アップデート 9.20

1. 新中国駆逐戦車

更新済み

皆様のご希望にお応えし、いよいよ実装です!新たな中国駆逐戦車ラインが、最前線に向けて急行しつつあります。あるいは、後方から痛打を与えてくるかもしれませんね。車輌を選ぶ際の参考情報として、このラインに登場する 9 両の車輌の簡潔なプレビューをご用意致しました。

低 Tier 車輌 

低 Tier の中国駆逐戦車は、駆逐戦車としては良好な視認範囲を備えており、隠蔽性も高いため、遠距離狙撃に適しています。しかし装甲については強固ではないため、高い隠蔽率を活かして潜みつつ、最良のタイミングを待ってから射撃しましょう。

このラインの最初の車輌である Tier II のT-26G FTは、優れた射撃精度と貫通力を備えた小型の駆逐戦車です。装甲が脆弱であるために前線での戦いには向きませんが、優れた視認範囲と隠蔽性を活かして姿を隠しつつ、遠距離から支援射撃することができます。ハイテンポかつスムーズなゲームプレイを楽しめるため、World of Tanks を始めたばかりの初心者にとって最高の車輌と言えるでしょう。

Tier III のM3G FT は、前 Tier の長所をさらに伸ばした車輌です。極めて高い隠蔽性により、茂みに潜みつつ奇襲を仕掛けることができます。しかしながら、欠点もまた引き継いでおり、その装甲は、開けた場所で戦うには充分とは言えません。主砲に選択の幅があることが本車の興味深い点であり、57 mm 砲が DPM (分間ダメージ) と貫通力に優れる一方で、76 mm 砲は、射撃速度と貫通力では劣るものの、射撃精度と単発火力に優れています。

このような「静かなる追跡者」というコンセプトは、その次の Tier IVSU-76G FTにも引き継がれています。本車は機動性が良好であるために迅速に好所に陣取ることが可能であり、その上で、同 Tier のライバルに比して極めて大きな DPM というメインウェポンを解き放つことができるのです。

中 Tier 車輌 

Tier が上がるにつれて、機動性が向上し、単発ダメージも優れたものとなります。しかしながら、射撃精度が低めであるため、遠距離狙撃のみならず、中距離戦闘も選択肢となるでしょう。全体的に、万能性に優れた車輌と言えます。

Tier V の 60G FT から、それまでとは性格が変わり、高い DPM と豊富な HP を活かした、よりアグレッシブなゲームプレイが可能となります。大柄であるために隠蔽性が損なわれており、今まで通り隠れ続けることはできません。第 2 線からの支援射撃用として適していると言えるでしょう。

Tier VI の WZ-131G FT もまた、前線での戦闘よりは支援用車輌として輝く車輌と言えます。恐るべき主砲に加えて素晴らしい機動性をも備えており、速やかに好所を確保することが可能です。そしてこの長所を活かせば、この車輌が次弾をどこから撃ってくるかを敵が予測することは困難でしょう。しかし、装甲が脆弱で HP も低いため、決して目立ってはなりません。

Tier VII の T-34-2G FT は、実に大物です。極めてポピュラーな 122 mm 砲を搭載しており、この砲は、卓越したダメージディーラーとして相応しい、高い DPM、恐るべき単発ダメージ、素晴らしい貫通力を兼ね備えているのです。しかしながら、射撃精度については高くないため、しっかりと考えた上で射撃することが重要です。

中 Tier において最大かつ最も強力な車輌が、Tier VIII の WZ-111-1 FTです。本車は、130 mm 砲に加え、実効装甲厚 210–220 mm の傾斜装甲を備えており、遠距離狙撃から接近戦まで、あらゆる距離で危険な存在と言えるでしょう。俯角も -6 度あるため、起伏の多い地形での運用にも対応可能であり、まさに化け物級と言えます。

高 Tier 車輌 

高 Tier 車輌の特長は、優れた単発ダメージと射撃速度を兼ね備えている点にあります。その単発火力は、Jagdpanzer E 100 のように極端なものではありませんが、敵からしたら充分に深刻なものです。これらの高 Tier 駆逐戦車は中 Tier から引き続き万能性に秀でており、機動性が低めであるという欠点は、優れた射撃速度により補われています。

Tier IX の WZ-111G FTは、超接近戦に対応可能です。敵と相対したら、敵車輌の覗視孔から操縦手の怯えた目が見えるぐらいまで詰め寄りましょう。本車はサイの角を備えており、あらゆる敵を突き破ることが可能です。本車の正面上部装甲は、270 mm もの実効装甲厚を備えているのです。さらに重要な点として、単発ダメージ 750 を誇る恐るべき主砲は優れた速射性をも兼ね備えており、この点は接近戦において決定的な要素と言えるでしょう。ただし、正面下部装甲の実効装甲厚は 170 mm に過ぎないため、熟練のタンカーであれば容易に撃ち抜いてくる、という点には注意してください。

このラインの頂点に君臨する WZ-113G FT は、前 Tier の特徴を全て引き継いだ上でさらに強化されており、過酷な Tier X 戦に耐えることが可能です。主砲はより高性能になり、実効装甲厚はさらに強化 (正面上部で 310 mm、正面下部で 190 mm) され、HP も増加しています。恐るべき堅牢さを誇る本車は、適切に扱えば脅威の存在となることでしょう。

今後、 WZ-113G FTの総合的な分析を含め、中国駆逐戦車をより詳しくご紹介していきますのでどうぞお楽しみに。

2. アップデート 9.20 車輌バランス再調整

更新済み

マッチメイカーおよび自走砲への大幅改変が完了した今、各国の技術ツリーをより強固なものにすることに再度注力できるようになりました。車輌毎のバランス調整理由に関する説明を始める前に、まずは、技術ツリーを見直す上でとった全体的なアプローチ、目標、それを達成するためにどう計画しているかという点についてご紹介させて頂きます。

今年の序盤にドイツ技術ツリーを刷新した際と同様、各ラインの一連の車輌について検討し、それらの戦闘パラメータをまとめて見直す形で調整を進めています。これにより、各技術ツリーを首尾一貫したものにしつつ、各国家内で車輌タイプ別の明確な特性差を実現し、ユニークな体験を提供できるはずです。9.20 およびそれ以降で実装予定の各種変更は、このようなユニークなゲームプレイ属性を定義し、それを促進するべくデザインされています。

アップデート 9.20 では、ソ連、フランス、アメリカ、日本、ドイツの 5 ヶ国の車輌に調整を加えます。カバーすべき内容がやや多めですが、皆様はきっとその詳細を心待ちにしてくれていることでしょう。では始めましょう!

