アップデート 9.17.1: 戦闘 UI の改良

戦車長の皆さん!

詳細ダメージログおよびその他の UI 改良 導入後、戦闘 UI をさらに有用なものにしていく過程で、最も望まれている要望とは何かを把握し、次にやるべきことを見定めるべく、皆様からのフィードバックを検討致しました。そして開発を継続し、アップデート 9.17.1 では、射撃方向インジケータへの調整や、被ダメージに関する完全なリアルタイム報告など、様々な改良および追加機能を導入します。

これらの変更の主な目的は、刻々と変化し続ける戦況を評価し、素早く戦術を調整する、ということをやりやすくすることです。

それでは、個々の追加機能や改良点の詳細を紹介させて頂きます。

被ダメージ

9.17.1 からは、自車輌が被ったダメージに関する報告が、自車輌が敵車輌に与えたダメージに関する報告と同様に詳細なものになります。戦闘ログに、次の情報が表示されるようになります (標準では戦闘 HUD の左下に配置されていますが、お好みに応じて設定パネルで設定を変更することで、戦闘 HUD の上部、味方チームリストの右側へと移すことも可能です):

  • 被ダメージ
  • 重大な損害
  • 自車輌を攻撃した車輌 (車輌のタイプと名称)
  • 使用された弾種 (命中、重大な損害および装甲で阻んだ際について、プレミアム砲弾は色分けでハイライト表示されます)
注: 味方から被ったダメージまたは重大な損害も、この詳細ログに表示されるようになりますが、メッセージ文およびリボンカラーは、味方から被ったダメージについても敵から被ったダメージであっても同じです。

次いで、リボンに関する変更点一覧をご確認ください。次の各情報を示すための特別リボンを追加します:

  • 被ダメージ量
  • 重大な損害数
  • ダメージ原因 (射撃、火災、体当たりまたは墜落)
  • 自車輌を攻撃した車輌のタイプと名称

注: あまりにも多くのメッセージが表示されてしまうことを避けるため、機関砲に関するリボンと詳細ログには、1 回の連続射撃における合計ダメージ量のみが表示されるようになります。

 

最後に、リボンのフォントは World of Tanks のスタイルにより合うように調整され、ダイナミック・ダメージインジケータのスタイルおよび表示時間は、読みやすく、かつデータが増えすぎて邪魔にならないように調整されます。

ダイナミック・ダメージインジケータ

9.17.1 では、インジケータの幅が、被った/阻んだダメージ量に応じて変化するようになります。ダメージ量と自車輌の合計 HP との比率に基づき、3 種類に分けて表示されます:

  • (合計 HP の 1–10%)
  • (合計 HP の 11–30%)
  • (合計 HP の 30%+)

ですが、このことを暗記しておく必要はありません。設定ウィンドウの特別ツールチップにこの情報を掲載しますので、必要に応じていつでもご確認頂けます。

なお、標準では、ダイナミック・ダメージインジケータは OFF になっています。お好みに応じて設定で有効化してください。

与ダメージ

必要に応じて個々の事象を複数のリボンで表示し、詳細を把握できるようにします。例えば、1 発で、または短時間での 2 連発で 2 両に対してダメージを与えた場合、現在は合計ダメージを示す 1 つのリボンのみが表示されますが、今後は車輌別に複数のリボンが表示されるようになります。

また、有用ではないリボンに関しては削除します。例えば、敵車輌を撃破した際であれば、その際に与えた重大な損害に関する情報は不要であるはずです。素早く次の行動に移ためにも、撃破したという情報さえ把握できれば充分でしょう。

設定

設定パネルで、戦闘 UI を好みに合わせて最適化することができます

  • 自分が戦闘中に最も必要とする情報を有効化した上で、その他のブロックは無効化することが可能
  • 被ダメージ、重大な損害、阻んだダメージに関する情報は、完全に OFF にすることが可能
  • 詳細ログを、戦闘 HUD の上部、味方チームリストの右側へと移動可能 (なお、画面解像度が低い場合には非推奨)

これらの変更により、新参プレイヤーにとっても熟練プレイヤーにとってもより良いゲーム体験が得られるようにすることを目指しました。戦場における判断に関わる情報を把握しやすくし、チャンスを逃さないようにすることで、戦闘における貢献度を最大限に高めることができます。もしこの記事で言及されていない点に関して質問や問題、提案がございましたら、ぜひフォーラムでフィードバックを共有して頂ければ幸いです。

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