現在のバージョン: 8.11
アップデート 8.11は2014年02月13日(木) にリリースされました。
概要:
新コンテンツ:
新ゲームモード: 国家戦
この新しい戦闘形式は「遭遇戦」や「強襲戦」と共にランダム戦の戦闘形成期に追加されます。このモードの一番の特徴は国家ごとにわかれたチームによる戦闘です。
特徴:
- ランダム戦を選択し「国家戦」になる確率は「遭遇戦」や「強襲戦」のものと同じです
- 「国家戦」で利用されるマップは通常戦と同じです
- この戦闘形式はすべての Tier で開放されます
- 「遭遇戦」のチームは同じ国家の車両で構成され、対戦相手は必ず自チームとは別の国家になります。(仏車チームは英、米、独、ソ車のチームと対戦することはありますが、別の仏車チームとの対戦になることはありません)
- 中国と日本の車両はこの戦闘形式から除外されます。車両の種類が不十分だからです
- 同じ国家の車両を利用することで小隊でもこのゲームモードに参加することができます(日本・中国の車両は除く)
- 「強襲戦」や「遭遇戦」と同様このゲームモードは設定で無効(参加しないよう)にできます
スーパーテスターにはテスト用の3両の車両が付与されます
- T23E3 (アメリカ、Tier VII、中戦車)
- T95E6 (アメリカ、Tier X、中戦車)
- Grosstraktor Krupp (ドイツ、Tier III、中戦車)
新マップ
- 新マップ「暴風」、1000x1000m、市街地マップ (ヨーロッパ風、冬)
- 新マップ「炎のルインベルク」を追加 – ルインベルク (雨、炎)
- 新マップ「冬のヒメルズドルフ」を追加 – 通常の「ヒメルズドルフ」の冬バージョン
バランス調整
車両の変更点
8.11 では World of Tanks の駆逐戦車全体に影響する変更を施します。多くの車両に影響する一番大きな変更は 150-152mm 砲 の 850 から 750 へのダメージ変更です。Tier X では通常 850 なのに、これらの砲を装備する車両でなぜ平均ダメージが 750 なのかという質問を多く受けました。850 ダメージの砲は Tier X 駆逐戦車と共にゲームに導入されました。当時は基本的に歓迎された変更でした。しかし、ゲームが変化す続ける中この 850 ダメージはゲームに有益でないと判断され、変更を決断しました。一部車両はダメージ低下の代わりに発射速度の向上が行われました。
上記の変更とは別に AMX 50 Foch (155)、Waffenträger auf E 100 そして Object 268 の特性に変更が実装されました。
AMX 50 Foch (155)
AMX 50 Foch (155) は上位 1200 h.p. エンジンを失い代わりに 1000 h.p. エンジンを得ます。これはこの戦車の他の特性を考えると強力すぎると考えられたからです。また HEAT 弾の装甲貫通力を微妙に減らしました。これらの変更は確定というわけではなく、8.11 でこの変更が車両性能にどのような影響を与えるかを引き続きモニターしていきます。
- Maybach HL 295 F (1200 h.p.) エンジン を Saurer (1000 h.p.) エンジンに変更
- 155 mm AC SA58 gun の AP-T T368 弾のダメージを 850 から 750 に変更
- 155 mm AC SA58 gun の HEAT T267 弾のダメージを 850 から 750 に変更
- 155 mm AC SA58 gun の装甲貫通力を 408mm から 395mm に変更
Waffenträger auf E 100
上記仏駆逐戦車と同様この変更はまだ確定ではありません。こちらの車両には砲塔旋回速度と車体旋回速度の変更、移動中の砲の照準の広がりを大きくしました。本来の方法でこの車両を利用している方にはこれらの性能変化はあまり大きな影響を与えないと思われます。それ以外のパラメーターに触れるとゲームプレイに大きく影響すると思われます。また車両のHPを 200 下げました。これらの変更はこちらの車両の「高火力、低耐久」という本来の役割についてもらうためです。
- Waffenträger auf E 100 のセンスペンションの旋回速度を 30 から 26 に変更
- 12,8 cm Kanone L/61 gun の砲塔旋回による照準拡散を 212% 増加
- 15 cm Pak L/38 gun の砲塔旋回による照準拡散を 75% 増加
- Waffenträger auf E 100 の砲塔旋回速度を 1 秒間 24° から 22°に変更
- 耐久性 200 HP 低下
T110E3