ソ連車輌

展開

ゲームの進化に伴い、一部のソ連車輌が圧倒的に成長する一方で、ラインの拡張に伴い、高 Tier における研究経路に混乱が生じていました。そこで、アップデート 9.20 においては、中戦車、駆逐戦車、重戦車に統括的な変更を加え、一貫性を取り戻すことを狙っています:


中戦車

中戦車は、頑丈な砲塔装甲に加え、前面装甲の大幅強化に伴い、アクティブな中戦車としての役割がより強固なものになります。これに伴い、車体を遮蔽物で隠しつつ砲塔でダメージを吸収するという戦い方が可能になります。

T-44、T-54 first prototype、T-44-100

T-44 は、上位砲塔の前面の実効装甲厚が 200 mm 相当 (従来は 120 - 140 mm) に、側面の装甲の実効装甲厚が最大 300 mm 相当にそれぞれ強化されますので、もはや同 Tier のライバル車輌に対して逃げ腰になる必要はなく、上位 Tier との交戦にも対応できるようになります。T-54 first prototype と Т-44-100 の上位砲塔についても、同様の強化が加えられています。加えて、主砲の選択肢という点でゲームプレイの多様性に欠けていましたので、100 mm LB-1 砲と 122 mm D-25-44 砲に調整を加えました。122 mm 砲は、射撃速度の向上に伴い、単発ダメージを優先する場合には良い選択肢になりました。

一方の 100 mm 砲は、砲安定性と照準速度が向上していますので、移動中・静止中の両方において有効打を与えるチャンスが大きくなっています。中距離での慎重な交戦において輝くことでしょう。そして、両方の主砲について、AP 弾の貫通力が 190 mm になり、同 Tier のライバルに対してダメージを与えやすくなりました。

T-54

驚異的な Tier IX T-54 は、ほとんどあらゆる中戦車を圧倒することが可能ですが、しかしその傾斜した砲塔は、時が経つにつれて有効ではなくなり、中・長距離での交戦においては、かつてほどには輝けなくなっていました。そこで、砲塔装甲 (主砲防盾のエリア) を強化し、その信頼性を取り戻すことを狙いました。

加えて、T-54 から T-62A または Object 140 に進む際の違いを強調するため、T-54 の最上位砲を見直しました。照準精度と主砲ハンドリングに優れる T-62A は、100 mm D-54 からの派生先であり、中・長距離での運用に適します。一方の Object 140 は、中・近距離での運用により適していますので、接近戦に適した D-10T2S からの派生先となっています。加えて、T-54 のコンペティティブな能力を高めるべく、砲塔も強化しました。

Object 140

十分な速力、良好な主砲ハンドリング、堅実な防御力を兼ね備えた Object 140 は、偵察から回り込み攻撃まであらゆる任務に対応可能な、多用途性に極めて優れた Tier X 車輌であると言えます。しかしながら、砲塔の天板があまりにも脆弱であることが、本来の輝きを奪っていました。そこで、この問題を修正するため、砲塔天板の装甲厚を T-62A と同等に引き上げました。ただし、ハッチが弱点であるという点に関しては変化していません。バランス調整後の Object 140 で戦闘に参加する際には注意してください。さもなければ、あっと言う間に多量の AP 弾が飛んでくるかも知れません。


駆逐戦車

ソ連の駆逐戦車ツリーには 2 つのラインがありますが、ほとんどのプレイヤーが Object 268 に至るラインでプレイすることを選び、そしてかなりの数のプレイヤーが、 ISU-152 に到達後、それ以降の開発を止めてしまうか、あるいは Object 268 を手に入れたとしても、この車輌では全然プレイしない傾向がありました。よって、Object 268 を研究してプレイしたいと思える確かな理由が必要であることが明確でした。そのためには、ISU-152 にバランス調整を加える必要があり、それはいつも通りにトリッキーなものになりました。ソリューションは、ISU-152 の恐るべき単発ダメージはそのままに、貫通力を引き下げた上で、機動性と HP の向上によりそれを補う、というものです。これに伴い、Object 704 も改良を加えることができ、Tier X Object 268 ではさらに良くなっています。

ISU-152

ISU-152 といえば、驚異的な単発火力を誇ることで有名です。Object 704 は ISU-152 によく似ていますがより強力であり、しかし Object 268 はこのトリオの中ではやや精彩を欠いていおり、それを目指すべき理由が必要でした。そこでまずは、ISU-152 最上位砲であった BL-10 砲を、152 mm D-4S へと置き換えました。この砲は、貫通力が若干低い (260 mm) 点を除いては、全てのパラメータが BL-10 と類似しており、恐るべき単発ダメージを誇るという魅力は変わっていません。そして、貫通力の低下を補うため、装甲、HP、機動性を強化しました。また、一部の 122 mm 砲を廃止し、最上位砲に到達しやすくしました。

注意:  最上位砲を未研究であり、まだ 122 mm BL-9S を使用中である場合には、9.20 のリリース時に新しい最上位砲が付与されます。

Object 704

恐るべき Object 704 (Tier IX) の主砲に、152mm D-4S が加わります。最上位砲が高名な BL-10 である点は従来通りですが、ゲームプレイの多様性が向上します。

Object 268

この車輛を、ここに至るまでの労力に見合った Tier X 車輌にすべく、AP 弾の弾速を 760 m/s から 950 m/s に引き上げ、主砲俯角を Object 704 と同等にしました。これに伴い、遠距離狙撃や移動目標に対する射撃が容易になります。


