アップデート 1.0.1

1. アップデート 1.0.1 公開テスト

更新済み
注意: 公開テストにおいて、ゲームエコノミーに関する技術的なテストが行われます。これにより、フリー EXP、クレジット、ボンドの付与に問題が起こる可能性があります。ご理解ご協力に感謝いたします。[4/18 更新]

World of Tanks では、この春の初めに、このゲームの歴史の中でも最も重要なアップデートを実装しました。今回は、アップデート 1.0.1 の最初の公開テストを開始します。これは最近のヴィジュアル刷新を足場とし、待望の「プロヴィンス (Province)」マップの復活など、様々な新コンテンツが含まれています。それでは、詳細なオーバービューをご紹介しましょう!

イタリア車輌

イタリアはちょっと変わった国家です。「自動再装填」メカニズムを備えた高 Tier イタリア車輌は、伝統的なゲームプレイに独特のひねりを加えます。この自動再装填を使いこなすのは難しいのですが、その効果的な活用方法を身につけることができれば、きっと報われることでしょう。

アップデート 1.0.1 では、11 両の軽戦車・中戦車が登場予定であり、3 つの主要カテゴリに分けられます:

  • 低 Tier: イタリアにおける戦車製造の「巣立ち」の時代であり、外国製の成功した設計を真似ることが主体で、独自研究には消極的でした。イタリアの典型的な低 Tier 戦車は、多様な口径の主砲を搭載した軽装甲車輌となっています。
  • 中 Tier: 「追い上げ」の時代です。実戦経験により装甲戦闘車輌開発へのアプローチが見直され、戦車製造の最先端に追い付くことを目指していました。装甲が増厚され、主砲の口径と火力が向上しました。

興味深い事実: イタリアでは重戦車を開発することを目指していましたが、その結果誕生したのは、他の国々の中戦車に対抗可能な中戦車でした。
  • 高 Tier: 「戦後」の時代です。「西側」の技術の影響を強く受けて開発された後期のイタリア戦車は、高い機動性と、極めて優秀な砲俯角を誇る素晴しい主砲を併せ持つものとなりました。そして自動再装填メカニズムを備え、装甲は極めて脆弱でした。
  • Tier I
  • Tier II
  • Tier III
  • Tier IV
  • Tier V
  • Tier VI
  • Tier VII
  • Tier VIII
  • Tier IX
  • Tier X

Fiat 3000

M14/41

L6/40

M15/42

P26/40

P.43

P.43 bis

P.43 ter

P.44 Pantera

Prototipo Standard B

Progetto M40 mod 65

自動再装填の仕様

自動再装填砲を自動装填モードで使用した場合には、2 秒に 1 発の射撃が可能であり、状況に応じて伝統的な手動装填と同様の運用も可能となっています。

この自動再装填砲の場合、自動装填砲とは異なり、最大 3 発を装填可能な弾倉内の残弾数に応じて、弾倉内への 1 発あたりの装填時間が異なっています。Progetto M35 mod 46 の場合は、弾倉が空の状態で 1 発目を装填する場合は 12 秒、2 発目は 9 秒、3 発目は 8 秒を要しますし、他の高 Tier 中戦車もこれと類似しています。これらの値は、搭乗員の訓練、装填棒、改良型換気装置によって短縮することが可能です。

プロヴィンス (Province) の復活

イタリア車輌は、あらゆる戦線で前進します! そして今回は、最も論争の種となってきたマップのひとつである「プロヴィンス」の衝撃的な復活を伴っています。とてもダイナミックな戦闘が展開されるこのコンパクトなマップに関しては、誰もが強い意見を持っていました。Tier I–III 限定のこのマップは、新規プレイヤーにとって最適な射撃場となるべく開発されたマップだったのですが、しかし実際のところはそうはならず、熟練タンカーが鴨を求めてやって来る場となってしまっていたのです。