- 155 mm AT Gun T7E2 gun の装填時間を 18.3 秒 から 17 秒 に変更
- 155 mm AT Gun T7E2 gun の AP M111E1 弾のダメージを 850 から 750 に変更
- 155 mm AT Gun T7E2 gun の APCR M112E1 弾のダメージを 850 から 750 に変更
T110E4
- 155 mm AT Gun T7E2 gun の装填時間を 21 秒 から 19.5 に変更
- 155 mm AT Gun T7E2 gun の AP M111E1 弾のダメージを 850 から 750 に変更
- 155 mm AT Gun T7E2 gun の APCR M112E1 弾のダメージを 850 から 750 に変更
Object 268
The Object 268 は旋回性能と後進速度を失いました。今回変更が行われる他の車輌と同じく、この駆逐戦車の特性を考えると一部のパラメーターが高く設定されすぎていると考えられました。また、車体の動きによる照準の拡散を大きくしました。これは長距離の移動をした直後に正確な砲撃を行えないようにするためです。AMX 50 Foch (155) 同様、HEAT弾の装甲貫通力を減らしました。これらの変更により本来の使い方この車両を利用しているプレイヤーを不利にせずにゲームバランスを修正できると思われます。
- Object 268 のサスペンション旋回速度を 30 から 28 に変更
- 移動中の照準拡散を 11% 増加
- 旋回中の照準拡散を 11% 増加
- 最大後進速度を 18 km/h から 15 km/h に変更
- 152mm M64 gun の装填速度を 17 秒 から 16.5 秒
- 152mm M64 gun の UBK551M 弾のダメージを 850 から 750 に変更
- 152mm M64 gun の UBK551M 弾の装甲貫通力を 450 mm から 395 mm に変更
- 152mm M64 gun の UBR551M 弾のダメージを 850 から 750 に変更
全体的に見て上記の変更は一部のユーザーから求められていたようなこれらの駆逐戦車の全面的な弱体化修正にはなりません。開発者として私たちは車両の性能とプレイしやすさ、戦場での影響力そして駆逐戦車全体のゲームでの立ち位置のバランスを取るのに苦労しています。これからも 慎重に状況を観察し戦場での適切なバランスを求めていきます。
以下の車両の収益性変更
- T-34-3 の収入 10% 増加
- 112 の収入 10% 増加
- FCM 50 t の収入 5% 増加
- Lorraine 155 mle. 50 の収入 5% 増加
- G.W. Panther の収入 5% 増加
- Löwe の収入 5% 増加
- VK 20.01 (D) の収入 10% 増加
- VK 28.01 の収入 10% 増加
- VK 30.01 (D) の収入 10% 増加
- Sexton I の収入 10% 増加
- M12 の収入 3% 増加
- M6A2E1 の収入 8% 増加
- T34 の収入 5% 増加
- С-51 の収入 5% 増加
- СУ-14-1 の収入 5% 増加
- Conqueror Gun Carriage の収入 10% 減少
- Object 140 の修理費用 25% 増加
修正及び改良
マップ
- 次のマップのゲーム要素を修正: エーレンベルク、レッドシャイア、高速道路、ノースウエスト
- 次のマップのエラーや不具合を修正: ヒメルズドルフ、漁師の港、隠れ里、のどかな海岸、 ムロヴァンカ
- 「港」の完全に削除
- アップデート 8.11で、マップ「聖なる谷」をランダム戦から除外
- 「隠れ里」マップのパフォーマンス向上
- 「ヒメルズドルフ」の「遭遇戦」で陣地内の建物に入れてしまう問題を修正
- 「漁師の港」、「のどかな海岸」、「エンスク」のゲームパフォーマンスを改善
- 複数のマップで一部のエフェクトが明るすぎた問題を修正
- 複数の建物やオブジェクトのビジュアルモデルとダメージモデルの不一致を修正
- 冬マップで戦車の履帯がちらつく問題を修正
その他変更
- 次の車両の大きさの問題を修正: Type 59、T-54、WZ-120、Nashorn
- T-54 の車両モデルを改良
- 次の車両の装甲モデルを変更: AMX 50 Foch (155)、AMX 50 Foch、AMX AC mle. 48
- 一部 Tier X 駆逐戦車の性能を調整: AMX 50 Foch (155)、Т110Е4、Т110E3、Object 268、Waffenträger auf E 100