重戦車

IS-7

アップデート 9.20 では、ソ連重戦車の見直しの出発点として、IS-7 にバランス調整を加えます。この車輛は、主砲ハンドリングが劣悪で、射撃精度も程々であるため、正確に射撃することは困難であり、特に移動中においてはそうでした。結果として、Tier X 重戦車の中でも最弱クラスだと感じる人が少なくなかったのです。そこで、IS-7 を然るべく強化するため、照準時間を短縮し、移動および砲塔旋回に伴う照準分散を低減しました。これにより、本来の火力を最大限に発揮できるようになりますし、HP が 2,400 に増加したことにより、粘り強く戦えるようになるはずです。そしてこれらの変更は、攻勢を効果的に先導することが可能な、接近戦に適した突破用戦車という IS-7 の役割を強調することを狙ったものです。

今後は、IS ラインと KV ラインの性格の違いをより明確にしていくつもりです。目標は、KV ラインを本来あるべき姿に戻し、強力で堅牢なダメージディーラーとしての役割を確固たるものにすることにあります。

たたむ

フランス車輌

展開

フランスツリーは、かつては素晴らしいものでしたが、今や昔の栄光の影の中にあります。今ではフランス駆逐戦車の研究を進めたいと思う人は誰も居ませんし、АМХ 30 および AMX 30 B でのプレイは、ドイツの Leopard 1 および Leopard Prototyp A でのプレイと同様です。そこで 9.20 においては、フランスツリーをあるべき姿に戻すことを目指しました:

  •  Tier IX および X 中戦車のバランスを再調整し、ユニークなルック & フィールを備えた中距離狙撃支援車輌としてプレイできるようにしました。

駆逐戦車にかつての輝きを取り戻させるため、フランスツリーの特長を強化すべく、然るべき自動装填砲を与えました。加えて、機動性のバランス問題と、装甲と弱点に関する一貫性不足についても修正しました。


中戦車

АМХ 30、AMX 30 B

АМХ 30 および AMX 30 B は、大幅に強化された砲塔装甲により、より粘り強く戦えるようになりました。起伏の多い地形を活用して敵を狙い撃ちましょう。ただし、車体の装甲は薄いままであり、敵弾が容易に貫通してしまうという点には留意する必要があります。これらの 2 両は、砲安定性も向上するので、十分な速力と機動性をさらに有効活用できるようになります。戦場を高速で駆け回り、必要とされている場所からその主砲を放ちましょう。そして主砲に関しては、АМХ 30 および AMX 30 B は、あらゆる中戦車の中でも最高クラスの分間ダメージを備えるようになりました。敵を急襲して多大なダメージを与え、素早く遮蔽物の背後に隠れましょう。なお、中距離において真価を発揮する車輌にすべく、射撃精度および AP 弾の貫通力についてはやや下方修正しました。

駆逐戦車

自動装填砲をフランス Tier VIII–X 駆逐戦車にとっての特長とすべく、AMX AC mle. 48 および AMX 50 Foch に自動装填砲を追加しました。

AMX AC mle. 48、AMX 50 Foch

AMX 50 Foch (Tier IX) には、平均単発ダメージ 400、弾倉装弾数 4 発の 120 mm 自動装填砲が加わります。AMX AC mle. 48 にも、同じく平均単発ダメージ 400 の 120 mm 自動装填砲が加わりますが、弾倉装弾数は 3 発となります。さらには、これらの 2 両の側面装甲が、敵弾に耐え得るレベルまで強化されました。AMX AC mle. 48 については機動性を若干強化しましたが、AMX 50 Foch については逆に機動性をやや下方修正しました。

AMX 50 Foch (155)

AMX 50 Foch (155) は、まさに守護者と言えるでしょう。ここ数年は、若干の弱点が生じ、他のトップ Tier 駆逐戦車に比べるとやや精彩を欠いた存在になってしまっていましたが、それでも一定の活躍を見せてくれています。しかしながら、Tier VIII–IX 駆逐戦車への調整に伴い、本車はトップ Tier 車輌として相応しいとは言えなくなり、ジレンマとなりました。多くの皆様がこの AMX 50 Foch (155) を愛してくれていますので、本車を削除しても誰も喜ばないでしょう。検討には少し時間を要しましたが、見直し後のフランス駆逐戦車ラインの頂点として相応しい車輌を用意した上で、長年愛されてきた本車についても削除せずに残す運びとなりました。

9.20 からは、Foch (155) は特別車輌となり、Tier X に全く新たな駆逐戦車である AMX 50 Foch B が加わります。この新車輌は基本的には AMX 50 Foch (155) の再調整版であり、155 mm 砲ではなく、平均単発ダメージ 400、弾倉装弾数 6 発の 120 mm 自動装填砲を搭載しています。また、側面および前面装甲が強化されています。AMX 50 Foch (155) は、車高が低い故に砲俯角・仰角が共に劣悪であり、運用の幅が制限されていましたが、本車は俯角・仰角共に向上しており、起伏の多い地形においても運用しやすくなっています。

AMX 50 Foch B

この移行に関する詳細を解説します:

  • AMX 50 Foch (155) の戦闘パラメータへの変更点は?

新しい Tier X 車輌と同様の強化が施されます (ただし主砲については、従来通り 155 mm 自動装填砲のままとなります)。すなわち、前面と側面の装甲が強化され、主砲の俯角・仰角がやや向上します。

  • AMX 50 Foch B および AMX 50 Foch (155) の入手方法は?

AMX 50 Foch (155) を既に研究・購入済みであれば、ガレージに残され、扱いが特別車輌になります。その上で、AMX 50 Foch B も付与されます。

研究済みであるものの未購入である場合は、9.20 のリリース前に購入する必要があります。

そして、まだ研究が済んでいない場合は、急ぐ必要があります。AMX 50 Foch (155) は、9.20 以後には購入できなくなります。

  • AMX 50 Foch (155) に維持されるものは?