そして最終的にはこのマップをローテーションから削除することになりましたが、ついに、長い見直しプロセスを経て、プロヴィンスを復活させる準備が整ったのです。

まず、プロヴィンスを 600x600 m というコンパクトなサイズから 850x850 m に拡張しました。そしてその結果として、Tier X に至るまでのあらゆる車輌に適したマップに生まれ変わっています。刷新版のデザインは速い展開を促すものとなっており、自陣側のスロープを維持し続けるだけではもはや勝利には繋がらず、敵のスロープを攻撃する必要があるのです。こちらが前進を試みない場合には、敵の前進を許し、間違いなく危機に陥ることでしょう。攻撃を成功させることは極めてチャレンジングですが、要所に到達することができれば、敵の防衛線を実力で突破できるはずです。

このマップの環境的な特徴としては、従来通りにコンスタントな偵察・観測と長距離砲戦の場となるように努めました。刷新版のプロヴィンスは、この特徴に加え、ダイナミクスが向上しており、多様な行動や戦術的トリックを可能としています。

私たちが目指したことは、プロヴィンスのデザイン上の欠陥を修正しつつ、その長所を強調することでした。さらなる改良の参考とさせて頂くため、ぜひフィードバックをお寄せください。激戦に参加し、意見を共有して頂ければ幸いです!

プレミアム砲弾 & 消耗品の購入をクレジット限定に

プレミアム砲弾と消耗品は、要検討点の中でも最も熱い議題のひとつであり続けて来ました。そして来たる公開テストにおいては、メカニズム全体に対する重要な見直しに向けた第一歩を踏み出します。

アップデート 1.0.1 においては、プレミアム砲弾および消耗品をゴールドで購入するオプションを無効化することを予定しています。そして、ゴールドで購入された砲弾が消費され尽くすまでには若干の時間を要するため、これはまだ第一歩に過ぎません。「砲弾のエコノミー」が落ち着くのを待ってから、バランスの再調整を進めて行くつもりです。

バランスの再調整に関しては、今後のテストの中で、複数のモデルを試す予定です。その上で、コミュニティと開発チームがどのモデルを「最適」と判断するかを見極めたいと思いますので、今後のニュースにご注目ください。

フロントライン・モード再び 

サンドボックス・サーバーでは昨年、他の様々な要素に加えて、30 vs 30 のフロントライン・モードのテストが行なわれました。このモードがもうすぐ再登場します。それも、今回は正式版サーバーで、巨大な HD マップで支配権を争う攻撃/防衛戦が楽しめるようになるのです。

注意!このモードは常時提供ではなく、時折登場する形となります。

ゲームプレイの基本

  • 車輌: Tier VIII 車輌
  • チーム: 各チーム 30 名であり、小隊は最大 5 名編成
  • 役割: 一方のチームが防衛側、もう一方のチームが攻撃側
  • 勝利条件: 攻撃側は、防衛戦線を突破し、トーチカを 5 基中 3 基撃破する必要があります (詳細は後述)。防衛側は、防御を固め、トーチカを 5 基中 3 基守り抜く必要があります。

私たちは、フロントラインの最初のテストの際に皆さまから頂いたご提案を参考としてこのモードを見直し、戦場を HD 化し、車輌リストからエコノミーに至までの主要なゲームプレイ要素の調整を重ねてきました。

Tier VIII 車輌: Tier X のエコノミーとその制約を懸念する声が大きかったことから、フロントラインを Tier VIII 車輌専用に改めました。

新たな消耗品::

  • 煙幕 (Smoke screen): 煙幕を展開して車輌を隠蔽することができます
  • 士気高揚 (Morale boost): その車輌および周囲の車輌について、搭乗員の職能レベルを高めます
  • 工兵 (Engineering crew): 陣地の占領時間を短縮し、陣地占領阻止の効果を高め、敵が占領を試みている陣地の境界線内に配置することで陣地の占領を停止させることができます。

オーヴァータイム: 激戦の最中において戦闘タイマーが邪魔になるケースが頻発していました。そこで、時間が決定的な要素にならないように、オーヴァータイムという要素を導入します。これにより、攻撃側チームが敵のセクターを占領中に戦闘タイマーの期限を迎えた場合には、そのセクターにおける攻防戦の決着が付くまでは戦闘が継続されます。

