【アップデート1.23公開テスト】「ランダムイベント」が再登場!

戦車長の諸君!

これまでも様々な進化を遂げてきた『World of Tanks』だが、新たなマイルストーンとなる重要なメカニズムの実装が迫っているぞ。その名も「ランダムイベント」だ。「先行偵察ミッション2023」で、4つのマップに実験的に実装されたのを覚えている諸君も多いだろう。知っての通り、このメカニズムを体験したプレイヤーの大多数からは、肯定的なフィードバックが寄せられた。これを受けて現在、さらなる改善を加えながら、正式実装に向けて開発を進めている。

そして、最新バージョンの「ランダムイベント」を再び公開テストで諸君に体験してもらう機会を用意するに至ったというわけだ。より洗練されたビジュアル・エフェクトやさらに広がったゲームプレイの幅を実際にその目で確かめて、ぜひとも意見や感想をお寄せいただきたい。

【ランダムイベント】リアルタイムで移り変わる戦場

今回の公開テストでも「ランダムイベント」を実装するマップは「ヒメルズドルフ」、「ルインベルク」、「プロホロフカ」、そして「山間の港湾」の4つのマップに絞っている。これは技術的な安定性を担保しつつ、包括的なテストを実施するためだ。

またどのマップの「ランダムイベント」もそれぞれの独自の確率で発生するように設定されている。

【注意】「ランダムイベント」を体験できるのはTier V以上の車輌に限られる。

「ランダムイベント」は、その名の通り、マップ上の特定の箇所でランダムに発生する出来事のことを指す。「ランダムイベント」が発生するのは、「ヒメルズドルフ」、「ルインベルク」、「プロホロフカ」、そして「山間の港湾」の4つのマップで、「イベント」ごとにそれぞれ発生する時間やエリアが決まっている。

航空機の墜落や市街地への爆撃が一例で、「イベント」が起こったエリアでは、マップの地形、植物相、建造物の構造などが大きく変化することになる。取りうる戦術の幅を広がるほか、臨機応変に活用できれば、膠着状態を打開したり、不利な状況を覆すのも不可能ではないはずだ。

各マップで発生しうる「ランダムイベント」

  • ヒメルズドルフ: 街の中心の広場に要注意だ。飛行船が墜落してくる可能性がある。その他にも北西の駅舎を発った列車が空爆を受けて大破するかもしれない。
  • プロホロフカ: 上空に注意を払っておこう。小道の上に2機の飛行機が墜落してくる可能がある。
  • ルインベルク: 中央広場とその周辺の地形が爆撃によって大きく変化することがある。
  • 山間の港湾: 埠頭と中央部を結ぶ掩蔽豪の北側の入り口が爆撃を受けることがある。長居は禁物だ。

「ランダムイベント」が発生するエリアには、「イベント」発生の少し前から赤い煙が上がるようになる。またこのエリアに接近したり、影響を受けるエリアに入ると、アラートが表示される。加えて、影響を受けるエリアはミニマップでハイライトされるぞ。

「ランダムイベント」が発生した際に、そのエリア内にいると状況によっては車輌が大破することもある。アラートが表示されたら速やかに避難するのが得策だ。ただし、エリア内で戦略的なポジション取りに成功すれば、大破のリスクを抑えつつ、変化した地形をいち早く利用して、戦術的優位を築くこともできるかもしれない。新たな可能性を模索してみるのもいいだろう。

お馴染みのゲームプレイに新たなる風を

「ランダムイベント」によるマップへの変化は、膠着しがち、あるいはワンパターンになりがちな戦局を半ば《強制的》に変えることができる。「イベント」が発生することで、以下のような可能性が生まれるだろう。

  • 予測のつかない多様な戦闘展開
  • 戦局を一気に覆しかねない新たな戦術や戦略
  • 通常では起こらない状況下での、臨機応変な動きによる今までにない戦闘シナリオ

デフォルトの設定で4つのマップでの「ランダムイベント」の発生が「有効」になっているものの、ゲームの設定画面からこのメカニズムを「無効」にするオプションも用意されているぞ。

技術的な安定性

展開

また「ランダムイベント」は高度なビジュアル・エフェクトを利用しているため、お使いのPCのCPUとグラフィックカードのスペックによっては、安定性やフレームレートの低下といった、パフォーマンスへの影響が出てしまう可能性がある。

