第二次世界大戦でアメリカ軍の中核を担った《シャーマン》シリーズには、様々な改修型が存在する。その中でも特に大量に生産されたのが、《イージーエイト》の愛称でも知られる本車輌《M4A3E8》である。溶接式の車体にフォードGAAキャブレターエンジンを搭載した《M4A3(76)W》をベースとし、懸架装置にHVSSサスペンションを採用している。このサスペンションを搭載した《シャーマン》は、1942年6月から1945年3月までにフィッシャー戦車工廠とデトロイト戦車工廠で合計11,424輌も生産されており、戦後に入っても1965年の第二次印パ戦争に至るまで数多くの紛争で運用された。
こちらのパラメーターは全搭乗員の職能レベルが100%の場合の値です。