レベルデザインの改良: 多様なゲームプレイを促すべく、マップ上の地形、オブジェクトおよびその配置を大幅に見直しました。

セクター占領メカニズム: 占領した Tier I セクターが少ないほど、Tier II セクターの占領が難しくなるようにしました。

2. フロントラインを形成せよ

更新済み

World of Tanks では、1.0.1 公開テストの第 1 段階を終えましたが、これには生まれ変わった「フロントライン」モードのテストも含まれていました。そして公開テストの第 2 段階においては、「フロントラインは、然るべきメカニズムを全て備えた期間限定のゲーム内イベントとして開催すればさらにエキサイティングになるはずだ」という前提の下で、アプローチに変更を加えることを決断しました。

(このモードや計画された変更点についてまだ知らない場合は、こちらの記事 をご参照ください。)

次のアップデートの一部として登場予定の「フロントライン: Road to Glory」イベントでは、1.0.1 公開テスト 2 でテストが行なわれる刷新版のゲームメカニズムを用いる予定です。

それでは、詳しくご紹介しましょう。

スケジュールと車輌

「Road to Glory」は 1.01 のリリース後間もなく開始予定であり、数週間限定のイベントとして登場します。そして、公開テストでテスト中のバージョンと同様に、正式版も Tier VIII 車輌限定となります。

コア・メカニズム

このイベントでは、戦いを通じてレベルを上げていくことが可能です。レベルは 30 段階あり、レベルが上がる毎に価値ある褒賞が付与されます。その仕組みをご紹介しましょう。

各戦後、各プレイヤーに現実と同様の階級が与えられます。これは上等兵から大将までであり、与えられる階級は、各プレイヤーの戦績と貢献に応じて決まります。

階級毎に規定の名声ポイントが付与され、名声ポイントが貯まると新しいレベルが自動的にアンロックされます。

新しいレベルに到達した際にはサプライポイントが付与され、これは戦闘用の消耗品をアンロックしたりアップグレードしたりするために使用できます。併せて、追加の褒賞も付与されますが、高レベルほど良い褒賞が得られます。

第 2 の軍務

改めて再体験したい場合には、進行状況を完全にリセットすることが可能な特別オプション「プレステージ」を利用可能であり、これによって最初からやり直し、同じ褒賞を再び得ることができます。

さらには、このオプションを利用した場合には、特別褒賞としてボンズが付与されます。そしてこのボンズの額は、再挑戦を繰り返す毎に増加するのです。

この「プレステージ」オプションは、4 週間のイベント中に 3 回まで利用可能ですので、3 倍の褒賞を獲得できることになります。

戦車隊への追加車輌

テストにおいてはガレージには通常の車輌しか用意されていませんでしたが、正式版の「フロントライン」においては、このイベント専用のレンタル Tier VIII 車輌が 2 両用意されます。

「フロントライン: Road to Glory」には、チャレンジングでエキサイティングなイベントになることができるポテンシャルがありますが、そのためには、ある程度のバランス調整およびゲームプレイ調整を必要としています。現段階における褒賞の一覧と値、ならびに現段階におけるメカニズムは最終的なものではなく、プレイヤーの皆さまからのフィードバックや統計情報に基づいてファインチューンを加えていきます。

開発状況については随時紹介し、重要な細部を共有させて頂きますが、今は、ぜひ 1.01 のテストにご参加頂ければ幸いです。

戦場でお待ちしています!

 

3. イタリア戦車に備えましょう!

更新済み

昨年後半に、2018 年にはポーランドとイタリアを実装する、ということを告知しました。そしてこの 01 月に実施された Progetto M35 mod 46 のスーパーテストにより、この新国家の技術ツリーは、地中海のメカニズムが数多く盛り込まれたものになるであろう、ということが明らかになったのです。Progetto の兄弟についてもスーパーテストに登場しつつありますので、ここでこれらの新車輌について簡単にご紹介しておきましょう。