戦績、EXP、実績、勲章、優等マークは維持されます。

  • AMX 50 Foch B に移行されるものは?

全てのカスタマイズ・アイテム (迷彩、徽章、銘刻) が AMX 50 Foch B に移されます。この際、残りの有効期間には変化ありません。AMX 50 Foch’s (155) の搭乗員は、AMX 50 Foch B 用として再訓練されますが、AMX 50 Foch (155) は特別車輌扱いとなりますので、他のあらゆるフランス駆逐戦車の搭乗員をペナルティなしで乗せることが可能になります。

  • 砲弾および拡張パーツの扱いは?

砲弾は削除されますが、その価格分のクレジットが全額返還されます。拡張パーツは解除されて倉庫に移されますので、これを任意の車輌に搭載することができます。


重戦車

AMX 50-100

AMX 50-100 は、圧倒的な機動性と、驚異的なダメージ・ポテンシャルを誇る車輌です。しかしながら、大柄なサイズと脆弱な車体装甲により、その特長を活かせないことが多々ありました。9.20 では、耐久性が強化され、主砲俯角が目立って向上しますので、インパクトを与え得るチャンスが増えるはずです。丘の起伏を利用して脆弱かつ大柄な車体を隠しつつ、破壊の雨を降らせることが可能となったのですから。

注意: 多くの皆様が Bat.-Châtillon 25 t を愛してくれていますし、開発チームとしてもそれは同じです! 予定していた変更点に関するフィードバックを検討した上で、テスト結果を見直した結果として、この車輌を再調整すべき充分な理由は存在しないという結論に至りました。よって現段階では、本車には変更は加えません。

 

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アメリカ車輌

展開

中戦車

M48A1 Patton、M46 Patton

M48A1 Patton および M46 Patton は、ベテラン・プレイヤーによって愛されていました。かつては、戦場を支配する存在だったのです。しかしながら年を経るにつれ、かつての輝きと生存性が損なわれてしまっていました。弱体化した砲塔は、もはや峠や丘を活用してのプレイには、充分とは言えませんでした。加えて、キューポラがあまりに狙いやすい弱点でした。そこで、キューポラが小型化され、防御力が強化された新型砲塔を実装しました。これにより、本車輌は再びエキスパートの手にかかれば恐るべき存在となるはずです。

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日本車輌

展開

重戦車

日本重戦車には、Tier V から Tier X まで再調整を加えます。バランスと補完的なゲームプレイ・スタイルをデザインの中核に置きつつ、O-Ni を除く全車輌を調整します。これらの変更に伴い、これらの超重戦車は、素晴らしい前面装甲と 2 種類の主砲選択肢を備えた「突撃・強襲戦車」としての個性が強化されます。

O-I Exp

O-I Exp の 105 mm 砲は、Tier V としては驚異的な貫通力であり、まさにワンショット・モンスターでした。よってこの砲を削除しましたので、単なる撃っては隠れるという戦い方ではなく、より複雑な戦闘計画を練る必要があるようになるはずです。機動性についても低下しますが、しかし前面装甲がかなり増厚されます。これにより、格上相手にも戦いやすくなり、他の日本重戦車により近いゲームプレイとなります。

O-I

Tier VI O-I に対し、格下車輌で立ち向かったことがあるのであれば、その分厚い装甲を撃ち抜くのが極めて困難であることを知っていると思います。側背面に回り込んでもなお、撃ち抜けなかったのです。そこでアップデート 9.20 においては背面装甲を減厚しますので、背面に回り込むことさえできれば有効打を与えることが可能になります。

O-Ho

戦車砲の違いは、性能の強化にも繋がれば、プレイスタイルの違いにも繋がります。例えば 10 cm Experimental Tank Gun Kai は、15 cm 砲よりも単発ダメージでは劣るものの、速射性には優れている、という存在でした。この 10 cm 砲のダメージが 30 増加しますので、弱点を慎重に狙うことで格上にも対抗しやすくなるはずです。しかしながら、激戦の最中においては、弱点に正確に狙いを定めることは難しく、チャンスを逃さないためにプレミアム砲弾を使いたくなることがありますが、O-Ho の 10 cm 砲にはプレミアム砲弾がありませんでした。よって、この砲に新たにプレミアム砲弾を実装しました。

Type 4、Type 5 Heavy

9.17.1 で Type 4 および Type 5 Heavy に加えられた変更は、うまくいきました。そう、少なくとも部分的には。かつては他の同格重戦車に比して鈍足かつ脆弱でしたが、前面装甲の大幅増強と火力の強化に伴い、重戦車としての存在感を得たのです。しかしながら、装甲の強化についてはやり過ぎだったことを認めるべきでしょう。前面には弱点がほぼなくなり、Tier VII–VIII 車輌がこれらの 2 両にダメージを与えることがあまりに困難になっていました。そこで、バランスを取り戻すため、これらの車輌の前面装甲を見直し、装甲が薄い部位 (Tier X に対しては 240 - 260 mm、Tier IX に対しては 220 - 240 mm) を数ヶ所追加しました。一方で、機動性をやや強化しましたので、重戦車としての地位がより確かなものになるはずです。

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ドイツ車輌

展開
8.8cm Pak 43 Jagdtiger

高い速射性と射撃精度を備えた 8.8cm Pak 43 Jagdtiger は、機動性の面では不充分であり、主砲の能力を活かすことが困難でした。別方面で支援が必要になった際に、タイムリーに対応することができなかったのです。そこで、車輌の機動性を強化し、状況の変化に対応しやすくしました。これにより、単に敵が接近してくるのを待つだけではなく、能動的に射撃機会を覗うことも可能になり、より価値あるゲーム体験となるはずです。

Mäuschen

Tier IX Mäuschen には、大きなバランス調整は必要ありませんが、一点だけ例外がありました。すなわち、この車輛は標準構成においては快適とは言えなかったのです。よって標準構成での機動性を強化し、この車輛でのプレイをより楽しみやすくしました。この変更は、Maus ラインでの進行をより滑らかにすることにも繋がるはずです。

