戦車長！

ハロウィーン2021イベントミールヌイの希望にはもう挑戦しただろうか？ 本イベントには上級教本や「戦友」パークを100%習得済みの特別搭乗員をはじめとする様々な報酬が用意されている。さらに最終報酬には、現在では他に入手手段が無い VII King Tiger (Captured) と専用3Dスタイルが手に入る！

超自然現象が発生しているミールヌイで発見されたKing Tiger (Captured)は、特徴的かつ不気味をしている……本車輌にはどんな秘密が隠されているのか？

調査報告書

ミールヌイ13の調査活動中、異径の敵の出現地点でKing Tigerを発見、鹵獲した。定例調査であるため別段特別なことはしていない。しかし、帰投中に突然King Tigerが現れたのだ。以下に、今回の調査の流れと詳細を記載する。

この調査は定例的なものだ。特に特別なミッションは無く、普段どおりに調査し、普段どおりに帰投する予定だった。そういえば、今回の調査では想定以上の敵が出現した。ただ、攻撃能力の低いGuardタイプばかりだったため大きく苦戦することはなかった。そうだ、そう言えば奇妙なことに、普段であれば蜘蛛の子を散らすように四方へ逃げるRabbitが、何かの意思を持っているかのように横一列で町から出ていくのを目撃した。

敵を殲滅後、予定通りに調査を行った。そして調査を終了し、帰投しようかと思った矢先にGuardタイプと遭遇し交戦するアクシデントがあった。死傷者は出なかったが、少し肝を冷やした。帰投に向け、撤退ルートの安全確保のために斥候を送ったところ、件のKing Tigerが現れたのだ。そう、”現れた” のだ……つい直前まで、そこには何も無かった。しかし振り返るとそこに "いた" のだ。

King Tigerは我々を待っていたかのように、開けた場所のど真ん中でハッチを開け、砲身を下げ……そう、奇妙なことに友好的に見えたのだ。

私は慎重に近づいた。近くからよく観察すると、私が知っている、1944年に出会った事のあったKing Tigerとは見た目が異なっていた。赤外線スポットライトや追加装甲、ミリウムの痕跡などが見られ、まるで我々が使用するミールヌイ13調査用特別車輌のような改造が施されていた。

戦車へよじ登り車内を確認すると、よく手入れされているように見えた。埃や泥はもちろん、戦いの跡は全く無い。使用感が無い新品状態と言い換えてもいいだろう。各座席シートの革も非常に綺麗だった。

これまでに無い、予想すらできなかった異常事態だ。基地で待機している調査団にこの車輌を調べさせるため、私は部下に命じてKing Tigerを牽引し持ち帰ろうとした。牽引の準備ため、クラッチ解放とサイドブレーキ解除をするよう部下に伝え、操縦席へ乗り込ませたところ、なんと彼はいとも簡単にエンジンを始動したのだ。一発で簡単に始動した。燃料があることはもちろん、バッテリーの容量も余裕があり、スターターの調子が良く、履帯のリンク部分への注油も完璧に施されていた。戦車が動く際に聞こえる、履帯の金属が擦れ合う高い金属音すらしなかった。そのまま部下にKing Tigerを操縦させ、基地へ帰投した。

さらに不思議なことに、この戦車は帰投中に、まるで歌を歌っているかのような、喜んでいるように感じたのだ。King Tigerのエンジン音や駆動音を聞くと心が落ち着いた。基地へ持って帰ってこれたことを誇りに感じた。

King Tiger性能調査報告書

King Tiger (Captured)の入手方法

プレミアム車輌  VII King Tiger (Captured)  を手に入れるには、イベント「ミールヌイの希望」で全ての難易度をクリアし、全ての「暗号リール」を解読する必要がある。また「暗号リール」の解読をするうちに、上級教本や「戦友」パーク習得済み特別搭乗員などの報酬も手に入る。詳細は以下を参照して欲しい。

宿敵「Immortal」を撃破し、最終報酬獲得を目指せ！