注: 1.0 以後の初のアップデートでは、11 種類のイタリア中戦車が実装される予定です。Tier I–VII は、この国家の戦車製造の歴史を辿るものであり、低 Tier においてイタリア初期の戦車から始まり、中・高 Tier では二次大戦後の車輌に至ります。ですが何と言っても目玉なのは Tier VIII–X 車輌であり、これらの車輌には、自動装填システムと通常方式の装填システムのハイブリッド型の、新たな砲システムが実装されているのです。回転弾倉式の一種であるこのイタリア式の砲システムは「自動再装填 (autoreloader)」と呼ばれており、弾倉がまだ空ではない場合であっても、弾倉に追加の砲弾を自動的に再装填することが可能です。

歴史的スポットライト

この新たな中戦車ブランチでは、気弱な初期、追い上げ期、そして西側指向の戦後という、イタリアの戦車設計における 3 つの時期をカバーしています。

  • 気弱な初期: 当時、戦車の設計において先行していたのはフランスでした。イタリアの戦車は、フランスの設計から着想を得、あるいは露骨にコピーすることから始まりましたが、やがて独自のアイデアを試すようになりました。装甲が薄く、多種多様な口径の主砲を用いていたことが特徴的でした。
  • 追い上げ期: 戦車製造において最先端を行く国々に追い付くことを目指していたこの時期には、火力と装甲の強化が図られました。当初は重戦車の開発を目指していたものの、実際に生産に至ったのは中戦車でした。
  • 西側指向の戦後: 今や重要なのは機動性、素晴しい火力、良好な砲俯角であり、装甲は必要最小限になっていました。時代は変わったものです…

Tier I–VII オーバービュー

まずは Tier II において M14 / 41 と L6 / 40 に選択肢が分かれていることに気付くことでしょう。ゲーム内での特性は類似していますが、どちらもイタリアの装甲戦闘車輌の歴史において極めて重要な車輌と言えます。従って、両方の車輌を使用できるようにすることで、これらの車輌に対して敬意を示すことにしました。本車は速力の点では平凡ですが、堅実な 47 mm 砲により存在感を示すことができます。L6 / 40 は、この Tier としては素晴しい速力を備えており、20 mm 機銃を搭載しています。これらの量産デュオおよびその兄弟の詳細を確認し、イタリアツリーの開発に備えましょう!

 
  • Tier I
  • Tier II
  • Tier III
  • Tier IV
  • Tier V
  • Tier VI
  • Tier VII

Fiat 3000

M14/41

L6/40

M15/42

P26/40

P.43

P.43 bis

P.43 ter


Tier VIII 以降 – 自動再装填

高 Tier イタリア戦車は新たな装填メカニズムを備えており、通常の単発装填式の車輌と同様に運用することも、弾倉式自動装填車輌として使用することも可能です。基本的には、この装填メカニズムは弾倉式と単発式の組み合わせであり、射撃直後に弾倉への追加砲弾の装填が開始されます。弾倉への追加砲弾 1 発あたりの装填所要時間は、弾倉内の残弾数が多いほどに短く、弾倉が空の場合に最長となります。追加砲弾の装填完了前に射撃した場合には、追加砲弾の装填がリセットされ、やり直しとなります。

「では、どのように活用すれば良いのでしょう…?」ヒントは単純であり、戦闘の状況を分析し、状況に応じて弾倉を活用すべきなのです。その後に装填時間が確保できるのであれば、弾倉内の全弾を撃ち尽くすのも良いでしょう。それ以外の場合は、原則として 1 発ずつの射撃で敵の HP を削り、敵の HP が残り少なくなったら、連射により仕留めましょう。このように運用すれば、持続的な射撃が可能ですし、敵がこちらの装填状況を把握することも困難です。加えて、弾倉の再装填の管理について悩む必要がありません。1 発撃つ毎に常に再装填が開始されます。では、自動再装填の基本を把握して頂きましたので、次はこのシステムを搭載する各車輌について詳しく見ていきましょう。

Tier VIII – P.44 Pantera

このブランチにおいて待望の自動再装填式の弾倉を初めて備える車輌が、この Tier VIII P.44 Pantera (パンテーラ、豹という意味) です。

この Pantera は、二次大戦中に開発されていたとあるプロジェクトにおいて考案された型のひとつですが、この中戦車の開発は、予備設計の段階に留まっており、その先に進められることはありませんでした。