- 同様の車両と比べて収益性の低かった車両の収入を増加: Löwe、T34、112、T-34-3、FCM 50 t、M6A2E1、Sexton I、S-51、SU-14-1、M12、Lorraine 155 mle. 50、VK 28.01、VK 20.01 (D)、VK 30.01 (D)、G.W. Panther
- Object 140 の修理費用を 25% 増加
- 自走砲のマッチング戦力値(バランスウェイト)を 10% 減少
- M44 自走砲が水没しやすかった問題を修正
- 統一性のためアメリカ車両のサスペンションがダメージを受けた時にモデルを修正: T29、T32、T34、M37、M41、Chaffee、Pershing、T92、Hellcat、M4A2E4、M46 Patton、M103、T57、T110E5、T26E4、T110E4、T110E3、M44、M53/M55、T69、M60
- 次の車両のビジュアルモデルの問題を修正: Chaffee、KV-1S、Lorraine 40 t、Type 3 Chi-Nu
- M48A1 Patton 及び Conqueror 戦車の主砲モデルを修正
- WZ-120 の迷彩パターンの問題を修正
- Tier VIII 車両のマッチング時間を低下させるために 戦闘Tier12 をマッチング表から削除
- 新ゲームモード「国家戦」を追加、チームは国家ごとに分けられる (ソ連対ドイツ、アメリカ対イギリス など)
- 搭乗員のグループ操作を追加: 新車両の搭乗員を一括訓練、1クリックで車両の搭乗員を呼び戻す
- 戦闘チャットを無効にするオプションを追加 (テキストメッセージのみ無効化 – ラジオチャットのコマンドとミニマップPingは表示のまま)
- 戦闘チャットの履歴を見るオプションを追加
- イギリス搭乗員に新ボイスを追加
- 同士討ちをしたり味方にダメージを与えたり場合の補償及び処罰の新システムの導入
- 「水没」アイコンに似た、わかりやすい「車両火災」アイコンを追加
- 大破後のカメラ移動を無効にするオプションを追加 (自分を撃破した車両のビュー)
- 「ミッション」画面の複数の問題を修正し、改良
- ガレージの車両を右クリック時にその車両の成績を表示するメニューを追加
- 研究・戦車技術ツリーで選択している車両をガレージで確認するボタンを追加
- 画面左下に表示される「炎」のアイコンをクリックすることで手動消火器を利用する機能を追加
- 大破後の観戦モードで右クリックするとまずは小隊メンバーから表示されるように変更
- 標準の「装填中」のメッセージに装填時間を追加
- 新しいマーカーと指標を照準レティクル設定に追加
- マスターバッジが消滅する問題を修正
- チーム・バトルのボイスチャットを修正
- チーム・バトルインタフェースの一部問題を修正
- 特定のグラフィック設定で一部日本車にズームインした時に発生する急激なパフォーマンス低下を修正
- 迷彩の動作を変更: ゴールドで購入した迷彩は保存され、再装着が可能に変更
- 新しい戦功章を追加: 「大口径」 (戦闘中の最大与ダメージを記録する) と「タンカー・スナイパー」 (戦闘中 300 メートル以上の距離からの最大与ダメージを記録する)
- 勲章「スナイパー」は「特別勲章」カテゴリーに移動し、「スナイパー」を新しく取得ができないよう変更(既に獲得したスナイパー勲章の数は確認可能)
- チーム・バトルに新しい勲章を追加: 「戦の天才」 (100回の勝利戦闘で最大経験値を獲得する)、「鉄拳」 (自チームの損害1両以下で敵チームを撃破する)、「戦術的躍進」 (ランダムで形成されたチームで3連勝する)、「丘の王」 (戦車又は駆逐戦車で唯一の生存者両になる)、「羊達の中の狼」 (100回の勝利戦闘で戦闘中の最大与ダメージを記録する)
- 一部勲章の説明文を修正
- 既にマスターバッジを取得している車両でも条件を満たすとマスターバッジが表示されるように修正
- モーションブラー効果のパフォーマンスを最適
- 個人記録にパフォーマンスに影響するレートの表示を追加
- 跳弾の視覚効果を変更
- 「ラシェイニャイ英雄勲章」を変更
- 各国家の名鑑章を修正
- リプレイ保存に関わる複数の問題を修正
- 一部リプレイ再生の問題を修正
- 後進時の速度表示を修正
- 異なる解像度やアスペクト比の表示設定のフィールドを変更
- セッション間での迷彩パターンの保存を追加
- UI の効果音に関する問題を修正
- 戦闘終了時のカメラ位置記憶が正常に機能していない問題を修正
- 木が倒れる音を変更
- 「勇敢な抵抗」の対象リストに「ナイディン勲章」を追加
- プリセットのグラフィック設定を選択すると発生した問題を修正