輌のバランス調整

アップデート1.13では、3輌の人気軽戦車のバランス調整が行われます。全体的に性能が強化されるため、これまで以上にその特徴を活かした立ち回りができるようになるはずです。

M41Dは、最大前進速度と最大後退速度がともに上昇し、視認範囲も390 mから410 mに拡大されます。強行偵察や敵の裏取りでさらなる活躍が期待できるでしょう。FV1066 Senlacも、視認範囲が400 mから410 mに拡大されます。また、主砲の精度が向上します。T92のみ例外で、通常砲弾と特別砲弾の貫通力がわずかに低下します。

以上3輌の軽戦車に加えて、駆逐戦車ISU-130にもバランス調整が行われます。具体的には、エンジン出力が上昇し、主砲の可動範囲が拡大されるほか、通常砲弾と特別砲弾の貫通力が上昇し、さらに通常砲弾とHE弾の弾速が向上します。

 

「クランウォーズ」の報酬車輌

「クランウォーズ」の報酬車輌として配布された6輌の車輌にもバランス調整が行われます。対象となるのはTier X車輌のM60121B、そしてTier VII~VIII車輌のIS-5T23E3Chieftain/T95、そしてKV-4 Kreslavskiyです。こちらも基本的な特徴や立ち回りが変わることはありません。むしろ、期待される役割を今まで以上にうまく遂行できるようになるはずです。

 

モード選択画面の刷新

これまでは、モードを切り替えるには、「戦闘開始!」ボタンの隣にある小さなドロップダウン・メニューを使う必要がありました。アップデート1.13では、モードを切り替えるために、専用の大きな画面が追加されます。モードごとに基本ルールの紹介や詳しい説明文が用意されます。モードによっては、進捗状況も確認できます。プレイしたいモードを探しやすくなるはずです。

 

UIの改善は続く!

今回のアップデートでも、人気MODから着想を得た新オプションが追加されます。まず、敵味方を問わず、各車輌の残りHPをプレイヤーリストとミニマップの両方に表示できるようになります。これまで以上に正確な戦術的判断が下せるようになるはずです。続いて、2種類の新たな視点モードが登場します。「戦術広角視点モード」では、カメラを通常時よりもさらに手前に引き、自車輌周辺をより広範に見渡すことができます。一方、「戦術俯瞰視点モード」では、カメラを動かせる範囲がさらに広くなり、遮蔽物などを越えて中空から敵の位置取りを確認できるようになります。

 

マップ「ミンスク」のバランス調整

かねてより特にバランス調整が求められていたマップのひとつが「ミンスク」です。今回のアップデートでは、皆さんから寄せられたフィードバックやデータをもとに、以下の諸点をはじめとする様々な変更が加えられます。

  • マップ中央を流れる川の水位が低下し、射撃ポジションや射線を切るための遮蔽物あるいは稜線が増加。
  • 射線を遮っていたマップ上のオブジェクトの一部を削除。
  • 空を飛び交うヘリコプターや航空機の数が減少。
  • 新たな移動ルートなどその他にも様々な変更点あり。

加えてマップの季節が秋へと移り変わったため、全体が見渡しやすくなっているはずです。

これまでのセオリーが通用しなくなってしまうことはありません。けれども、活躍のカギは新たな戦術の開拓です。

 

設計図の交換オプション

設計図のメカニズムにも改良が加えられます。設計図を活用しながら特定の国家のルートを研究していると、他の国家の国別ピースは余っているのに今必要な国家の国別ピースがない、という事態に陥ることが少なくありません。そこで、特定の国家の設計図のピースを別の国家のピースと交換できるオプションが追加されます。その際の枠組みとなるのは、パーソナルミッションの「第2戦線」での各国の関係です。同じ国家グループに属し、同盟関係にある国家の国別ピースであれば1:6の比率で交換することができます。例えば、あるドイツ車輌の設計図を完成させたいけれども、ドイツの国別ピースが1つだけ足りないとします。その場合には、ドイツと同じ国家グループに属する日本の国別ピースが6個あれば、補完できるようになります。

 

新モード「先行偵察ミッション」

アップデート1.13では、全く新しいモード「先行偵察ミッション」が登場します。こちらのモードでは、まだ開発段階にあるマップでいち早く戦闘を行い、報酬を集めることができます。複数のマップが登場し、既定数の戦闘を行うと、一番気に入ったマップに投票し、さらに特設アンケートに回答できるようになります。こうして寄せられたご意見やご回答をもとに、さらなる開発や調整が行われます。プレイしながらマップ開発に携われる斬新なモードとなっています。

 

バトルパス・シーズンV

アップデート1.13のリリースにあわせて、「バトルパス」のシーズンVが開幕します。今シーズンも、それぞれが50ステージからなる3つのチャプターで構成され、全3か月に渡って開催されます。コア車輌に選ばれたのは、AMX 50B、CS-63、FV217 Badgerの3輌です。
各チャプターの開始時に、いずれか1輌に対応したプログレッシブ・スタイルをレベル1の状態で入手できます。報酬には、お馴染みのアイテムや3名のカスタム搭乗員に加えて、新登場の報酬拡張パーツ「報酬排気システム」も用意されています。


ランク戦シーズンX

6月28日には、「ランク戦」の実験的なシーズンとなる「シーズンX(エックス)」も始まります。従来の3週間ではなく、2週間限定の開催となります。フォーマットも刷新され、戦闘は15対15ではなく10対10で行われます。こうした変更に伴い、次のランクに到達するのに必要なシェブロン数も低下します。また、「車輌の役割」や「貢献EXP」のメカニズムも刷新されます。
「シーズンX」は従来の「ランク戦」とは独立して開催されるイベントであるため、年間報酬やランクトークンは入手できません。しかし、その代わりに、新登場の改良型拡張パーツ「高性能ターボチャージャー」と、これに対応する新ディレクティブ「燃料フィルターの交換」が報酬として用意されます。「シーズンX」には特設アンケートも用意されます。「ランク戦2021–2022」はいかなるフォーマットで開催されるべきか。それを決めるのはプレイヤーの皆さんです!


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プレミアムアカウント

プレミアムアカウントをご利用中の方には、メンテナンス期間中の補償として、24時間分のWoTプレミアムアカウントを追加で配布いたします。ゲーム内ショップでのアイテムのご購入は、サーバー復旧後にお楽しみください。

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メンテナンス期間

アップデートのリリースに伴い、日本時間 2021 年 6 月 22 日3:00 から 8:00 にかけてサーバーメンテナンスを実施いたします。

大規模なアップデートがやってきます。
HE弾や自走砲の新メカニズム、開発中のマップを体験できる新モード「先行偵察ミッション」、生まれ変わったマップ「ミンスク」に「バトルパス」や「ランク戦」の新シーズン。新たなる戦いに備えよ!
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