長砲身の 90 mm 砲を搭載しており、良好な砲俯角と機動性を備えているため、有利な地点を確保して戦うことが可能です。新メカニズムのおかげで中・近距離戦を得意としていますが、長距離戦については注意が必要となっています。

Tier IX – Prototipo Standard B

イタリアが 1958 年から参加した「標準戦車計画」によって開発された試作車輌のひとつです。この計画は、Ingeniuerbüro Warn-eke、ラインシュタール・ハノマーグ、ヘンシェルおよびラインメタルの各社の共同により進められていましたが、この計画で製造された車輌はわずか 2 種類に留まりました。そして、広範なテストの結果としてグループ “A” の試作車輌が選ばれ、開発が続けられた後、Leopard 1 (レオパルト 1) として広く知られる車輌として完成に至りました。

本車は、イタリアツリーとしては初の二次大戦後の戦車であり、そのサイズとシルエットは、ドイツの試作型 Leopard に極めてよく似ています。そして Pantera と同様、この Prototipo にもまた新メカニズムが実装されています。105 mm 砲を搭載しており、砲俯角も類似していますので、Tier X Progetto の直接的な門下であると言えます。従って、本車で戦術を磨いておけば、Tier X の野獣をアンロックした際に役立つことでしょう。

Pantera と同様、本車もまた中・近距離戦を得意としていますが、Leopard の系譜であるゆえに装甲が脆弱ですので、その点には注意する必要があります。

Tier X – Progetto M40 mod 65

1969 年にイタリアの軍事代表団がドイツを訪問し、Leopard 戦車の購入について議論を重ねましたが、代表団の全員が外国製の戦車を導入することに同意していたわけではありませんでした。そこでイタリアの軍および製造企業は、独自の基本的な要求をまとめました。それは、素晴しい砲俯角、鋳造の砲塔と防盾、そして強力な三菱製エンジンというものであり、その結果として小型軽量で高機動ながら防御力にも優れた戦車が実現できるはずでした。

その設計段階においては、イギリスおよびソ連の技術が考慮されました。そして設計図の作成が進められたものの、試作には至っていません。

未来的なフォームで、より高性能の主砲を備え、新メカニズムが実装されているこの Progetto M40 mod. 65 は、このブランチの先行車輌ならびにイタリアのプレミアム車輌で学んできたスキルをフルに活かすことが可能な車輌です。良好な砲俯角と機動性は、戦場において有利な地点を確保する上で役立つことでしょう。Tier VIII および IX の車輌と同様に、本車もまた中・近距離戦を得意としていますが、装甲はあまり頼りになりませんのでご注意ください。

このように、これらの高 Tier 戦車はプレイスタイルが一貫しており、上位車輌へのスムーズな移行が可能です。すなわち、Tier VIII で磨いた技術が、Tier X でも役立つのです。

4. イタリアTier VIII–X 車輌の詳細

更新済み

今の最重要項目といえば、間もなく登場するイタリア技術ツリーです。皆さまのフィードバックや公開テストを参考にしてファインチューンされた全 11 両が、5 月 3 日に正式実装されます。低 Tier はコンパクトで軽装甲・高機動の軽戦車であり、中 Tier は火力と防御力が向上した中戦車であり、Tier VIII 以降の高 Tier は戦後の設計となっています。標準戦車計画において開発された試作車輌のひとつに由来するこれらの車輌には、自動再装填砲が採用されており、本質的に薄い装甲を、良好な機動性、素晴しい砲俯角、優れた射撃速度によって補う、という方向性で開発されています。

コンテンツは、より幅が広いブラウザウィンドウに最適化されています。

皆さまは必ずしもこの国家の戦車開発史の大ファンではないかも知れませんが、高 Tier イタリア戦車に遭遇した場合 (そしてそれを熟練プレイヤーが操っていた場合) には、ガレージに送り返されてしまう可能性が高いかも知れません。加えて、新国家と射撃メカニズムを同時にご紹介する機会は、さほど多いわけではありません。ですので、地中海からやってきた新国家の車輌とどう戦うべきかに関するこの記事を、ピザでも食べながらじっくりお読み頂ければ幸いです。