Maus

Maus は巨大なダメージを吸収する要塞としての地位に復帰しました。しかしながら、ダメージ・アウトプットの強化に関しては、やり過ぎでした。開発チームとしては、本車のパワーハウスとしての存在感を維持しつつも、E100 にも少しスポットライトを当てたいと考えました。そこで、HP をやや減らし、装填速度も下方修正しました。結果としてこの超重戦車は、ダメージ量についてはやや低下するものの、総合的なゲームプレイについては変わらないはずです。重装甲の要塞としての地位は、維持されます。

たたむ

ぜひフォーラムでの議論に参加し、これらのバランス調整に関するご意見を共有して頂ければ幸いです。お寄せ頂いたご意見にはすぐには対応できないかもしれませんが、皆様からのコメントをしっかりと確認させて頂いた上で、9.20 の開発を進める上で検討させて頂きます。

3. Update 9.20: Supertest

更新済み

9.20 におけるこれらの変更点は暫定的なものですのでご留意ください。最終的な詳細情報は、正式リリース前に告知させて頂きます。

本日からアップデート 9.20 のスーパーテストが開始されます。スタン効果に関するフィードバックへの対応、技術ツリーの見直しを継続、ランダム戦用の 30 vs  30 シナリオの実装、そして 9 種類の中国駆逐戦車が新登場するなど、今回も要注目の新要素や調整が数多く含まれています。最終的な詳細は未確定ですが、まずはアップデート内容の概要をご紹介させていただきます。

スーパーテストは、開発の初期段階で実施するものであり、通例としては、正式版のリリースの 1 ヶ月半前です。このテストにより、新たなアップデートの各種変更点をチェックし、公開テスト前に最も深刻な問題点を洗い出します。World of Tanks スーパーテストは、プロダクション・テスト (新マップ、車輌のバランス調整など) とバージョン・テスト (アップデート全体) に分けられています。

スーパーテストの完了後には、新要素を試したいプレイヤーであれば誰もが参加可能な公開テストを開始致します。

車輌バランスの調整

今回は、日本、フランス、アメリカ、ソ連の 4 ヶ国に焦点を当てています。加えて、ドイツツリーにも若干の調整を加えます。ドイツツリーには、2017 年の序盤に統括的な見直しを加えましたが、今回は MausMäuschen8,8 cm pak 43 Jagdtiger の戦闘パラメータに調整を加える予定です。

今後の車輌バランス調整に関する最初の詳細情報を、ソーシャルメディアを通じて共有して以後、これは World of Tanks フォーラムの 9.20 関連トピックの中でも最も議論が交わされた話題となりました。従って、皆様の疑問によりよく答えるため、この 9.20 プレビューではカバーせずに、技術ツリーの見直しの根拠に関して説明するための独立した記事をご用意しました。
より踏み込んだ内容は こちらをご覧ください。

自走砲の改良

自走砲のファインチューンは、9.18 で終わりではありません。開発チームではここ 2 – 3 ヶ月に渡って皆様からのフィードバックを分析した結果として、自走砲でプレイするプレイヤーにとっても自走砲以外でプレイするプレイヤーにとってもプレイ体験の向上に繋がるような、いくつかの調整を加えることを決定しました。

爆発半径が大きくなったことに伴い、安全だと考えていた状況であってもダメージを受けてしまうというケースが頻繁に発生し、混乱を招く事態に繋がっていました。つまり、遮蔽物の影にしっかり隠れていてもなお、ダメージを受けてしまうことが多かったのです。そこで、この問題を軽減するため、着弾点と車輌の間に障害物がある場合に対しての新たなメカニズムを加えることで、スタンおよびダメージの計算を見直しました:

  • 車輌が厚さ 2 m 以上の建造物 (破壊可能か破壊不能かは問わない) の背後に完全に隠れていた場合には、自走砲弾によりスタンおよびダメージを受けることがなくなります。
  • 車輌が厚さ 2 m 未満のフェンスや小さな家屋の背後に隠れていた場合には、それによるダメージ軽減効果は得られず、開けたエリアで被弾した際と同じ両のスタンおよびダメージを受けます。
  • 3 つ目のシナリオとして、車輌が厚さ 2 m 以上の建造物の背後に居るものの、完全には隠れていない、というケース (例えば角を利用して戦う場合など) があります。この場合には、スタン時間とダメージ量は、車輌の露出度に直接依存します。露出していたエリアのサイズに応じて、次の通りのダメージとスタンを受けます:
  • 合計ダメージおよびスタン時間の 25%
  • 合計ダメージおよびスタン時間の 50%
  • 合計ダメージおよびスタン時間の 75%
  • 合計ダメージおよびスタン時間の 100%

また、戦績の内実を把握しやすくなるように、戦闘結果画面に合計スタン時間が記載されるようになります。

新登場の中国駆逐戦車

9 両の中国駆逐戦車がエンジンを始動し、間もなく皆さんの戦場に到着します。そうです、これは数ヶ月前に中国サーバーに実装済みのラインですね。これに関するご要望を多くお寄せ頂いてきましたので、今回、全てのプレイヤーに対して提供開始できることを喜ばしく感じています。各車輌の詳細に関しては、正式リリースが近付くにつれて紹介していきますので、今後の情報をお楽しみに。

コンテンツは、より幅が広いブラウザウィンドウに最適化されています。

ランダム戦用の新たなシナリオ

15 vs 15 を超える大規模戦闘で勇気を試したいと思ったことはありませんか?そのチャンスがもうすぐ訪れます。9.20 から、30 vs 30 の新モード「グランドバトル」が登場します。合計 60 名ものプレイヤーが、このシナリオ専用として開発された全く新たな 1.4 x 1.4 マップ「ニーベルブルク (Nebelburg)」で激戦を繰り広げるのです。このシナリオは、ランダム戦の他の戦闘タイプと併せて利用可能であり、Tier X 車輌専用で、勝利条件は通常戦と同様に敵陣地の占領または敵車輌の殲滅です。全ての車輌タイプにとって楽しめる体験を提供するため、自走砲の数は 1 チームあたり 4 両までに制限されます。

