戦車長の皆さん
『World of Tanks』をプレイしていると戦績という大きな壁にぶつかることがあります。
戦績を上げていくためには、自分のパフォーマンスを客観的に見直すことが大切です。もしかすると、好きな車輌とパフォーマンスの良し悪しは必ずしも一致していないかもしれません。そこでパフォーマンスを客観的に解析するための新機能「セッション統計」をアップデート1.5.1で導入される予定です。「セッション統計」でパフォーマンスに関連する様々なデータを確認してプレイ傾向を分析しましょう。
ランダム戦
セッション統計はガレージの通知センターボタンの左側にあります。
統計情報は、ゲームセッション毎に、もしくは日次統計情報として、グランドバトル以外の全てのランダム戦から集計されます。
- ゲームセッション: ゲームクライアントを起動してから手動で統計データをリセットするまで
- 日次: 日次データがリセットされてから、次に日次データがリセットされるまで（日本時間01:00）
「セッション統計」では戦闘統計情報だけではなく、特定の車輌でプレイした際のパフォーマンスを確認することができます。EXPやクレジットを収支の面から確認することができます。
- 各戦闘で取得したボンズ、クレジット、EXP、フリーEXPに関する統計情報
- 各戦闘で消費したボンズ、クレジットに関する統計情報
加えて、現ゲームセッションに関する詳細な統計情報を確認できます。例えば、
- 阻んだダメージの平均値
- 与/被ダメージの平均係数
- 平均取得EXP
統計情報は一日一回自動的にリセットされますが、クライアントのセッション統計からいつでも手動でリセットすることができます。
ランキングとWTRレーティング
セッションデータから直接ランキングにアクセスできます。ランキングでは日々のデータをより詳細に確認できます。 また、セッション統計では簡単に現在のWTRレーティングを確認することができます。
WTRレーティング
2017年にWTRという新レーティングシステムを導入しました。このレーティングは、各プレイヤーの車輌毎のレーティングを算出します。そして特定の車輌のレーティングを元にプレイヤーの総合的なパフォーマンスを判定します。各プレイヤーのデータはサーバー全体のデータと比較して評価されるので、戦術の変更などを行った場合にはレーティングに反映されます。車輌を選択すると、その車輌を使用したときのデータが表示されます。
WTRは勝率や他のレーティングに比べると、もう少し複雑でより詳細なデータを確認できます。そのため、車輌毎のパフォーマンスを追跡するには最適です。「WTR」では、プレイヤーの戦闘技術に関する評価についても確認することができます。セッション全体または特定の期間の平均WTRを確認できます。
WTRについての詳しい情報は、2017年に公開されたこちらの記事をご確認下さい。
セッション統計の実装に伴い、ランキングに次の機能を追加しました:
- 全体の統計情報
- 全期間の統計データに対する日差
デルタ: パフォーマンスの分析
現在のゲームセッションが全体の統計データにどのように影響するかは「デルタ」で確認することができます。数学でデルタは2つの値の差を示します。セッション統計の「デルタ」では、現在のセッションの戦闘が通算データにどの程度影響を与えるかを確認できます。
「デルタ」では、過去のパフォーマンスと現在のセッションのプレイを比較して、現在のプレイを評価することができます。具体的には次の項目を比較できます:
- 現在のセッションの平均与ダメージと全期間の平均与ダメージの差
- 現在のセッションで戦った全戦闘の平均EXPと現在のセッションを除く全期間の戦闘の平均EXPの差
- 現在のセッションで戦った全戦闘のWTRと現在のセッションを除いた全期間の戦闘のWTRの差
自車輌毎の詳細な統計情報
セッション統計では、使用した車輌の統計情報を確認できます。確認できる項目:
- セッション期間中にその車輌を合計で何回使用したか
- 現在のセッションのこの車輌の平均WTRと現在のセッションを除いた全期間の戦闘の平均WTRの差
そして、セッション統計の車輌のツールチップから次の情報に簡単にアクセスすることができます:
- 優等マークの進行状況（%）
- セッション中にこの車輌で取得したEXPの量
- セッション中にこの車輌で取得したクレジットの量
- セッション中の与/被ダメージの比率