P.44 Pantera (パンテーラ)

この Tier VIII P.44 Pantera は、自動再装填砲を搭載した初めての車輌です。本車のゲームプレイは、基本的には、中・近距離において良好な砲俯角と速射性が高く高精度な主砲を活かして敵を狙い撃つ、という形になります。

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主要特性
 
 
 
 
P.44 PANTERA
VIII
HP
1,400 HP
平均ダメージ
240/240/320 HP
最大速度 / 後退速度
60/20 km/h
* 自動再装填砲
搭乗員
車長 (無線手) / 装填手 / 砲手 / 操縦手
主砲
平均ダメージ
240/240/320 HP
平均貫通力
212/259/45 mm
100 m での着弾分布
0.33 m
照準速度
2.1 秒
弾倉 1 個あたりの装弾数
3 個
単発自動再装填時間
11/10/8 秒
主砲俯/仰角
-8°/+20°
砲塔
砲塔旋回速度
32 度/秒
通信範囲
710 m
砲塔装甲
120/60/60 mm
視認範囲
380 m
車体
HP
1,400 HP
最大積載量
48 t
車体装甲
80/50/50 mm
総弾数
60 個
機動性
エンジン出力
1,000 馬力
出力重量比
22.22 馬力/t
旋回速度
54 度/秒
最大速度 / 後退速度
60/20 km/h

戦闘での役割: 狙撃、中・近距離

有用ヒント:

  • 遮蔽物の付近で戦おう: この Pantera は、装甲の面においては P.43 bis に似ており、敵弾が容易に貫通してしまいます。
  • 火力と視認範囲を強化しよう: 装填棒やその他のパーク、拡張パーツ、消耗品で分間ダメージ (DPM) を強化し、長砲身 90 mm 砲の能力を最大限に活かしましょう。
  • 1 発 1 発を的確に撃ち込もう: 弾倉内の全弾を撃ち尽くすのは、そうすることが効果的である場合のみに留めましょう。恐るべき敵の目前で再装填のために撃てなくなってしまう、という状況は避けるべきです。
  • 自動装填モードを多用しすぎないようにしよう: 2 発目、3 発目は、敵の履帯を切ることを狙う場合のみに使用しましょう。

Prototipo Standard B (標準戦車 B 試作型)

Pantera は、1 発 1 発を的確に撃ち込む術を教えてくれる車輌でしたが、この Tier IX Prototipo は、その技術をさらに磨いてくれる車輌です。粘着榴弾 (HESH) を使用可能であるため、第 2 線から軽装甲車輌に痛打を与えることが可能です。ただし欠点として、装填時間が長く、装甲は不充分です。

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主要特性
 
 
 
 
PROTOTIPO STANDARD B
IX
HP
1,700 HP
平均ダメージ
360/360/440 HP
最大速度 / 後退速度
65/23 km/h
* 自動再装填砲
搭乗員
車長 (無線手) / 装填手 / 砲手 / 操縦手
主砲
平均ダメージ
360/360/440 HP
平均貫通力
268/330/105 mm
100 m での着弾分布
0.35 m
照準速度
2.3 秒
弾倉 1 個あたりの装弾数
3 個
単発自動再装填時間
15/13/11 秒
主砲俯/仰角
-10°/+20°
砲塔
砲塔旋回速度
34 度/秒
通信範囲
745 m
砲塔装甲
60/55/55 mm
視認範囲
390 m
車体
HP
1,700 HP
最大積載量
39 t
車体装甲
50/25/15 mm
総弾数
60 個
機動性
エンジン出力
750 馬力
出力重量比
21.75 馬力/t
旋回速度
54 度/秒
最大速度 / 後退速度
65/23 km/h

戦闘での役割: 第 2 線からの支援用の中戦車

有用ヒント:

  • 動き回ろう: Prototipo の射撃精度は低めですので、遠距離射撃には不向きです。敵車輌に接近してダメージを与えた後、安全に退避しましょう。
  • 弾倉を状況に応じて活用しよう: 装填時間は 3.25 秒です。戦況を分析した上で、単発モードで運用するか自動装填モードで運用するかを切り替えましょう。弾倉内の全弾を撃ち尽くすのは、その後に再装填の時間を確保できる場合のみにすべきです。単発モードで運用しつつ敵を追い詰めた後、自動装填モードで連射を加えて仕留めるのです。
  • 安全な位置取りを心掛けよう: 本車の装甲は不充分であるため、敵から優先的に狙われます。
  • 長所を強化しよう: Pantera と同様に、装填棒やその他のパーク、拡張パーツ、消耗品で分間ダメージ (DPM) を強化しましょう。

Progetto M40 mod. 65 (40 トン級戦車 1965 年型計画案)

イタリア・ラインの頂点に君臨する本車は、Tier VIII および IX の同僚とは異なり、単発モードで運用した場合よりも、2-3 発の連射において真価を発揮します。本車は、イタリアの特長である素晴しい砲俯角と機動性、イタリアのトレードマークである自動再装填砲を受け継いでおり、そして弾倉には最大 4 発を装填可能なのです。 

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主要特性
 
 
 
 
PROGETTO M40 MOD. 65
X
HP
1,900 HP
平均ダメージ
360/360/440 HP
最大速度 / 後退速度
65/23 km/h
* 自動再装填砲
搭乗員
車長 (無線手) / 装填手 / 砲手 / 操縦手
主砲
平均ダメージ
360/360/440 HP
平均貫通力
268/330/105 mm
100 m での着弾分布
0.33 m
照準速度
2.1 秒
弾倉 1 個あたりの装弾数
4 個
単発自動再装填時間
16/14/12/10 秒
主砲俯/仰角
-9°/+20°
砲塔
砲塔旋回速度
36 度/秒
通信範囲
750 m
砲塔装甲
120/40/30 mm
視認範囲
400 m
車体
HP
1,900 HP
最大積載量
43 t
車体装甲
50/40/25 mm
総弾数
60 個
機動性
エンジン出力
750 馬力
出力重量比
18.75 馬力/t
旋回速度
54 度/秒
最大速度 / 後退速度
65/23 km/h

戦闘での役割: 主として第 2 線、時には第 3 線からの支援用中戦車

ハイライト:

  • 射撃精度: 0.34 という高い精度を備えており、Progetto よりも汎用性が優れています。第 2 線から効果的に支援することが可能であり、第 3 線からであっても (有効性はずっと落ちますが) 実用になります。
  • 弾倉の合計ダメージ: 1440 です。戦闘中盤に敵の注意 (と HP) が削がれるまで待ち、その上で弾倉内の全弾を撃ち尽くして仕留めましょう。
  • 粘着榴弾 (HESH): HESH 弾を 6-9 発程度装填しておけば、軽装甲の敵と遭遇した場合に重宝します。

有用ヒント:

  • 戦術を調整しよう: 戦闘序盤においては単発モードで戦い、敵の HP と注意力が低下した段階で弾倉の威力を見せつけましょう。
  • 古い習慣を忘れよう: 最初のチャンスにおいて弾倉内の全弾を撃ち尽くしたとしても、良い結果は望めません。戦闘の展開を観察し、敵の残 HP が充分に低い場合や、その後に配置転換する予定であるために安全な場所において充分な時間を確保できる場合のみに、弾倉内の全弾を撃ち尽くすようにしましょう。
  • 味方の集団から離れないようにしましょう: 傾斜装甲が施されているために多少の跳弾は期待できますが、それでも装甲防御力は充分であるとは言えません。位置取りを変えながら戦えば、ダメージを回避できますし、勝利にも繋がるはずです。できる限り多くの敵にダメージを与えつつ、より重装甲の味方の背後で身を守りましょう。
  • 1 対 1 での対決は避けましょう: 敵が自動装填車輌だった場合には、弾倉内の全弾を食らえば簡単に撃破されてしまいます。敵が単発装填砲だった場合には、不利なトレードを強いられます。自動再装填砲を状況に応じて使いこなし、味方と連携しながら、目標を的確に選定してダメージを与え、撃破していきましょう。
  • 砲弾の再装填時間に注意しよう: 砲弾の再装填中に射撃した場合には、再装填が中断され、最初からやり直しになります。そうすることが本当に必要であればそうすべきですが、そうではない場合には、慌てずに再装填の完了を待つべきです。