折を見てグランドバトルの詳細をご紹介させて頂きますのでお楽しみに。このモードで利用可能なパーソナルミッション、獲得可能な勲章や優等マークなどについても紹介予定です。9.20 の正式リリースが近付いてきた時期に、単独記事で極めて詳細に紹介させて頂きますので、フィードバックや質問をお寄せ頂ければ幸いです。

HD モデル化

最後に、19 種類の車輌を新たに HD 化します:

正式リリースが近付くにつれ、各要素をより詳しく紹介していきますのでお楽しみに。そしてご意見やアイデア、懸念などをぜひフォーラムで共有してください。皆様からのご意見を参考にしつつ、ゲーム体験を磨き上げていきたいと考えています。

4. トップ Tier 中国駆逐戦車

更新済み

大口径の主砲を備え、破滅的な被弾にも耐え得る正面装甲を有し、クラス最高級の隠蔽性を誇る。アップデート 9.20 では、新登場の中国駆逐戦車ラインの頂点として、 WZ-113G FT が実装されます。しかし、Tier X への道のりは長いため、ある時点においてかならずこう疑問に思うことでしょう。「その価値があるのだろうか?」と。そこでこの記事を参考にして、皆さんのプレイスタイルに合うかどうかを判断して頂ければ幸いです。

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火力

WZ-113G FT は、発射速度と単発火力の両面で優れています。発射速度も単発火力も、それだけを見れば特別に優れているわけではありませんが、この両者が組み合わさることで、この駆逐戦車は恐るべき兵器と化します。そう、この WZ は、単発火力 750 という痛打を 16 秒毎に撃ち出すことが可能なのです。ただし狙撃能力はさほど高くないため、真価を発揮するのは近・中距離においてとなります。そのためには素早く距離を詰める必要があるのですが…

機動力

…この車輌にはそれが可能です!優れた最大速度を持つため、効果的な支援射撃が可能です。また、次々に射撃位置を変えることで敵を混乱させることも可能です。しかし、その真骨頂は、敵との距離を詰めて攻勢を先導する際にあると言えるでしょう。

装甲

装甲はこの車輌の大きな特長のひとつです。WZ-113G FT は、突破車輌として活躍することが可能であり、敵の防衛戦を引き裂くこともできれば、最前線で戦う味方を支援することもできます。正面上部装甲の実効装甲厚は 310 mm に達し、特に防盾は 340 mm を誇ります!よって、深刻な被弾にもある程度耐えることが可能なのです。しかし正面下部装甲は 190 mm に過ぎませんので、激戦の最中には平坦な地形を避けた方が良いでしょう。さもなければ、この弱点によって長所が全て潰されてしまいます。

しかしこの欠点は、主砲のある興味深い特徴によって補われています。すなわち、-6 度という俯角を有しているのです。よってこの WZ-113G FT は、丘上での戦闘においては真の脅威となります。敵はこの車輌の弱点を狙うことができず、上部装甲を貫通できる敵は僅かです。そして敵は、この車輌の 152 mm 砲が狙いを定めていることを目の当たりにすることでしょう。まさに丘の王者と言えます。

視認範囲と隠蔽性

トップ Tier 車輌の中では、この車輌の隠蔽性は明確な長所とは言えないかもしれませんが、同格駆逐戦車の中では、この車輌の隠蔽性は Object 268 および Strv 103B に次いで第 3 位です。そしてこの車輌は、Tier X 駆逐戦車の中では最高クラスの視認範囲を備えています。よって最前線での攻撃だけでなく、遠距離狙撃も有効な選択肢と言えるでしょう。ただし射撃精度が低めですので、しっかりと狙って撃つ必要があります。

プレイ方法

WZ-113G FT は様々な運用方法に対応可能なオールラウンダーですが、明確な弱点を隠しつつ戦う必要があります。操縦のヒントをご用意しました:

単独行動は避けましょう この車輌は駆逐戦車であり、敵に対して晒しても構わないのは正面装甲のみです。味方と共に行動し、ミニマップを頻繁にチェックしましょう。もし中戦車や軽戦車による回り込み攻撃を許せば、破滅あるのみです。

下部装甲を隠しましょう 常に遮蔽物を探し、この弱点を隠すようにしましょう。岩、丘の起伏、建造物の残骸、あるいは大破した味方など、あらゆる物を活用して勝利を掴んでください。1 対 1 での殴り合いを挑む必要はありません。その役割は、IS-7 や E-100 に任せましょう。この車輌がすべきことは、生き残り続け、撃ち続けることにあります。

位置取りを変えましょう 隠蔽性および視認範囲もこの車輌の特長のひとつです。必要に応じて長距離戦に切り替え、小柄なサイズを活かして敵の目から逃れつつ、遠方から敵を強打しましょう。しかしながら、発砲すれば必ず見つかってしまいますので、次弾を放つ前には、敵のレーダーから逃れることができたかを確認するようにしましょう。

まとめ

攻勢を先導して敵を動揺させることが好きなタンカーであれば、WZ-113G FT はとても素敵な選択肢と言えます。この車輌は攻撃の主力を担うべく生まれた車輌であり、素晴らしい装甲、優れた機動性、目覚ましい火力という、そのために必要な全てを備えています。ただし、正面下部装甲を常に隠しながら戦う必要がある、という点を忘れてはなりません。

5. World of Tanks レーティングの向上 [9/29 更新]

更新済み

様々なフォーラムスレッドをチェックし、プレイヤーの皆様のご意見を調査した結果として、アップデート 8.8 において実装されたパーソナル・レーティングが今や時代遅れとなり、サードパーティ製の各種レーティングと比べて充分であるとは言えない状態でした。

従来のパーソナル・レーティングは、プレイヤーの実力を評価するものというよりは、アカウントの進行状況を示すものであり、プレイヤーの実力を判断する上ではほとんど参考になりませんでした。単に戦闘を重ねれば、レーティング値を上げることができました。さらには、性格が全く異なる複数のモードのデータを混同して評価していたことも、信頼性を下げることに繋がっていました。つまり、値が高い理由が、そのプレイヤーの実力が本当に高いからなのか、プレイするモードが異なっているためなのかが分からなかったのです。それに加えて、アカウント全体に対する評価値であったため、個々の車輌における戦績がわかりませんでした。