スペックの低いPCの場合、「ランダムイベント」が低解像度で表示されたり、ビジュアル・エフェクトが完全に表示されないこともあるかもしれない。

「ランダムイベント」が発生するタイミングやエリアなどの詳細は、公開テストの結果によっては変更される可能性もある。公開テストで体験できるのは最終版ではないという点を頭の片隅に置いておいてもらいたい。

たたむ

今までにないド迫力のエフェクトが追加された、次世代の『World of Tanks』を公開テストでぜひ体験してみてほしい!

  • 公開テストの参加方法
  • 初めてテストに参加する場合は?
公開テストの参加方法

公開テストに参加するには、Wargaming.net Game Center(WGC)最新の公開テスト用クライアント、そして参加登録の締切日(以下を参照)以前に作成されたアクティブWorld of Tanksアカウントが必要となる。

参加条件

日本時間2023年10月25日06:59以前にアクティブWorld of Tanksアカウント作成を行っているプレイヤーであれば誰でも参加可能だ。

テスト用クライアントのダウンロードとインストールの手順

テスト用クライアントのインストール手順

  • テスト用クライアントのインストーラーを実行する。
  • 普段『World of Tanks』のファイルを保存しているファイルとは別のインストール用フォルダーを選択する。
  • WGC上部のドロップダウンメニューから新しくインストールされたテストクライアントを選択する。
  • これでテストに参加できる。フィードバックも忘れずお送りいただきたい。

WGCについての詳しい情報はWargaming.net Game Centerガイドで確認してくれたまえ。

初めてテストに参加する場合は?

テストへの参加が初めての場合は、公開テスト、サンドボックステスト、そしてスーパーテストに関する詳細ガイドもぜひチェックしておくと良いだろう。

テストガイド

パッチノート

展開

主な変更点

ランダムイベント

新メカニズム「ランダムイベント」を追加。

  • 「ランダムイベント」は次のマップで発生: プロホロフカ、ヒメルズドルフ、山間の港湾、ルインベルク
  • 「ランダムイベント」のビジュアルコンポーネントを改善。
  • 「ランダムイベント」発生前の通知、アラートを改善。
    • 「ランダムイベント」が発生するエリアには、「イベント」発生の20秒前から赤い煙が上がるようになる。
    • 「ランダムイベント」の影響を受けるエリアはミニマップでハイライトされる。
    • 「ランダムイベント」が発生するエリアに車輌が侵入する際、画面に特別なマーカーが表示される。
  • 「ランダムイベント」は一定に確立で発生。
  • 「ランダムイベント」発生後に出現する遮蔽物の位置を調整。
  • 設定画面に「ランダムイベント」を「無効」にできるオプションを追加。デフォルトでは「ランダムイベント」は「有効」になっている。
  • マップ「ヒメルズドルフ」の「ランダムイベント」を描いた新しいロード画面を追加。

車輌性能に関する変更点

ソ連

  • スーパーテスターによるスーパーテストのために「IT-3」をゲームに追加しました。
  • スーパーテスターによるスーパーテストのために「ISU-122-2」をゲームに追加しました。

ドイツ

  • スーパーテスターによるスーパーテストのために「T 54D」をゲームに追加しました。
  • スーパーテスターによるスーパーテストのために「Pz.Kpfw. IV Ausf. F2」をゲームに追加しました。
  • スーパーテスターによるスーパーテストのために「Tiger II (T)」をゲームに追加しました。

アメリカ

  • スーパーテスターによるスーパーテストのために「M24 Chaffee No. 594」をゲームに追加しました。
  • スーパーテスターによるスーパーテストのために「ARMT」をゲームに追加しました。

イギリス

  • スーパーテスターによるスーパーテストのために「A7E3」をゲームに追加しました。

中国

  • スーパーテスターによるスーパーテストのために「BZ-72-1」をゲームに追加しました。
  • スーパーテスターによるスーパーテストのために「Vickers 6 ton」をゲームに追加しました。

チェコスロバキア

  • スーパーテスターによるスーパーテストのために「Panzerwagen 39」をゲームに追加しました。
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