まとめ

高 Tier イタリア車輌にはそれぞれ固有の特徴がありますが、基本的なプレイスタイルは一貫しており、Tier VIII および IX で磨いたスキルを Tier X でも活かすことができます。Pantera では敵を狙撃し、Prototipo では第 2 線から味方を支援し、Progetto では恐るべき捕食者として敵を襲いましょう。これら全ての車輌に自動再装填砲が搭載されており、新たな体験をお楽しみ頂けるはずです。

5. 生まれ変わった「プロヴィンス」

更新済み

かつての「プロヴィンス (Province)」マップのことを覚えているでしょうか? そのレイアウトと出撃地点ゆえに、キャンプ行為 (消極的に敵の接近を待ち続ける行為) が効果的な戦術となってしまっていました。そこで私たちは、イタリア技術ツリーのリリースに備え、この問題の解消に取り組みました! マップサイズを拡大した上で、ゲームプレイのペースを速めるべく大幅にリデザインしたのです。刷新版のマップは Tier IV–X 車輌用となりますので、生まれ変わったこの戦場をぜひご確認頂ければ幸いです。

概要:

  • サイズ: 850x850 m
  • モード: 通常戦
  • 気候条件: 夏季
  • 車輌: Tier IV–X

主要な改良点

サイズを拡大: 刷新版の「プロヴィンス」は、Tier X 車輌にも対応可能な広さになりましたが、中央に広がる谷を挟んでの遠距離射撃戦、というトレードマーク的な要素については従来と同様です。東西の丘の距離はおよそ 560 m であり、偵察車輌による支援を得られれば反対側の丘の様子を視認可能です。

東側の丘上に至る登坂路を分岐: 南西側から出撃したチームにとって、東側の丘は恐ろしい罠でした。幸運にも曲がりくねった登坂路を登り切ることができたとしても、北西側チームに圧倒されてしまっていたのです。そこでこの登坂路を、攻撃用のものと防衛用のものの 2 つに分岐させました。南西側のチームであれば、自陣側の丘に数輌の高火力車輌を待機させた上で、若干数の味方と連携しつつ東側の丘を登ると良いでしょう。この登坂路からは、谷の部分に新たに追加された開けたエリアをクリアに見渡すことが可能です。従ってこの場所に味方が居れば、敵が谷を占拠することを防ぐことができるのです。

新たな遮蔽地点: 北東側のチームが敵陣地の占領を試みた際には、丘上の道に陣取る敵からの猛攻を受けることがよくありました。刷新版では、北東側チームは新しく追加された建造物群で身を守ることができるようになりましたので、南西側チームがこれに対抗するには、丘下に下りて接近戦を挑む必要があります。

ゲームプレイ概要

刷新版の「プロヴィンス」におけるゲームプレイは、ループのようであると言えるでしょう。各チームは、丘上に留まって自陣側を守りつつ味方を支援するグループと、谷にある蛇行する道を渡って敵陣側の丘に攻勢を仕掛けるグループに分かれる形になります。こうした場合には、敵の偵察車輌の目に晒されることになりますが、敵陣側の丘を確保し、攻撃配置を確立することができれば、このリスクは報われるはずです。ですがこのやり方は、このマップで発生するであろう多様な展開の一例に過ぎません。敵陣側の丘付近にある遮蔽地点を確保し、敵を丘下へと誘うことを試みるのもまた良い考えでしょう。または、蛇行する長い道に陣取り、接近戦に持ち込んで仕留めるのも良いでしょう。どのような戦術を採る場合であっても、ひたすらにキャンプし続ける、という展開にはならないはずです。

多くの人たちが、刷新版の「プロヴィンス」を待ちわびていたはずです! 既にプレイ可能になっていますので、今すぐにプレイし、フォーラムでの議論に加わって頂ければ幸いです。

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