そこで、これらの問題に対処すべく、各プレイヤーの真価を評価できるような、全く新しいアプローチを考案し、単なる問題修正ではなく、フレキシブルなレーティングを目指しました。

向上したは、World of Tanks レーティング (WTR) は、ランダム戦に限定して各プレイヤーの成績を分析します。そして、各車輌における成績を車輌毎に最適化された評価基準で評価した上で、それらを総合してプレイヤーの総合成績を評価する形にしています。このシステムは、ゲームへの各種変更に流動的に対応することが可能であり、サーバー平均戦績と比較する形で評価値を算出するようになっているため、各プレイヤーの実力を高精度で判断することが可能できる実用的な評価値を提供することができます。さらに、ランキングについてもこの新しいレーティングをベースとする形に改めた上で、ユーザーインターフェイス (UI) をより使い易く改良しました。

ぜひランキングでこれをチェックした上で、感想を共有し、正式実装に向けたファインチューニングを支援して頂ければ幸いです!
ですがその前に、この新しいレーティングの計算基準と刷新版のランキングを詳しくご紹介させて頂きますので、ぜひお読みください。

注: テスト期間中には、従来のパーソナル・レーティングも併せてご利用可能です。新しい 2 つのレーティングのファインチューニングが完了した後に、従来のシステムを廃止し、新システムへと完全移行させて頂く予定です。

コンテンツ:

  1. 計算基準
  2. 車輌レーティング
  3. アカウント・レーティング
  4. ランキング

計算基準

ランダム戦限定: 算出対象を、ゲームプレイが大きく異なる他のモードと混ぜることなく、最人気モードであるランダム戦に限定することで、信頼性の高いレーティングを提供できるようにしました。

ゲームへの各種の変更に対応可能: このレーティングは、サーバー上の平均値と個々のプレイヤーの戦績パラメーターとを比較して評価するようになっているため、バランス調整や戦術の変化に柔軟に対応することができます。

例: ある車輌について「1 戦平均与ダメージ」のサーバー平均が低下した場合には、それに伴って個々のプレイヤーのレーティングが下がる、ということはありません。同様に、アップデートに伴い「装甲で阻んだダメージ」の重要性が増した場合には、その車輌におけるこのパラメーターの影響度が大きくなります。このように、新しいレーティング・システムによる個人評価は、常にゲームの最新状況を反映したものとなるのです。

車輌別レーティング: 車輌毎に個別にレーティングを算出した上で、車輌別スコアを総合し、プレイヤーの総合戦績を評価する形としました。車輌を選択すると、車輌別に戦績インジケーターがランク付けされます。

戦績パラメーターー

  • 与ダメージ: 多くの場合、敵車輌の殲滅によって勝敗が決しますので、与ダメージは勝利への主要な道筋と言えます。
  • ダメージアシスト (観測/スタンおよび履帯切断による): 敵車輌を発見・観測することなしにダメージを与えることはできない、ということは、誰もが知る事実です。効果的に発見、履帯切断、スタンを行うことで、勝利に大きく貢献することができます。
  • 装甲で阻んだダメージ: 装甲を有効に活用し、敵弾を阻みつつ、敵の砲火を引きつけることができるかどうか。これは、多くの装甲車輌にとって重要な能力であると言えるでしょう。
  • 敵車輌撃破数: 単にダメージを与えるよりも、敵車輌を撃破する方が重要となる状況が多い、ということを、誰もが経験上知っているはずです。
  • 生還戦闘数: しぶとく生き残り続け、戦い続けることで、より多くのダメージを与え、より多くの発見・観測を行うことができます。そして戦闘から生還できた場合には、戦闘を勝利で終えたケースが多いはずです。

これらの各パラメーターによるレーティングへの影響度は、車輌毎に異なっています。

パラメーター「装甲で阻んだダメージ」は、Bat.-Chat 25 T やその他の軽装甲車輌においては重要ではありませんが、Maus や IS-7 のような重装甲車輌においては、重要な評価項目であるはずです。従ってこのパラメーターは、車輌別戦績を評価する上で、Maus においては高ランクのパラメーターとして、Bat.-Chat においては低ランクのパラメーターとして扱われます。Bat.-Chat においてはダメージを与えることこそが重要ですので、与ダメージが高ランクのパラメーターとなっています。そして敵により多くのダメージを与えることで、高い戦績評価に繋がるのです。

同様に、高い射撃速度と低い単発ダメージを備えた車輌 (例: T-62A) においては、撃破車輌数が最重視され、JagdPZ E-100 のように破壊的な単発ダメージを誇る車輌においては、撃破車輌数はあまり重視されません。

他のパラメーターにも同様のロジックが適用されており、各パラメーターの重要性は車輌毎に異なります。そして各車輌における各パラメーターの影響度は、各サーバーでの平均値に応じたものとなっています。

車輌レーティング

車輌レーティングは、プレイヤーのフレキシビリティおよび選択車輌におけるプレイヤーの戦績 という、2 つのパラメーターに基づいています。

パラメーター 1 – フレキシビリティ

システムは、その車輌において共通して平均値が高い、その車輌にとって最も重要な主要パラメーター群を評価することで、プレイヤーのフレキシビリティを評価します。このパラメーターが最終的なレーティング値に与える影響度 (例; 重要性係数) は、~25% です。

すべてのプレイヤーの成績は、キーパラメーターによって、いくつかの均一グループ(パーセンタイル値)に分けられます。この際、各グループには同数のプレイヤーを含む形となりますが、個々の主要パラメーターによるグループ分割数は、車輌戦績によって異なります。例えば、「装甲で阻んだダメージ」によるグループ分割数が、車輌によって異なる場合があります。

そして、各プレイヤーが属するグループに応じ、規定のポイントが付与されます。そのプレイヤーの戦績が高いほど、より上位のグループに属する結果となり、より多くのポイントが付与されるのです。そして、その車輌における最重要パラメーターにおいてトップグループに入った場合には、より多くのポイントが付与されます。

これは各プレイヤーの日々のプレイに対してどういう意味を持つのでしょうか? 要するに、プレイヤーのフレキシビリティが評価されるようになった、ということです。車輌の持ち味を最大限に活かして戦えば、そのことがWorld of Tanks レーティングにも反映されます。

パラメーター 2 – 戦績

各プレイヤーの戦績を、その車輌における各パラメーターのサーバー平均値と比較して評価します。ただし、生還戦闘数については例外です。プレイヤー戦績が最終的なレーティング値に与える影響度は、~75% です (例; 重要性係数 = 0.75)。

フレキシビリティと戦績について、サーバーの値とプレイヤーの成績との比較により求めた値に、重要性係数 (それぞれ ~0.25 および ~0.75 ) を乗算した上で合計します。従って、同じサーバーにおいて、他の全プレイヤーと比較した、ある車輌におけるそのプレイヤーの成績が高いほど、戦績が高いものとなります。

重要な注意点:

  • 新車輌に対する評価: 新車輌が実装された際、その車輌でのレーティングはすぐには公開されません。これは、計算に必要となる充分なデータを集めるために、ある程度の時間が必要となるためです。
  • 使用者数が少ない車輌におけるレーティング計算: システムは、使用者数が少ない車輌に対しては、類似の車輌 (レプリカ車輌や、技術パラメーターが等しい車輌) のデータを使用して計算します。
  • 値を平均化して公平な評価を提供: 平均値と上位者の成績との差は、車輌によって大きく異なる場合があるため、これがこのシステムの悪用するための抜け道になるのではないか、と懸念する人が居るかも知れませんが、特別な数学的モデルを考案することで、これを防いでいます。つまり、サーバー平均戦績が芳しくない車輌において好成績を収めることで、極めて高いレーティング値を得る、ということが事実上不可能であるように、車輌レーティングのバランスを調整しています。

アカウント・レーティング

アカウント・レーティングの計算モデルを設計する上では、3 つの大きな挑戦に直面しました:

  • アカウント・レーティングに対する各車輌の重要性係数の決定。各車輌の Tier および戦闘数を考慮する必要がある。
  • Tier が異なる車輌が総合レーティングに与えるべき影響度の違いの決定。
  • 異なる車輌において素晴らしい成績を示しているプレイヤーを比較する方法を見つけ出す。

そして試行を繰り返した後、これら全てを反映することが可能な計算式に至りました:

レベル係数は、車輌 Tier に応じてその車輌のレーティングに乗算される係数です。これを乗算することで、進行度が異なるプレイヤーに対する評価や、好みの Tier が異なるプレイヤーに対する評価を公平なものにすることを図っています。

Tier 係数には、新しい車輌を研究した際や、プレミアム車輌でプレイした際のレーティング低下を最小限に抑える効果もあります。

成績係数は、複数の車輌において素晴らしい成績を示し、各車輌でのレーティングを高めたプレイヤーを選び出すために設計されています。

システムはこの係数を決定する際、参加戦闘数よりはプレイヤーの総合的な成績を考慮します。

このようにして、総合レーティングにおける上位勢は、多くの高 Tier 車輌において素晴らしい成績を示すプレイヤー、という結果となります。

重要な注意: 計算条件とゲーム開発ロジックを考慮した結果、アカウント・レーティングは、2014 年12 月 (アップデート 9.5) 以降のデータに基づいて算出する形としています。

ランキング

ランキングに対しても調整を加え、ウェブサイトとクライアント内の両方から確認できるようにしました。新しいレーティング・システムに基づき、アカウント全体の評価に基づく「実績レーティング」と、車輌毎の評価に基づく「車輌レーティング」という 2 種類のリーダーボードが用意されており、それぞれにおいて自分の成績をフレンドやクランメイトと比較することができます。

ユーザーインターフェイス (UI) を大幅に刷新し、より使いやすくしました:

  • 待望の 検索機能 を実装しました。これを利用して比較リストに特定のプレイヤーや特定のクランのメンバー全員を登録し、自分の成績と比較することができるようになっています。

 

  • 戦車事典と同様の ”車輌フィルター" 機能により、個別の車輌のレーティングを手早く確認することができるようになりました。 


  • 数ヶ月も違えば、プレイヤーの実力は変化し、戦績も異なってきます。しかし、全期間を計算対象としたレーティングでは、その変化はあまり見えてきません。そこで、期間フィルター を実装しました。対象期間を設定することで、自分やフレンドの成績変化を動的に確認することができるようになっています。


  • プレイヤーのレーティングをクリックすることで、戦績の詳細な内訳を確認できるようになりました。対象プレイヤーのプロフィール・ページにアクセスする必要はありません。レーティングでプレイヤー名をクリックすると、そのプレイヤーのプロフィールにリダイレクトされます。


  • 自分の個人実績に関する最新報告を、ランキングのホームページで確認できるようにしました。


特に勝率と撃破車輌数に関しては、戦闘 Tier が重要です。信頼性の高いデータを提供するため、システムはこれらの 2 つのパラメータによるリーダーボードを、平均 Tier 値を 6.5 以上に設定しているプレイヤーのみを対象として作成するようになりました。

新しいレーティング・システムは、ランキングを通じてご利用頂けるようになります。ぜひこれをチェックし、感想をお聞かせください。皆様のご意見を参考として改良すべきエリアを見極め、正式実装に向けてファインチューンを図っていきたいと思います!

テスト中には、パーソナル・レーティングもご利用頂けるようになります。この新たなツールのファインチューンを完了した後、従来のレーティングを廃止し、新しいシステムへと移行させて頂きます。

注意 この新しいレーティングは、XVM mod およびそのサービスと統合されています。お好みに応じ、これを利用して改良されたアルゴリズムを使用した最新データを得ることが可能です。

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